漬け物、鍋物、煮物，あえ物何にでも使える白菜は、これからの季節に欠かせません。水気の多い野菜ですので、煮物にするときは、味を濃いめにします。炒める時は、強火で一気に仕上げ水っぽくならないようにします。サラダにする時は、真中辺りの葉が柔らかです。アメリカでも“白菜サラダ”がレストランのメニューにあるそうです。ゆでる時は少量の水で、ふたをし蒸し煮にします。柔らかくなったらザルにあけ、塩少々をふり冷やします。ロール白菜などいががでしょうか。
　保存は、寒い時には新聞紙でくるみ冷暗所に立てておきます。今時分でしたら、ポリ袋に入れて冷蔵庫の方がよいかも知れません。寝かせて保存しますと、葉が傷みやすいです。新聞紙は、常に乾いたのもにしておくとベターです。カットしたものは、ラップ等に包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。カット後も中心部は、成長しますので長く置くと中心部は盛り上がってきます。

　出盛りなので続きますが、来週は、もう食べられないでしょうと田中さんは言っております。サラダで召し上がって頂けましたでしょうか。おひたしで召し上がった方もいらっしゃるみたいです。

　洗って塩ゆでして、皮をむきながら食べます。私は、ゆでたのに醤油を浸けて食べるのが子どものころから好きです。八ツ頭の小芋で、あまり出回っていません。結構値の張るものです。

　サラダで食べられるほうれん草です。ただ、雨がこのところ降っていませんので、乾いて葉が厚くなっています。バター炒めなどにした方が美味しいかもしれません。
　

　明神町の田中照子さんへ。私がお宅へ初めて伺いました時は、お連れ合いさんが対応してくださいました。「やさい畑」の確か注文書控えだったかと記憶していますが、それをFAX用紙にコピーなさって考えておくから（やさい畑の会員になることを）とおっしゃってくださいました。磯沼さんの２層になったヨーグルトに感激してくださいました。

　あまりの突然のおたよりに呆然としてしまいました。９月末にご病気でお亡くなりになったそうで。紙面を借りまして心からご冥福をお祈りいたします。お二人で相談しながら「やさい畑」の注文をなさっていたそうで、ありがとうございます。

　今はお一人で書き込んでいらっしゃるそうですが、「主人の分も元気で長生きするために、やさい畑のものを食べ続けるという結論を出した」と、言ってくださいました。読んでいて胸が熱くなりました。ご期待に添えることができますよう精一杯努力したいと思います。

　椚田町の工藤さんは、以前に「おたより」にこう書いてくださいました。「やさい畑」のメンバーは、同じ釜の飯ならぬ同じ野菜を食べている仲間、なぜか他人とは思えません。　田中さんにこの工藤さんの言葉を送ります。