|
1997年9月04日(金) 福富りえ子 個人宅配システムやさい畑 住所:東京都八王子市東浅川町553 TEL: 0426-68-3501, 030-218-6601 E-mail:yasai@din.or.jp Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/y_f.htm |
|
本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
南平の山崎 好子さんから−「ピーマンから平和を思う」 「私が育ち盛りの頃は、戦争が真最中で、中身のない空洞の野菜は、お目にかかれませんでした。」 何故か 「それは、お腹がふくれないからです。つまり空腹の足しにならなかったのです。その代わり、カボチャのように中身がぎっしり詰まった重たい野菜ばかり、いたるところに植え付けて、垣根までカボチャのツルが伸び収穫を楽しみにしていたものです。」 「ピーマンですね。結構ですよ。これが続くということは、平和が、続くといういうことです。」 順番を替えてそのまま引用させて頂ました。 ピーマンと言うと中身のないという形容に使われ、いい意味に用いられない代名詞ですが、今後は平和と言えば、私は必ずやピーマンを思い起こすでしょう。貴重な経験を教えていただきました。 過日、八王子川口町に相模海軍工廠の疎開先跡地を調査見学にいきました。相模海軍工廠は、神奈川県寒川町にあり、海軍でただ一つの化学兵器廠で、毒ガスや焼夷弾を作っていたところです。本土決戦に向け当時の川口村にこの工場が、移転することになり、14才から18才の中学生や高等女学生が動員され工場づくりに従事させられました。 地元の高沢さんに現地を案内してもらいながら、いろいろ当時の話しを伺ったのですが、その中で、学徒たちが過酷な仕事をさせられ れ食べ物もろくに無かった話しに胸をつまされました。あまりのひもじさに畑の作物を無断で食べたこともあったようで、その時、村の人々は見て見ぬ振りをしていたとのことでした。想像を越えた辛さであったことと思います。 山崎さんのピーマンの話から、ピーマンを食べられる幸せと平和とを大事にしなくては、強く感じた次第です。 贅沢に、おしたしで召し上がってみてください。胃の中が、晴れ晴れするおいしさです。 ブルーベリーでお馴染みの野島 和之さんのお父さんの野島 恒久さんのきゅうりです。柔らかく味も深いきゅうりです。台風にやられなければ、9月一杯あります。 私のやさい畑」お届けします。 やさい畑の新しい配送車が誕生しました。どうぞよろしくお願いいたします。写真左は、アクセス1000件目に遭遇した茂野さんの奥さんで、やさい畑の茂野眞智子さんです。右は、最近の福富代表です。(1997-8-22撮影) 町で見かけたら、声をかけて下さいね。 伝言板ができました。野菜の感想など、なんでも結構ですから是非投稿して下さいね。 |