やさい通信 
1997年8月1日(金) 福富りえ子
個人宅配システムやさい畑
住所:東京都八王子市東浅川町553
TEL: 0426-68-3501, 030-218-6601
E-mail:yasai@din.or.jp
  Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/y_f.htm





本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。  
   館町の田中さん  
  伊勢原の石田さん  
  伊勢原の亀井さん  
 富士見境の大西さん 
     かぼちゃ
    おかひじき
     小松菜
   
      枝豆
    
      インゲン


八王子産が、そろいません

  別注文のトマト、きゅうり、なすを除きますと後は、ほとんど野菜がありません。かぼちゃ、葉しょうが、おかひじき、モロヘイヤ限られたものです。季節のもので八王子産と言いますと、同じものしかありません。生産者は、何人かいても、作っているものは同じなのです。
 
初沢の森さんからです。子供時代は、夏は来る日も来る日も、なす、とまと、きゅうり、ピーマンが食卓に上り、おやつもとまと、きゅうりの丸かじり、秋になれば今日も明日もサンマでした。母は、季節のものをいかに目先を変えて家族に食べさせるか苦心して、又かと言わせない意気込みがありました。
 季節のものを毎日食べるのは当たり前で、旬のものは栄養に富み、安価で健康にもよいと聞いています。理にかなっているのです。なるほどと感じるポリシーがあります。
 
 私も森さん的な子供時代でした。湘南の海で取れた小さなアジを毎日、食べた記憶があります。夏は、毎日とまと、きゅうりでした。森さんの母親のように目先を変えてくれることはなく、パターン化していました。そんなものかと別に不満もなく大人になりました。
 
 今は、家事労働を女性のみが支える時代でなくなってきています。それと食生活の多様化で、なかなか昔のようにはいかなくなっています。スーパーへ行けば全国の野菜は、おろかアメリカ産のブロッコリーまで並んでいます。アメリカ産のブロッコリーが、何故グリーン、グリーンしているのか、まったく不思議です。八王子産の朝取ったブロッコリーでも夕方には、ぽつぽつ黄色くなりかかります。その話しは、さて置きます。

 元に戻しますとスーパーへ行けば、多種多様、そのまま炒めればいいように切ってパック包装されています。安全性とかどうなのか、わかりませんが、便利で働く人には、都合の良い物かもしれません。
 そんな中「やさい畑」が、季節だからといって、なす、とまと、きゅうり、ピーマンのセットの繰り返しとは、いきません。それで先週から長野の野菜を入れています。
 
 今週は、神奈川県伊勢原の野菜を入れました。亀井 隆さんは、お米の「ひとめぼれ」でお馴染みの人です。初期の花をつける頃1度消毒しただけの正真正銘の低農薬栽培です。
 石田 太一郎さんは、亀井さんからの紹介で、ハウスの小松菜を入れてもらいます。こちらも低農薬です。
難点は、朝取れではないことです。ご了承ください。

台風の影響 

 7月26日の台風を初めとして3回の台風の影響で、ピーマン、きゅうりの根が、痛めつけられて茎が成育しません。7月初旬に暑く、今は、やや低温状態です。そのため秋にならないと発生しない虫が出始めています。自然との共生とは、難しいものです。

「私のやさい畑」お届けします。

NEWS

八王子・高月町の、お米の澤井さんが、ドルフィンインターネットに加入しました。これを機に、直接生産者の生の声をお届けできるホームページが誕生しました。澤井農場のホームページアドレスは、 http://www.din.or.jp/~sawaiです。ホームページをご覧になった方は、是非澤井さんに激励のメールを送って下さい。アドレスは、 sawai@din.or.jp です。



BACK NUMBER

やさい畑では、週4回、「やさい通信」を配信しています。
ここでは、週1回程度になりますが、八王子の旬の野菜情報を皆様にお届けいたします。
1997年7月25日号
1997年7月17日号
1997年7月10日号
1997年7月03日号
1997年6月27日号
1997年6月20日号
1997年6月16日号
1997年6月12日号
1997年6月05日号
1997年5月29日号
1997年5月23日号
1997年5月15日号
1997年5月09日号
1997年5月05日号
1997年4月24日号
1997年4月21日号
1997年4月14日号
1997年4月07日号
1997年3月31日号





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