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いまどきの映画のお値段'99(か行)
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風と共に去りぬ クルーエル・インテンションズ
Go! クンドゥン 恋は嵐のように
黒猫 白猫 グロリア(リメイク版) こねこ
恋はワンダフル!? 菊次郎の夏 輝きの海
ゴールデン・ボーイ 家族の肖像 クレヨンしんちゃん
爆発!温泉わくわく大決戦
グッバイ・モロッコ グロリア カラー・オブ・ハート
奇蹟の輝き 恋におちたシェイクスピア ケーブル・ホーグのバラード
完全なる飼育 グッドナイト・ムーン ガッジョ・ディーロ
キラー・コンドーム ガールズ・ナイト 交渉人
金枝玉葉2 キュリー夫妻 カフェ・ブタペスト
原色パリ図鑑 国家の敵 恋の秋

「風と共に去りぬ」
NOBIさん…20000円
もう、何度観ても楽しくて、悲しくて、涙と感動が込み上げる。 映画を観る幸せがここにある。 大河ドラマでありながら、人物描写の素晴らしさ! いくつかの偶然が積み重なって生まれた、映画史に残る名作。 この映画を劇場で観ることの喜びは、何物にも変えられない...

ギョー座の女さん…7000円
今年が製作60周年ということで、テクニカラーを復刻し、音をデジタルにして訳も新訳だった。
スクリーンで観たのは初めてだったので、感動した。 ビデオで観るのとはまるで奥行きが違うし、色もきれいだった。 10回以上観ているのに、そのたびに感動する。 私にとっては特別の作品である。
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「クルーエル・インテンションズ」
あやこさん…2000円
キャサリンはかわいいと思う。最後の曲が知りたい。 悲劇はやっぱり悲しいもんだ。

テディ・片山さん…1500円
日本ではどの程度に扱われているかはわかりませんが、「悪」と「真実の愛」の戦いを描いたものです。
観た直後は知らなかったのですが、つい昨日、これが『危険な関係』のリメイクということを発見しました。 (プログラムがないと情報が入手しにくいのです) とはいえ、時代差がありすぎて、ぜんぜんピンと来なかったんですけど…。
出来はいまひとつ(*特に主演の女の子)ですが、*主演の男の子が結構イケてます。 またしても年を忘れて「ポッ」となってしまった私です。ラストシーンで使われている曲が完璧で圧倒されました。

たけ@ボストンさん…800円
何が問題って、おいらにとってはキャサリン(リース・ウェザースプーン)が どうしても美少女に見えないこと。ありゃ、猿です、、猿、、、モンキー。 この作品、キャサリンが美少女じゃないと設定がダイナシになると思う んっすけど、、、。
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「Go!」
たけ@ボストンさん…2100円
非常にテンポの良い作品。
「ミステリー・トレイン」(ジャームッシュ)やらタランティーノやら、 多分最近のイギリス映画の影響をもろに受けた作品だが、出来は良い。 見終わってから何の印象も残らない(ケナしてるわけではない)が、 見ている最中はハマれたから良かったっす。 焦点を当てた登場人物が10人ちかくもいるのに、これだけきっちりまとめられたということは 実は凄いことかもしれない。
ラリった青年がおかしかったっすね。途中すっかり忘れてたけど、最後に出てきてよかった。(笑)
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「クンドゥン」
たけ@ボストンさん…1500円
相当邪道な見方をするけどお許しを。
ここ最近のダライ・ラマを主人公に(或いはチベットを舞台にした)した映画の多さやら チベット解放コンサートなどを開催しているのを見ると、中国の脅威ってのがそろそろ芽を 出してくるのを恐れたアメリカが、中国によるチベット侵略のネタを持ち出して、 国民に中国人は敵だという潜在意識を植え込もう(或いは呼び起こそう)としているとしか 思えないんっすね。
ある意味ベトナム戦争映画ブームよりもずっとタチが悪いっすね。 このチベットブームは映画ではなく政治になっちゃってるような気が、、、。  まあ、一連の作品を観てどれほどの人が本気でチベットに自由を!などと考えているのかは 知らないっすけど、中国人=ひとでなし、って単純に思う人ってのは相当いると思うっすね。
怖いねぇ、、、アメリカ人は、、、。日本もアメリカの敵にまわったら一気に 「南京虐殺」のネタで作品がどんどん作られるだろうねぇ。 って、この作品の中での目の死んだダライ・ラマと、ニューヨークで見たにやけながら 手をあわせているダライ・ラマの講演のポスターを思いだしながら、こんなことを考えてしまったっす。 ダライ・ラマももう無抵抗主義なんてこと言ってられなくなったんだな、って、、、。
単純に作品として見れば、雰囲気づくりだけはバッチリです。
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「恋は嵐のように」
ほびっとさん…1200円
予告編では何かが起こりそうな予感があったのに、な〜んにも 起こらない。実に見事に裏切られた。 主役2人の名前でお客を呼んだだけ。そう云う私も。 金返せと云いたいが、ベン・アフレックに免じて許したけど、 なんとも不満が残った。

ギョー座の女さん…1300円
なんだかキャスティングに頼っていて、ストーリーが雑だった。
@主人公ベンがなんで婚約者と別の飛行機に乗るのかわからん。
A飛行機の中でパソコンを使っていいのしかしら?日本では禁止のはず。アメリカではいいのかな?
Bハリケーンが来るとわかっていて、そこでしつこく結婚式をするかしら? 他の手段を考えるのが普通じゃないの?自分たちはいいけど、招待客に何かあったらどうするのか…。
Cお金を盗まれたはずなのに、大して困っていないのはなぜだ!etc…
とにかく何が言いたいのか良くわからなかった。チャンチャン♪

マイティダック・鈴木さん…1350円
僕は結婚してないから経験はないけど、また日本とアメリカの慣習や考え方の違いを差し引いても、 マリッジ・ブルーでああまではならんだろう。 えぇ?既婚者の方々、どうです?
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「黒猫 白猫」
SADAHIKO…3500円
これぞ映画らしい映画です。
監督のステキな映画的な記憶が散りばめられ、映画ファンとしては嬉しくなってしまいます。 ジプシーたちの自由奔放な生き方に、監督の「自由はなんと素晴らしきこと」という気持ち が素直に出ていて、とっても気持ちのいい映画でした。

SACHINEKO…3000円
登場人物の顔がいいわね。それらの人物像がまだしょーもないって思うけど、 憎めないの。愛すべき人々なの。
サイレントのドタバタもあり、フェリーニの映画っぽい顔がばんばんでまくりだし、 映画ファンならたまらないですよ。 もちろん、映画ファンでなくたって、120%楽しめることウケあいです。
仕事や人間関係で疲れたとき、スランプに陥った時、この映画を見にいこう!

ギョー座の女さん…1900円
観終わったあと、なんだか心が暖かくなった。
ドナウ河沿いの、のどかなユーゴスラビアのとある町を舞台に、 親子三代の一攫千金の夢と結婚をめぐるドタバタ劇が繰り広げられる。 中にはマルクス兄弟を思わせるようなギャグが出てきて懐かしい。 ジプシー音楽を中心としたBGMが印象的である。
エミール・クストリッツァ監督の映画に対する情熱と愛情がひしひしと伝わってくる作品である。

こーもりのおじちゃま…5800円
ユーゴのジプシーは素晴らしい!

Francoiseさん…1600円
ジプシー達の賑やかな人間模様は楽しいけれど、観ていて何処かで波長が すっかりずれてしまったような気がする。
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「グロリア」(リメイク版)
たけ@ボストンさん…500円
ジーナ・ローランズの「グロリア」のリメイクっす。
それにしても、なぜシドニー・ルメットがこれを今リメイクする必要があるのか…。 しかも主演はシャロン・ストーン…これは完全にキャスティングミスっす。 グロリアを演じるには綺麗すぎるっす、シャロン・ストーンは…。 まさか「クイック&デッド」の男勝りを買われてのオファーじゃあないだろうなぁ。 (あっちもキャスティングミスっしょ?)
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「こねこ」
ギョー座の女さん…2000円
ロシアから、ニャンとも可愛い映画がやってきた。
モスクワに住む音楽家の幼い姉弟が、ペット市場からもらってきた子猫を "チグラーシャ"(トラちゃん)と名づけて飼い始めるが、あるハフニングが起きて、 チグラーシャは迷子になってしまい、クリスマス前の雪降る街をさまよう。 ドーベルマン犬に襲われそうになったところを、ワーシャという親分猫に助けられ、 そこの仲間に入れてもらう。
このお話の中には、合計9匹の猫が出てきて、皆調教されていて、芸達者なのですが、 わざとらしくなく純粋に可愛いのである。 みんな賢そうな眼差しをしていて、キュートである。まさに猫好きの人、必見ですぞ!

SADAHIKO…2800円
ねこたちがとても自然です。そこから自然な笑いが生まれ、温かみが生まれてきます。 ねこ屋敷の寂しいお兄さん、売店のお姉さん、警備員、飼い主の一家、 みんないい顔をしています。お金がなくったって、ハートがあれば、 いい映画は出来るものなのですね。

SACHINEKO…3000円
人的にも経済的にも貧しく、CGなんてとてもとても…。
でもね、なにがなくともこの映画には「人のあたたかさ」があります。私はこういう映画を買います。 お祭りに浮かれているのもいいけれど、こういう作品もいいですよ。
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「恋はワンダフル!?」
SADAHIKO…1200円
全編アイルランドがいっぱいの映画。
映画の雰囲気は『ローカル・ヒーロー』に通じるところもあるのだが、 なにせ映画のテンポもアイルランド調のおっとりしたものになってしまい、 ピリッとしたものもなく、ワンダフル!とはいかなかった。
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「菊次郎の夏」
ポーロさん…2000円
内容がたけしらしくてすごく笑えたし、けっこう泣けるとこもありました。 でもあらすじがよくわかんなかった・・・。

こーもりのおじちゃま…2800円
この映画、たけしも夏休みのような感覚で作ったんじゃないのだろうか。
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「輝きの海」
ギョー座の女さん…2100円
両親が正式に結婚する前に生まれたために、村中の人に疎まれてているエイミー。 新天地アメリカを目指す途中で船が難破して、ただ一人生き残り辿りついたウクライナの青年ヤンコと 巡り会い愛し合って結婚し、息子も生まれるが、やがて過酷な試練が彼らを待っていた。
舞台となっているイギリス、コーンウォールの風景が素晴らしい。誰にも心を閉ざし、 唯一海にだけ愛情を注ぎ、海からの美しい漂流物を秘密の洞窟にコレクションしている孤独なエイミーを 演じるレイチェル・ワイズと、志半ばで1人見知らぬ土地で生きていかなければならなくなった青年ヤンコを演じる ヴァンサン・ペレーズの組み合わせが絶妙である。
特にヴァンサン・ペレーズは、どんな役でも自然に演じてみせる。その芸域の広さは、 驚くばかりである。ただの美形ではなく、内面からにじみ出る人間性がとても魅力的である。
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「ゴールデン・ボーイ」
こーもりのおじちゃま…2100円
イアン・マッケランはいいんだけど…。

Francoiseさん…2800円
純粋な少年の心の中の狂気の大きさはだれもはかれない。だからこそ、ひとごとではない。 美少年ブラッド・レンフロがリアルな演技を好演。 そしてあの「いちご白書」のブルース・デウィソンが父親役…時代の流れをしみじみと痛感。 原作を読んでみたい。

SADAHIKO…1000円
老人と少年の怪しい関係を描きたかったがために、映画から毒が消えてしまった。いいようのしれない「悪」 の恐怖感、おどろおどろしさが伝わってこない中途半端な作品。

SACHINEKO…1500円
お話はおもしろいし、イアン・マッケランはもちろん、ブラッド・レンフロも良かったんですけど、 なんだかぜんぜん怖くなかったなぁ…。
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「家族の肖像」
NOBIさん…9800円
人間描写の凄さ!映像の美しさ、そして、アメリカ俳優バート・ランカスターと、 国際的なスター達の共演。 室内劇的な物語りながら、その深さには、驚嘆する。 ヴィスコンティの傑作中の傑作。
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「クレヨンしんちゃん爆発!温泉わくわく大決戦
想像力ゆたかさん…1800円
うーほほ〜い!オラしんのすけ。ことしのオラのえいがは、2ほんだてだゾ。 『メイド・イン・さいたま』のほうなんか、いろんなめいさくえいがのパロディもあって、 えいがファンのひとにもバッチリだゾ。ゆたかおねいさんも、まんぞく、まんぞく。 オラおんせんは、きれいなおねいさんと、はいりたいけど、たんばのおじさんも、たのしいゾ。 じゃ、そうゆうことで。

こーもりのおじちゃま…4000円
子供にもわからないギャグが満載。子供にも大人にも楽しめる"しんちゃんシリーズ"の傑作。
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「グッバイ・モロッコ」
ギョー座の女さん…1500円
ケイト・ウィスレットは、『タイタニック』での過激なダイエットのリバウンドで、 ふた回り位は成長?していて、"野太いシングルマザー"と化していた。
2人の娘役の子たちが可愛くて、そこが救いだが、ストーリー自体は、"都会を抜け出して、 異文化への魂の救済を求めるが求めきれない"という良くありがちなテーマで、 そこに行き着くまでの背景が、深く掘り下げられていないので、説得力がなかった。 マラケッシュ等、モロッコの風景は美しい。
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「グロリア」
ギョー座の女さん…3100円
クールほ装いつつも、人情味あふれる姐御肌のグロリアが最高にかっこいい!
「一本、筋通っています」って感じの立ち姿の美しいこと。 おしゃれで、逃避行の途中でも、毎日お洋服のシワを伸ばし着替える。 ウィル少年との会話でも、日々2人の心の距離が近づいていくのがわかり、 ホロリとさせる。
最初のうちは。"Kid(坊や)"って呼びかけていたが、"ウィル"と名前を呼ぶようになって、 頭をクシャッと撫でてあげたり。 スキンシップが加わるようになっていくのが微笑ましい。 グロリアが、朝食に目玉焼を作ったものの、焼きすぎでうまく皿に取り出せず、 頭に来て、フライパンごとゴミ箱に投げてしまうシーンが、何かおかしくて笑ってしまった。

Koyamerさん…3000円
お隣に、こんなおばさんがいてほしい…。 ここまでの「クール&タフ・ウーマン」のカッチョヨさに打ちひしがれたのは、 志保美悦子@ビジンダー以来です。

Francoiseさん…1900円
カサヴェデスとジーナ・ローランスの唯一のメジャー作品・・・なのに(だから) カサヴェテスらしさを見出せない。子役が原因なのか、商業ペースなストーリーだからなのか・・・。 とても残念。

SADAHIKO…3200円
おばさんがカッコいい!味もある。 銃の打ち方も決まっていて、年輪の味もある。 最初に観てから20年も経っているなんて、とても信じられないです。

SACHINEKO…3500円
もう"おばさん"は差別用語ぢゃなくってよ!…といきなり強気な私。
全世界の"おばさん嫌い"の男たちと、"おばさんになりたくない病"の 女性たちに送る…年を取ることって、案外と悪くないかもよ。 何度観ても、かっこいい。ホント、元気が出てくるわぁ。
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「カラー・オブ・ハート」
ゆきさん…2500円
1950年代の雰囲気が大好きなので、それだけで2000円は払ってもいいけど、 こういうストーリーがえできる発想が楽しいし、主題歌の「アクロスザユニバース」が 昔から好きだったので、このお値段にしました。
でも、不思議といるんだよね、プレザントビルの住人みたいに、 どんな時にもマイナス感情出さない人。おめでたいよね。

SADAHIKO…1900円
人の個性を色に例えた物語の面白さが好きです。「やればできる」ある意味で 良きハリウッドのハートも受け継いでます。アイデアが魅力の映画です。

Teddy 片山さん…★★★円
私の大好きな50年代が舞台。
高校生の兄妹が、TVの人気シリーズの世界にそのまま入り込んでしまうというお話。 TVドラマの世界に生きる人たちには、歴史もなければ愛もない。そしてすべてがモノクロ。 それが兄妹2人の影響でだんだんカラーになって行く…というストーリーです。
ものすごく感動するような作品ではないけれど、モノクロの中に突然鮮やかな色を見ると、 それぞれがとても美しく感じられます。 ドラマの中の人たちの気持ちがどんどん変化していく様子がおもしろいです。
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「奇蹟の輝き」
ポーロさん…500円
登場してる人物達は満足してるように見えたけど、自分はぜったいにいや。 やっぱり今生きてることが一番だと思いました。この映画には無理があるような気が・・・。

ほびっとさん…1200円
アカデミー特撮賞を取っただけの価値有る特撮でした。凄い。 ただ、無心論者の日本人の私にはあの宗教感について行けない ものが有ったのは否めません。 もっと難しかったのは強烈な夫婦愛でした。 内容的にはう〜んと唸ってしまう。やっぱり、ついて行けない。

マイティダック・鈴木さん…1600円
素晴らしいイマジネーションで描かれた「あの世」。 宗教色があまりないのが、誰でも共感できるところだと思う。 ただ、残業続きの疲れた状態で観たためか、それとも映像がきれい過ぎたためか、 眠くなってしまった。でも『死後の世界を生きる(?ちょっと変だけど)』よりは、 やっぱり『今を生きる』方がいいなあ。ねえ、ロビン・ウィリアムスさん。

たけ@ボストンさん…1800円
おいらはビデオで観たんっすけど、この映像は映画館で観たかったっす。 物語がどうこうより、映像の美しさは圧巻です。
(管理人より…この作品は、ただいま日本で公開中なので、こちらへ組み込みました)

SADAHIKO…1800円
天国と地獄は、人の内なる精神にあるというのがこの映画。前向きの姿勢 がとてもいい。映像もきれい。ロビン・ウイリアムスが、また医者の役な のには、そろそろ閉口してしまう。
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「恋におちたシェイクスピア」
きんぽうげさん…10000円
予告編も見ず出演俳優陣も誰一人知らない状態で見たのだが、とにかく感動した。 悲恋ながらコメディ、古典ながら現代的。
ジョセフ・ファインズの鋭いまなざしとしなやかな身のこなしに悩殺され、 グウィネス・パルトロウの美しさに魅了された。ベン・アフレックやジェフリー・ラッシュ等の 脇役もそれぞれが味を持っていて、それらがみな絶妙な調和をかもしだしている。
学生時代に夢中だったシェイクスピアを思い出しつつ、世紀の悲恋物語を劇中劇で見れるその贅沢さ。 よって破格の1万円。私にとって最高の映画である。

ヘレナさん…5000円
もう、めっちゃよかったです。
シェークスピアを中心に公演している劇団の団員としては、 (3月に真夏の夜の夢公演予定!宣伝でした♪) 笑えて、泣けて、唸っちゃって大変でした。 この映画を作った人達はシェークスピアと彼のお話たちを 本当に愛してたんだろうなぁ、としみじみ感じ入って しまいます。もちろん、シェークスピア全然わからんという 母と父もお気に入りのようです♪
うーん、一部の方の評価の余りの低さに耐え切れず、 しゃしゃり出てきちゃった。 だってこの映画、大好きなんだもん。

ポチ…10円
なんでこれがアカデミー賞か大きな謎。
間違って過大評価された映画の代表みたいな物だと思う。
つまんないストーリー、浅くて単純な人物達などなど。演劇界の裏話なので、 それに近い映画関係者が高く評価しただけだろう。 アメリカ人にもよくわかる、シェークスピアのハリウッド製入門篇というぐらいの価値しかなし。 いくらコメディといっても、ここまで幼稚にすることはなかろうに。
見終わった後に何も残らない愚作。シェークスピアも天国で苦笑するしかないだろうな。 こんなに馬鹿に描かれて。おまけに演じる俳優は醜いし。
トム・ストッパードはもうちょっとましな劇作家だと思っていたが、こんな脚本書くようではねえ。

遊び人さん…3000円
初めはそんな見る気なかったんだけど 彼女強引に連れてかれて見て正解でした。 脚本書いた人はホントにシャークスピアが好き なんだろーなーって感じました。
日本も近松門左衛門とかの作品で似たよーなの 作ればいいのに!!(笑)

まっきぃさん…1000円
思っていたよりは面白かったけど、イメージしてたのと違った。 名前忘れたけど男優がなかなかかっこよかった。

NOBIさん…4600円
真実と虚構を見事に融合させた、物語の面白さ…
イギリスの実力派舞台俳優を揃え、演技を観る楽しみ…
それ以上に、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を見せる 新しい方法と思いたい。
劇中劇である『ロミオとジュリエット』がどうやって出来たか? そのセリフ一つ一つに込められたシェイクスピアの思い… それが伝わってくる。 映画そのもの以上に、『ロミオとジュリエット』に感動する。 これを観ると、またシェイクスピア劇が観たくなる。

マイティダック・鈴木さん…4500円
シェークスピアに詳しくなくても、『ロミオとジュリエット』を読んだことがなくても、十二分に楽しめる。この史上最高の劇作家を、極上の脚本で現代に甦えらせてしまったのだから。
G・パルトロウは、僕は『大いなる遺産』で期待を裏切られて以降敬遠していたが、この作品で見事に復権。ジョゼフ・ファインズもいい。圧倒的貫禄のジュディ・デンチ、『レ・ミゼラブル』とはガラリと変わってとぼけた味わいのジェフリー・ラッシュら、脇を固めるのも文字通り役者揃い。 恋、苦悩、挫折、決闘、コメディ等々、物語の様々な要素がいっぱい詰まって、衣装、セット、音楽ともどもとても贅沢な、そう、これは400年前のショー・ビジネス賛歌。 アカデミー作品賞ほか7部門受賞も大納得!

ギョー座の女さん…2400円
フィクションと事実が、綾織りのように組み合わさって、見事に調和しているので、 ストーリーに引き込まれて楽しめた。
ジョセフ・ファインズのギラギラとした眼力と、グウィネス・パルトロウの地味顔+スレンダー ボディに豪華な衣装が映えて、不思議な魅力を放っていた。 他の役者さんたちもすごい顔ぶれで、ぜいたくな気持ちになった。

想像力ゆたかさん…3000円
シェイクスピアとヴァイオラ、ロミオとジュリエット、ベン・アフレックとグィネス・パルトロウ (撮影当時)の3組のカップルが交錯して、ドキドキします。
劇中劇はもちろん、登場人物の台詞もみんなシェイクスピアの台詞がかっていて楽しめます。 「ロミオとジュリエット」って上手く出来た戯曲だなーとあらためて感心させられました。 この世で語られるべき物語は、何百年も前にみーんなシェイクスピアが書いちゃったんぢゃないかと 思うほどです。でも個人的には、同じ監督の映画では『クイーン・ヴィクトリア至上の恋』の方が もっと好きかも。一応、お値段は均一にしましたが。

Koyamerさん…4000円
舞台にウズウズして、恋にウズウズして、 んもぅ明日が待ちきれないヴァイオラちゃんの日々を 楽しさいっぱいに演じるヴィネ嬢をみなおしたでよ!! この映画を観てヒネた口をタタク輩は、相当に変な人だろうね。

みつぐさん…2000円
精神的に豪勢な時代を見た感じ。世間のしがらみにからめ捕られそうになっても、 ふんばる主人公達に好感を持った人が多かったのだろう、アメリカでは。 それにしても、あの時代の演劇って男優の女装とは…エグイものを見せられてたのね。同情します。

SADAHIKO…3800円
本当にシェイクスピアを愛し、理解している人たちが作ったからこそ、こんな に面白い話しができたのでしょう。8分しか出番がないはずのエリザベス女王 の存在感もまたすごいです。

SACHINEKO…2900円
オーソン・ウェルズの『フォルスタッフ』と違って、 この映画は、イギリスのことやシェイクスピアのことなんてよく知らなくても楽しめる。 そこがとっても良かった。グィネス・パルトロウも演技派だわねぇ。しっかりイギリス娘してたもの。
それから、ジュディ・デンチのオスカー受賞は、昨年の「ごめんちゃい」の意味があるのかと、 疑ってかかっていたが、この作品を観て納得。

こーもりのおじちゃま…4800円
ストーリー、音楽、すべてGood!

Francoiseさん…3500円
パルトロウの品のいいコスチューム・プレイと、ジョセフ・ファインズの濃い顔立ちが、 不思議な雰囲気につつまれている。豪華なキャストに脚本の多様さが、一段と雰囲気を盛り上げている。

Teddy 片山さん…2500円
ジョセフ・ファインズの情熱的な瞳と、グウィネス・パルトロウのはかなげな 美しさと意志の強さが印象的でした。
私には、正直言ってシェイクスピアは難しくてなかなか楽しみながら 見るまで行かないのですが、この映画は充分に楽しめました。 いつものシリアスなシェイクスピアが苦手、という人にはおススメです。
アカデミー賞については、他の有力候補『プライベート・ライアン』や 『ライフ・イズ・ビューティフル』がそれぞれに魅力があり、それぞれがまったく違うタイプ なので、なんとも言えません。(私の好みとしては、『ライフ・イズ・ビューティフル』が 『ニュー・シネマ・パラダイス』を思わせて魅かれるモノがあります)
でも、グウィネス・パルトロウが、よく頑張ったのは明らかで、 賞に値すると思います。これからが楽しみな女優の一人です。 (たとえ、どうしても彼女のことが好きになれなくても…)
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「ケーブル・ホーグのバラード」
想像力ゆたかさん…2000円
長年観たかったんですよ、これ。サム・ペキンパーの西部劇の一つです。 主人公ケーブル・ホーグのキャラクターがよかったな。彼と「いい仲」になる娼婦のおねいさんも。 作品の良し悪しとは関係ないけど、ミニシアターで近くに座った奴にイライラして、 せっかく観たのに集中できず、惜しかったです。
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「完全なる飼育」
想像力ゆたかさん…2000円
竹中直人氏が苦手な私ですが、こういう「変態」な役はあっていると思った。 小島聖が「たわわちゃん」で凄かった。この映画のように「誘拐→飼育」 ってのは極端ですが、男と女って、どっちかがどこかで強引にもっていかないと、 何も始まらないのかもしれないなと思いました。
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「グッドナイト・ムーン」
りょういちさん…1000円
Jロバーツ、必死なのかなぁ<ラブコメの女王から脱皮したくて <観る前はこんな感想を持ってました。いろんな関係の対立がこの映画の中にはありますが、 一番の見所は個人的にはSサランドンの妥協でしょう。 妥協がいつしか本当の尊重となり受け入れていく。 結局、本当の母親を中心に家族は廻っているんでしょう・・・。
しかし、もし、夫が裕福な弁護士では無く、継母が経済的に自立した才能 豊かなカメラマンでは無かったとしたら、どんなストーリーになるんでしょうか(笑)。 その方が感動があったんじゃない?でも重すぎるかぁきっと・・・離婚大国アメリカだし(^_^;

テディ片山さん…2000円
久しぶりに泣きが入った作品。このテの作品には弱い私です。 母親の経験のない私でも、母親のような気分になり、すっかり世界に入りこんで しまいました。エド・ハリスが「普通のおじさん」していてステキでした。

想像力ゆたかさん…2000円
エド・ハリスってほんとにいい男ですねえ。『ワーキング・ガール』でメラニー・グリフィスと シガーニー・ウィーバーがごちゃごちゃやってる間に、ハリソン・フォードがおいしいとこさらってましたが、 この映画のエド・ハリスもそんな感じです。でも、いわゆる「女性映画」に出ても安っぽくならない人って、 本物のいい男だと思いません?

TOMIPPUさん…1800円
ちょっと上映時間が長かった。途中で話がダレてしまった感じがします。 スーザン・サランドンはいいですねー。シャッキッとした姿勢のまま、大きな目を見開いて、 目のふちを赤くして泣く彼女の演技はうまかった。

ギョー座の女さん…1800円
スーザン・サランドンとジュリア・ロバーツの共演、ということで期待通りではあった。
前半の女の争いは、迫力があったのだが、後半スーザン・サランドン演じる実母が 病気に冒されるとわかっているから、話の展開が泣かせモードに入りすぎていて、 ちょっと残念。挿入歌の♪「Ain't no mauntain high enough」♪は、 『天使にラブソングを2』でもエンディングに使われていて、私の好きな曲である。

Koyamerさん…1200円
エド・ハリスとスーザンサランドンの演じる、離婚していながらも互いに尊厳し合ってる関係に 「大人やねぇ」と感心するも、ちょっとベタぎみな盛り上がりに欠けるストーリーはツライかな…。

"がーべらちゃん"さん…2500円
スーザン・サランドン、ジュリアロバーツ、二人の違った魅力が、存分に味わえます。一見不自然なようだけど、名キャスティングだ! スーザンも、やさしい母親役が板についてきたのね。

ショーンさん…2000円
完全にやられました。ボロボロ泣きました。女性だけでなく、 十分男性でも楽しめると思います。男の子がいい味出してました。

Francoiseさん…1300円
スーザン・サランドンは何ていつも「お母さん役」の演技がうまいのだろう。 勿論彼女も、実生活では一人娘の母なのだけれど・・・。 子役の男の子も可愛いいのに、ストーリーと人間関係が個人的に納得いかずに残念。

SADAHIKO…1500円
スーザン・サランドンとジュリア・ロバーツの女の戦いがよく描けていて面白かった。 泣ける映画だけれど、途中でお父さんは、ストーリーからはみ出しちゃうし、 飼ってた犬もいなくなってしまう。このストーリーの一貫性のなさはいったい何?

SACHINEKO…1800円
お涙頂戴映画とは言われていたけれど、スーザン・サランドンとジュリア・ロバーツ の演技で、自然と"泣きが入り"ました。これって、どっちかつうと女性映画じゃないのかなぁ。
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「ガメラ3」
みつぐさん…1800円
リアル・リアル。このリアルさは怪獣映画史上始めてでは? ただ、お話に『死国』のまねっ子みたいなシーンがあったりしてどうかなぁ、 っと思ちゃいました。するならもっと話を深めてほしかったです。 続編作られるんでしょう?やっぱり大画面で見ましょう!

Koyamerさん…2000円
新生ガメラシリーズは初めて観ましたが、ここまで徹底しているものとは思いませんでした。 もはや話のスジとか、出演者とかどうでもいいです。 ブッ壊される街並みを観るだけで十二分に満足できます。 もちろん、観るなら渋谷もしくは京都の映画館での鑑賞をオススメします。 邦画って身近な所が舞台になるのがウレシイね。
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「ガッジョ・ディーロ」
ギョー座の女さん…1900円
父の遺品であるテープに収められたロマ(ジプシー)の歌手を探しに ルーマニアのロマの村にやってきたフランス人の青年が、彼らとの交流を通じて、 なにか大切な物を探し当てる。
ロマの音楽のどこか哀しい曲調、古びた楽器、女性たちの鮮やかな衣装、 激しいダンスなどが印象的だった。

Francoiseさん…2900円
ロマ(バルカン半島のジプシー)の音楽の強烈なサウンドが刺激的に響く…。 監督自身もロマ出身であり、実際の村人も多数出演しているせいか、 まるでドキュメンタリーを観ているような感じさえする。 言葉を超えた心の交流、愛に出会えて嬉しい。
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「キラー・コンドーム」
想像力ゆたかさん…3000円
これっておバカかもしんないけど、面白いです。 大体「NYが舞台なのに全篇ドイツ語」ってことに腹が立ちません。 主人公の刑事役のひと、不思議なくらいなで肩ですが、いい味出しまくりのおやぢです。

Koyamerさん…5000円
予告編を観てそのプロットのバカらしさに「観てみたいマインド」がふつふつと湧き上り、 観てみて想像以上の「ぶぅわっかぁ!」らしさに十二分に満足!!
シチリア島出身、現NYPD所属の凄腕ホモ刑事マカロニ(32センチのお宝の持ち主)が、 宙を舞う殺人コンドームに3回発砲するのをスローモーションで見せるシーンなんて、 お馬鹿映画史上珠玉の名シーンに入りますよ。
HRギーガー言うに、「私の創ったクリーチャーが出ている映画の中で、唯一気に入った作品」とのこと。 下手な宗教映画でもあり、ベタな恋愛映画映画でもあり、バリバリのB級映画でもある この作品のクレジットに流れる、由緒正しきジャーマン・テクノを用いた 『キラーコンドームのテーマ』がシュールで泣けてきます。
これから行こうと思ってる方は、レコード屋にて劇場招待券付きサントラを購入するのがオススメです。
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「クィーン・ヴィクトリア 至上の恋」
想像力ゆたかさん…3000円
「おじさんも男、おばさんも女。飲も飲も」とバイショウミツコさんが昔言ってました、 お酒のCMで。それふうに言うと、「女王様も女」って感じです。 意固地になってしまうのも可愛いし、一人の男に惚れたらただの女だし、でも母親の顔も持ってるし。
デイム・ジュディ・デンチ、最高です。また大変卑近な例で恐縮ですが、 『ボディガード』を想起せずにはいられません。

SADAHIKO…3000円
ビクトリア女王役、ジュディ・デンチがとにかく素晴らしい。 その物腰、歩き方、目の一瞬の表情に押し隠された感情がきらめく。 せつないせつない大人の純愛映画です。

SACHINEKO…3500円
ブルー・カラーの英国映画が絶好調の今だからこそ、こういう英国モノは貴重です。
『鳩の翼』とともに一流の演技、演出を観ることができます。特に女王を演じた"ディム" ジュディ・デンチの押さえた演技は素晴らしかった。わずかな筋肉の動きで表現できる女優、 誰にでもできることじゃありません。
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「ガールズ・ナイト」
SADAHIKO…2800円
悲しい映画だけれど、決してお涙頂戴などではなく、前向きで 生きる事の素晴らしさを謳った映画。主演女優たちも素晴らしい。

SACHINEKO…3000円
「僕、ロンドンへ行ったことがあるよ」とアメリカ人に言われ、「私たち行ったことなんかないわ。 町を出たことなんかないもの」と苦笑いしながら答える…そんな2人のイギリス人女性の物語。
その2人の親友が、どんな生き方をし、なにを掴んだのか…。女性にぜひ観て欲しい映画です。
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「交渉人」
kabuさん…2000円
タイトル地味だけどそれを補うかのようなストーリーと役者陣の良さ。 最初のシーンでサミュエル・L・ジャクソン扮するネゴシエーターが、 狙撃手に合図を送るんたけどそれが格好良い! ケビン・スペイシーも演技達者だし言うことなしですな。

ポーロさん…3000円
あっと驚く展開でおもしろかったですっ 二人の交渉人もすごく存在感もあったし、スケールが大きく感じました。

MASAさん…5000円
うーーーーーん!最っ高!久しぶりに緊迫する映画を見た。 こういう風に最後までわからない映画を見たのはひさしぶり!
最近CGやドンパチやる映画が増えてるし、かなり期待して見に 行ってもつまらなかったりする。パターンが出尽くしてしまったのか、 映画が低迷してる。
でも何回見ても楽しいのは内容です!これからも映画、がんばれ!

マイティダック・鈴木さん…2500円
先が読めず、犯人がわからず、登場人物ひとりひとりのわずかな言動に 1秒たりとも目と耳をそらすことができないほど、全編に緊迫感がみなぎる 知的サスペンス・アクション映画。
『L.Aコンフィデンシャル』に続き、頭脳明晰・沈着冷静・機転がきいて、 瞬時に的確な判断を下せる刑事役という、とってもおいしい役どころのケビン・スペイシーが 超カッコイイぞ!
おいらもあんなふうになりたい・・・。えっ?お前にゃ絶対無理? ごもっともでござりまするう。

SADAHIKO…2300円
ストーリーが最後まで飽きさせない。曲者役者がそろっていて、犯人も最後までわからない。映画はやっぱ り、爆発の量じゃなくて質ですよ。J・T・ウォルシュに合掌

SACHINEKO…2610円
泣きも入らず、クサさもなく、最後まで緊張の糸がほどけぬまま、 ラストを迎えました。ケヴィン・スペイシー、相変わらず魅力たっぷりでした。
J・T・ウォルシュも、顔だけの演技で勝負。誰にでもできることではありません。 彼を亡くしたことは、アメリカ映画界の損失ですね。ご冥福をお祈りします。

熱帯青年さん…3800円
サミュエル・ジャクソン扮する人質救出用のネゴシエーターが、 警察内部の罠にかかり、正義のためにビルに立て篭もり、 もう一人のネゴシエーターのケビン・スペイシーと対決するもので、 「LAコンフィデンシャル」+「ダイハード」なノリで、2時間半、 緊張しっぱなしの大傑作でした

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「金枝玉葉2」
想像力ゆたかさん…1300円
そうねぇ、1本目のような完成度は望めなかったけど、 結構楽しんで観ました。先に皆さんの感想を聞いていたから、 もともとそういう心構え(?)でいけたのかも。

Koyamerさん…1400円
パート1と比べると、プロットが逆になってるんだけど、同等の味の良さが出てないのよねぇ…。 お人形さんに悩みを打ち明けるシーンが好きなんですけど、今回は1シーンしかなかったもんなぁ。

SADAHIKO…700円
『ラブソング』の監督っていうんで多少の期待をしてたんで、どん底に落とされました。
もはやノリについて行けません。私にとっては、この映画『枯枝落葉』ですな。

SACHINEKO…800円
小春にいさんがいいねぇ。『ラヴソング』のやくざの親分やってた俳優さんもまたいいねぇ。
…でも、つまらなかったのこの映画。
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「キュリー夫妻」
想像力ゆたかさん…1800円
あっ、シャルル・ベリング様だわ!『ドライ・クリーニング』に続いて、 主人公の旦那シリーズ!何故いま『キュリー夫妻』?ていうのはあるけど、 主演の二人が似合っているのでOK。
クロード・ピノトー監督といえば、『ラ・ブーム』で ソフィー・マルソーを一躍アイドルに押し上げた功労者(?)。 そのせいか、キュリー夫妻を描いても、可愛らしく微笑ましいタッチで、 楽しく観られます。

きょうしろーさん…2500円
とても面白かった。感動、恋愛中心と思いましたが、コメディもはいっており、 笑い転げていました。グリア・ガースンの「キューリー夫人」よりは、 ハッピエンドの現代阪の方がうまくできていると思います。
久々に楽しく映画館を後にできました。

SADAHIKO…1300円
人類初の原子の紺碧の炎には、希望の未来が映し出されていた。そん な純粋な時代の人間模様。真っ暗になった部屋にただ一点揺らめく炎。 こういう演出はやはり舞台のほうが映えたのだろうな…。

SACHINEKO…1?00円
夫妻が研究室でデカい釜をかき回すシーンが、印象的だったっつうこと、 フィリップ・ノワレがおいしい役だった。世紀末のフランスのコスチュームが興味深い。
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「カフェ・ブタペスト」
Koyamerさん…1700円
国が崩壊し束縛から開放され自由を得た、90年代初頭の共産圏国の人々が集まるブタペスト。 とりあえずは西に来てみたものの、当然のことながらその地においての「自分」の存在は無い。 今までいろいろと束縛されてきたことが、「自分」の存在を認められてることだったのだから。 そして、自分の再定義の生活を模索するミュージシャンと元機械工。 現状に対する前向きの姿勢が、彼らの運命を全く違う方へと向かわせるのであった。
やっぱ、女性しかり何かモノを産み出せる人って強いよ。
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「原色パリ図鑑」
Koyamerさん…1500円
知ってる、知ってる?このお話の舞台をインドにすると 『ラジュー出世する』になるのよん♂
わかりやすい筋立ては好きなんだけど、歌と踊りの無い分物足りないの…。

Francoiseさん…2100円
パリ二区の下町問屋街の普通の生活の様子がまさに「原色」で描かれている。 男性達の恋に対しての熱意がかわいい。フランスは本当にアムールの国だ。

想像力ゆたかさん…1500円
主人公が「青年」に見えない。あの歳まで何やって生きてたんだろう? なんであんなに自分のおかれている状況とか、ユダヤ人の信仰のことを知らないんだろう?
パリにあんなユダヤ人社会があるのは知りませんでした。 みんなほんとに「原色」のジャケット着たり、車に乗っていたりで、 サクセスの定義が分かりやすいよね。

SADAHIKO…1600円
観光では決して見られない、パリの別の顔、ユダヤ人街。 ゴミゴミして猥雑で、活気があって。けれど、「恋に生き る」フランス人気質は、ここでも一緒なのがいいね。
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「国家の敵」
熱帯青年さん…2200円
「ザ・ターゲット」+「マーキュリー・ライジング」なストーリーを ジェット・コースター感覚にした、「トップ・ガン」「クリムゾン・タイド」 の製作・監督コンビの新作。
主役のジーン・ハックマンの出番は、もう一人の主役のウィル・スミスの 半分以下ですが、おいしい役でした。ジョン・ボイドの悪役も良いです。 でも、肝心のオチが、どこかで、見たオチなので、少しガッカリ。
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「恋の秋」
想像力ゆたかさん…2500円
男と女って、どうしてこうなっちゃうかなぁ。いくつになっても同じなのね。 でも、だからこそ面白いのね。ところで、誰か私にも、 いい男紹介してくれないかしら…はっ、その前に私がいい女にならなきゃいけないんだわ。

SADAHIKO…3500円
色々観てるけど、エリック・ロメールの最高傑作と私は思います。 お話はしゃれてるし、登場人物の顔にとっても味がある。観終わっ てすっかり心が温かになりました。豊穣なワインの香りの映画です。

SACHINEKO…2700円
なんてステキな映画を作ってくれるんでしょう、エリック・ロメール監督は!
イキでおしゃれで、監督が映画の中の人々にそそぐ眼差しは、限りなく優しい。 この映画、淀川先生に観ていただきたかった…。

Francoiseさん…3300円
エリック・ロメール、"四季物語"の完結編。
ローヌ地方の小さな農園で、ワインづくりに打ち込んでいる女性と、 その息子の親友を通して、彼女たちの人生が"あたかもワインが熟成していくように 展開している。巨匠、ロメールの魅力に溢れた暖かく楽しい作品だ。
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