専修大学編 留年を防ぐために |
留年を防ぐために 始めよければすべてよし 出欠をとる講義は要注意 終わりよければすべてよし |
始めよければすべてよし 留年は、留年の実態で説明した通り、必ず何かのきっかけを伴っているのが普通です。このきっかけの芽を早いうちに摘んでおくことで、留年は防ぐことができます。 1.ガイダンスに出ましょう 2.這ってでも初講義 3.教科書は7月までに 専修大学内の購買会では、年度始めから1週間ほどの間、特設の売店を開けて簡便に教科書を販売しています。その後も、語学を除く教科書や参考書は、購買会や指定書店に常駐していることになっています。ただし、5月も半ばを過ぎると、語学や専門書の一部は返品されてしまうため、取り寄せ扱いになって簡単には入手できません。この取り寄せには、最長1ヶ月といったように、たいへん時間がかかる場合があります。語学の教科書は、なるべく4月中に入手しましょう。その後に、どうしても急に必要になった場合には、出版元に尋ねたり、専門書店の在庫を調べてもらうのが早いでしょう。特に専門書は、神保町の書泉や駿河台下の三省堂、新宿の紀伊国屋などで、案外見つかります。 教科書は、人づてを頼ってお古をもらい下げられるのが望ましいです。ただし、時事性のある講義や、担当教員によっては教科書を変えることも当然ありえますから、十分確認してからにしましょう。 言うまでもないことですが、出欠を取る講義にはなるべく出席しましょう。規定では、年間講義数の3分の2以上の講義に出席していないと、単位はもらえないことになっています。就職活動、経済的な事情など、やむをえない理由があったり、哀願して出席に代わって課題の提出を認めてもらったとしても、概ね半数の講義に出ていないと、単位認定は難しいようです。出欠を確認するかどうかはオリエンテーション期間中に発表されるので、出欠確認講義をある曜日に集中させるなど、自主的な対策を立てましょう。 学期末が近づくと、にわかに教室が混雑するようになります。これは、学期末には、講義中に試験情報が流れるからです。したがって、期末の講義に出席することは、単位取得を確実にするためには欠かせません。もし、その時期まで出席を怠っていて講義情報やノートがなければ、教室の前のほうに座っている人に、これまでにレポートの提出がなかったかどうか尋ねたり、ノートをコピーさせてもらえないか頼んでみましょう。こちらの窮状を説明すれば、案外、こころよく貸してもらえるものです。格別の厚意を受けたなら、「お礼」をしましょう。あらかじめ「お礼」をする心構えがあれば、ためらわず声をかけることができます。 どうしても出席日数が足りない、重大な課題を提出しなかったなど、過度の手落ちがある場合には、担当教員に掛け合う度胸があれば、課題を提出して単位を認めてくれることもあります。特に、卒業年次で、内定も出ていて、他の単位は大丈夫そうで・・・という好悪条件が重なっていたとすれば、廊下で土下座してでも頼み込むべきです。 |