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いまどきの映画のお値段 in 2000〜(は・ひ)
〜見たい作品をクリックしてね〜
ハイレーツ・オブ・カリビアン HERO〜英雄〜 裸足の1500マイル
ハイ・クライムズ 8人の女たち ハリー・ポッターと秘密の部屋
ピンポン バイオハザード ピアニスト
パニック・ルーム ハッシュ! 陽だまりのグラウンド
ビューティフル・マインド バーバー ハート・ブレーカー
バスを待ちながら バンディッツ バニラ・スカイ
ハリー・ポッターと賢者の石 パール・ハーバー ハムナプトラ2〜黄金のピラミッド〜
ハンニバル パダヤッパ ヒマラヤ杉に降る雪
ハイ・フィデリティ 初恋のきた道 バトル・ロワイヤル
ハイホープ ハリウッド・ミューズ ひかりのまち
パーフェクト・ストーム ハンネス列車の旅 ハイスクール白書
π ビューティフル・ピープル 橋の上の娘

「ハイレーツ・オブ・カリビアン」
ほびっとさん…1800円
ジョニー・デップ素敵でした。上手いと言うより楽しんで演じている分、 こちらもあっけらからんと楽しんで見てしまった。
ストーリー的には良く考えるとご都合主義で変なところがあるのだが、 そんなことを考える間も無くスピーディなテンポに乗せられて最後まで楽しんだ。 久々に楽しくて面白い作品だった。

ギョー座の女さん…1500円
ジョニー・デップが大作初主演で海賊になりきってます。出ずっぱりで楽しませてくれます。 何回女にビンタされてるんだ?オーランド・ブルームもかっこいいっす。 三銃士風の帽子がお似合いです。・・楽しくて目の保養にもなって、全然長さを感じさせません。

TAMAさん…1500円
ひょうひょうとした三枚目役のジョニー・デップが目に焼き付いてしまって、 いまだに思い出し笑いが止まりません。
観ている最中も「なんか変だぞ〜」って突っ込みを入れたくなるシーンがかなり多く、 笑ってばかりのひとときでした。(それでも、十分ジョニー・デップはステキ♪)
今回は夏休みということもあり、家族揃ってドライブイン・シアターにて鑑賞したため、 ちょっと集中力が足りなかったかもしれませんが、良い意味でリラックスしながら楽しめました。
これからご覧になられる方は、ラストのラスト(長〜いエンドクレジットの後)まで どうかお見逃しなく!でも、この部分が何かを示唆しているのかどうかは不明なのであしからず・・・。

スパロウさん…3600円
映画館で、もう1回観ても良いかな?!ってことで、3,600円!
ストーリーはカリブの海賊(ディズニー)まんまです。ジョニーデップの演技(キャラ)は 最高でしたが、他の主役2人がイマイチってとこでした。

SADAHIKO…1700円
ジョニー・デップの登場シーンはまるで『キートンの海底王』嬉しいじゃないですか。 人間が月の光でゾンビに変わるあたりのSFXも良く出来ているし、いまどきこんな海賊映画が 観れるなんて嬉しくなってしまう。
ジョニー・デップ、ジェフリー・ラッシュのキャラクターが特によくできていて面白い。 しかしながらさすがはブラッカイマー映画、クライマックスのチャンバラシーンなどしつこい場面も多く、 途中どうしても飽きてくるところがある。 上映時間をもっと短くすれば引き締まった本当に楽しい娯楽作になっただろうと惜しまれる。

SACHINEKO…1800円
頭空っぽにして楽しむ映画ですね。
二枚目なだけに、ジョニー・デップのコミカルな演技が楽しかったです。 それに彼が出てきたら、主役をさらっていってしまいました。さすが!! もちろん脇役陣も芸達者でした。そんなわけで入場料分は、しっかり楽しめました。
欲を言えば、2時間弱に収めた方がよかったですね。
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「HERO〜英雄〜」
ひとみさん…2500円
綺麗な配色と今時流行のワイヤーアクションに,各国でも人気者の俳優を使っての歴史物。 中国に興味のない観客を映画館に呼ぶには充分です。
チャン・イーモウ作品と言うには人間性のヒダみたいのが確かに薄いですが, 文芸感動作品色合い濃いチャン・イーモウ「一般の娯楽作品を撮って客を呼びたい!」 けれど「やりたいこと,いいたいことはやる」という相反するものを結び付けた意欲作, といっていいのでは。『花様年華』コンビがこの映画の核ですね。

みつぐさん…2000円
天下を狙う始皇帝の野望の影にはこんな話が・・・って物語。
華麗(かれい)に綺麗(きれい)という言葉はこの映画の為にあるって感じ。 赤・白・緑・青・茶、これらの色がこんなにきれいだったとは初めて知りました。 さすがチャン・イーモウ監督!ですね。
しかし〜「男の大望は女にはわからんやろ〜」って言葉が最後に聞こえてきて、 《やっぱり男の映画》って思いましたね。
《天下》を担う人・・・女だってそのくらいの事わかります。でも、 それで泣く人々の事を女達は泣くのです。そういう人達の事も考えてほしいものです、男達は!
《天下》と《権力》この二つの同じようでおなじでない言葉。その違いはなんでしょう? 《天下》を握ってても《権力》を持っていない事もあるっし、《天下》を取ってなくても 《権力》持ってる人もいるし・・・(もっともこの場合長続きしないなぁ、 やっぱ長続きするには《天下》が必須アイテム?)。両方手に入れたぞ!って人は少ない。 徳川家康・ルイ14世・・・。始皇帝もその一人って事でしょうか(でも後が続かなかったけどね)。
&…《天下》を治める為に犠牲(英雄達)になった人達。歴史の主人公は名も無き彼らと いう事だろう。

ギョー座の女さん…2000円
様式美にこだわりすぎているように思えて、あまり奥行きを感じなかったのが残念。 景色や衣装や役者たちは素晴らしいのに、勿体無い。
・・ちょっと観る前に期待しすぎたのかもしれない。ワイヤーアクションも力入りすぎかも。 色で心理状態を区別したのはわかりやすいアイデアだと思う。

ほびっとさん…1000円
映像が美しい作品でしたね。世界遺産にも登録されているという何とかの湖のシーンなど特に美しく、 流石チャン・イーモウ。 モッブシーンを見た瞬間、奇しくも管理人さんと同じ事を感じてしまい不安は的中。 でも映像は綺麗でしたね。

NOBIさん…3600円
監督のチャン・イーモウが、このような歴史大作を演出するとは意外だった。 スケールの大きさは、流石、中国映画と思わせる。 まるで、チェン・カイコー監督作品のよう・・・
でも、チャン・イーモウの視点は、常にそこに登場してくる人物一人一人に有る。 この映画の本当の主役は・・・それが、最後の最後に明かされる。
物語が二転三転する展開は、素晴らしく、と共に映像が美しく変わっていくところも見所。
『グリーン・ディスティニー』と同様のワイヤーアクションも見所!
ジェット・リー、トニー・レオンが格好いいのはもちろん、マギー・チャン、 チャン・ツィイーの女優陣も格好良い!
この美しい映像、迫力・・・映画館で観るのをお勧めします!

SADAHIKO…1400円
冒頭、まるで黒澤映画を観ているようだと思っていたら、衣裳はワダエミだったのだ。 映像は確かに美しい。しかし様式美にこだわり過ぎたところがある。どこか『影武者』を彷彿とさせる。
アメリカ型のヒーローではなくて東洋思想的なヒーローを出し、今の世界情勢にも一石を投じたいという野心が 見えるのは面白い発想だ。しかし、皮肉なことに中国の歴史上の人物始皇帝とはイコール中華思想というところ にもぶつかってくるわけで、その点が心にひっかかってしまう。道理で人民解放軍が全面的に協力するわけだ。何という皮肉…。

SACHINEKO…1800円
「『ワン・チャイ』のドニー・イエンとの宿命の対決再び!!、『マトリックス』がナンボ金かけても肉体を武器にした 芸術には勝てないざ〜ます!!」と期待して、気合を入れて観に行った作品。
スケールは壮大で、冒頭から「おぉっ」と思ったが、すぐに「これどっかで観たような…」と 思い始めた。上でSADAHIKOくんに書かれてしまったけれど、『影武者』『乱』のような集団描写、 色を変えた『羅生門』のようなお話、『蜘蛛巣城』を彷彿とさせる矢のシーン。 ちなみに矢のシーンは、数は圧倒的に少ないが、『蜘蛛巣城』のが迫力あったな。 この映画の矢は見事に一本も折れてなかったし……。
私は、もうちょっと"リー・リンチェイとドニー・イエン"の芸術が観たかったです。 社会派映画なのか、歴史大作なのか、アクション映画なのか…どれも中途半端な感じがしたのは私だけでしょうか。 制作費も膨大、巨匠が監督、豪華キャストの大作なだけに、ちょっと残念でした。
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「裸足の1500マイル」
いずみさん…3000円
この作品は、豪州のアボリジニ政策の問題を描いた作品です。 1970年までこの政策が続いていたのも事実です。衝撃でした。 だからといってこの映画は、その事を糾弾したりはしていません。 この映画を観て一番驚いたのは、皆様!フィリップ・ノイス監督の作品なんですよ! あの「硝子の塔」他。カメラマンも監督もオーストラリア出身です。 だからあの広大な自然を物の見事に映像一杯に魅せてくれます。
主人公のモリちゃん、ええ根性してますよ!劇場での鑑賞をお薦めします。 最後までやり遂げる意味をモリちゃんから教わりました。
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「ハイ・クライムズ」
carawayさん…1800円
最近、モーガン・フリーマンが気になってしょうがないんですが、これも彼目当てにみました。
アシュレイ・ジャッドとの共演は「コレクター」を思い出させますが、 こちらは、腕はいいがちょっと人生にあきらめの入った軍の弁護士。 でも、その崩れ方がいいんですね。 頭は切れるし、いざというとき頼りがいはあるし、 なにより、ジャッドとの艶かしい関係でない(笑)男女の信頼関係が素敵でした。 こういう微妙な人間関係を演じられる役者って惹かれます。
作品は窮地に立つ主人公、それをサポートする助っ人、味方の裏切り、思いがけぬ大逆転と 法廷もののセオリーをはずすことなく手堅いつくりで終盤まで引っ張ります。 ただ、事件の顚末の後味がよくない。意外な結末、どんでん返しを狙うのはわかりますが、 近頃の映画ってそれに固執するあまり作品の方向性まで無駄にしてしまうことが多いような気がします。
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「8人の女たち」
CHIKARINさん…2003円
新春価格〜♪
とてもゴージャスで、楽しませていただきました。
細かいことはさておいて、ニコニコしながら劇場を後に出来るって幸せですよね。 クリスティっぽいものを狙っていると思われるのだけど、個人的には「エロス」の風味が むしろ横溝正史っぽく、大変馴染めました。

みさきさん…2200円
8人の女優たちそれぞれが、目が覚めるような美しさでした。
私はミュージカルをみるのは初めてなので、シーンがいきなり途切れたように 感じられましたが、そのうち慣れ、しっかりと楽しめました。
仕事帰りの疲れきったときに見たのですが、あまりにも豪華で楽しくて疲れも吹っ飛び ストレス発散もできました。この値段は私としては大盤振る舞いです。

SADAHIKO…2100円
揃いも揃ったフランス映画8人の花。バラの花にひまわりの花、くちなしの花にあだ花?と百花繚乱 豪華絢爛な配役で楽しくなかろうはずもない。個性豊かな女優たちのミュージカルの遊び心に酔いしれ て、醒めてみたらその毒香にノック・アウトとまでは残念いかなかったが、お正月映画ならばこそ八分 目もまたよろし。

SACHINEKO…1850円
とにかく豪華なお花畑で……。二度とない顔合わせに興奮いたしました。
これだけでもう充分なんですが、コメディタッチの部分が見られたので、 コメディとしてはもうひとつ突き抜けたものがあったらもっと良かったのに、と 思いました。フランス映画ファン30年の友人にこの話をしたら、 「それじゃハリウッド映画じゃないの。これはフランス映画だからね」でチョン。^^;
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「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
deine goblinさん…300円
子供だまし。ドラえもんの魔界大冒険の方が全然いい。 なーんもする事が無くて、どうにかして時間をつぶしたくて、 他にいい映画が何一つやっていなければ、まぁ、見てもしょうがないかなー、程度。 ビデオレンタル代以上は払いたくないなぁ。

ちのさん…750円
あまり面白く無かったです・・・・。 とにかくもたなかった・・・。

ふう…さん…1000円
女性のみ1000円で入場できる日に見に行きました。 この映画は1000円で十分です。 皆さん,これ以上出してはいけませんよ!

NOBIさん…2800円
第1作目より好き!と言うのは、ハリーが成長したお掛けで、アクションも魔法も大仕掛けに...
話としては(原作に併せて?)シリアスな方向に行っているのが、個人的な好みに合っているみたい。 映画は結構お笑いを取るシーンがふんだんで、流石、『ホーム・アローン』のクリス・コロンバス監督と 言ったところかも。このバランス感覚がなかなか良かったので楽しめた。
残念なのが、説明不足で判りづらいところが有る事...これは原作が有る映画には付き物だけれど。
【注意】ちなみに、たいした事はないけど、エンディング・ロールの後に笑いが一つ有ります。 お時間のある人は、お席を立たずに!
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「ピンポン」
みつぐさん…2000円
話題の作品がようやく見る事ができました。
今・乗りに乗ってる窪塚洋介君が主人公。ピンポンが、ブーム?になりだしたのはやっぱ 「愛ちゃん」がピンポン台で泣き出してから。 映画の窪塚君演じる主人公ペコも負けると悔し泣きするのは、 負けず嫌いと子供っぽさが原因。子供の心を抱えたままのペコはあえなく敗退。 親友である【凡人】のアクマの励ましでペコは再起。【天才】スマイルの【ヒーロー】 ペコは【主将】ドラゴンと対決して・・・。
戦う事の楽しさをさわやかに教えてくれる、潔(いさぎよ)い男の子達がみんなカッコイイ。 それに、女の子を出ないからとってつけた恋愛映画にならなかったのがいいね!
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「バイオハザード」
ふじこさん…2000円
内容はドキドキとしたテンポで進み、かなりびびりました。 最後は、町じゅうにウイルスがでてしまったということでした。 バイオハザード2は出ないのかなっ。と思ってしまう終わり方がちょっと気になりましたが、見たかいはありました。

ゆかりん…2800円
ゲームをやっているので、大体の内容はわかっていたのですが、面白い!! 久しぶりに、ドキドキ・ハラハラしました。1000円の日にもう1回見てもいいかな〜と思ったので、 この値段です。
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「ピアニスト」
まろさん…3600円
問題作ですねえ。さすがにこの映画について、コメントする人はなかなかいないでしょうね。 好き嫌いがはっきり分かれる、個性的な作品です。(手放しでお薦めできる映画ではありません)
「僕はあなたがどんな悲しい秘密を持っていてもあなたを愛してます。」なんて、 ちょっとほろっとさせられるようなキャッチコピ−にだまされて見てはいけません。 この映画は、相当BITTERです。メグ・ライアンやサンドラ・ブロックあたりが主演する能天気なハリウッド製ラブロマンスを 思い描いてみると、ショックで死にます。
主人公の女性は、厳格な母親の間違った厳しい教育のせいで、倒錯した性に走るのですが、彼女の行動は、 あまりにも理解しがたいものなので(あえて「異常」という言葉は遣いません。)あなたは声を上げて笑うかもしれません。
(実際僕は大笑いしました。)いい大人の癖して、ふつうの恋の仕方も知らない彼女に、あなたはあきれるかもしれません。
母親の呪縛から逃れられない彼女に、軽蔑を含んだ憐憫の情が湧くかもしれません。
中年女の醜い嫉妬心に、嫌悪感を覚えるかもしれません。
でも、もしあなたが、今まで、いつも幸運な恋愛の勝利者ではなく、不幸な恋愛の苦さや痛みをも経験した人なら、 最後に彼女がつけたショッキングな結末に、打ちのめされるでしょう。

僕はシュ−ベルトの音楽が好きです。この映画には、全編を通して、彼の楽曲が流れます。 この映画を見て気づきました。彼の音楽は全て、美しいと同時に、底知れぬ不気味さ、怖さを秘めていると・・・。
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「パニック・ルーム」
kabuさん…1000円
フィンチャー監督の映像センスは高く買ってるんだけどな〜。 『セブン』『ファイトクラブ』レベルまで登りつめてないのが残念。『ゲーム』よりマシなほう。 笑えないコメディでした。

jettoさん…1900円
オープニングが白眉!

CHIKARINさん…1700円
話は面白いんだよね〜。話はね。閉ざされた空間と限定された登場人物で、 手に汗もののサスペンスをまったり味わわせてくれた。でも、どこかフィンチャーっぽい暗さがないのが残念。 画面の雰囲気はたしかにフィンチャーなんだけど、なんとなく納得がいかない。というわけ、ちょっとマイナス。

TAMAさん…1999円
D・フィンチャー監督作は、神経をさかなでされるようで、私はいつも「うまいけど・ちょっとイヤかも...」な気分になります。 『パニック・ルーム』は、「ちょっとイヤかも...」な箇所をジョディ・フォスターとフォレスト・ウィテカーの 持ち味で緩和しており、ずいぶん救われました。(新人子役さんも良かった!)
当初、この映画の主演女優にニコール・キッドマンの名前が挙がっていたそうで、なんだか観てみたい気もするけれど、 現在『アザーズ』が公開中ということもあり「やっぱりジョディで正解だわ」と感じました。 『アザーズ』&『パニック・ルーム』は異なるテイストではあるものの「母親」「家」「密室劇」の共通項が並ぶため、 もしも両作が同時期公開であれば、それぞれの魅力を相殺していたかもしれないと思うからです。 でもニコールは『パニック』に、声だけ参加していますね...。(笑)
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「ハッシュ!」
CHIKARINさん…3000円
べったりと他人に寄り添うわけじゃない。でも、大切にしたい誰かがいて、 そんな人たちと関係を築いていくって、何て幸せなんだろうと考えてしまう。 しみじみと気持ちに沁みこむお話。
……なぁんて真面目に書いてみたけど、とにかく笑える! 劇場中、爆笑でした。ラストシーンも粋です。 (余談だけど、高橋和也くんの部屋、いいですよ。チャッキー人形がさりげなくあるんだよ)
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「陽だまりのグラウンド」
ミニミーさん…5000円
号泣してしまいました!
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「ビューティフル・マインド」
deine goblinさん…"払わなくていいぞ"円
致命的な欠点→分裂症の症状が間違っています。心理学やってるものとしては、それが許せん!

ギョー座の女さん…1600円
脚本に肝心なところが足りない気がして感情移入できなかった。 主人公がなぜ精神を病んでしまったのか、その原因が今一つわからない。 妄想がひどくなっていき、実際はどうだったのかの描写も足りない。キャスティングが良かっただけに、もったいなかった。
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「バーバー」
まろさん…2500円
コ-エン兄弟が、「ファ−ゴ」以来の改作を出してくれました。
ボクは特に彼らのファンではありませんが、彼らの永遠のテ−マ、「人間は怖くて哀しい」 (「ファ−ゴ」のキャッチコピ−)が強く前面に表れたこの作品、かなりお薦めです。
寡黙で孤独な主人公は、どこかカミュの「異邦人」の主人公を思わせます。
全編を流れるベ−ト−ベンのピアノソナタが、切なく胸に迫ります。
フランシス・マクド−マンドの演技はここでも素晴らしいです。 取調べの最中に殺人を告白した主人公を見つめる微妙な表情は、 いろいろな解釈を後にわれわれに投げつけます。 こういう印象を与える女優さんは、貴重です。(彼女は特に目だって美人でもないし・・・)
この主人公は、平和ではあるが単調で変化に乏しい日常の繰り返しに、 ふと立ち止まって考えてしまう現代人の苦悩にも通じるものを感じさせるので、 多くの人が共感できるのではないでしょうか?

mectさん…2500円
B.B.ソートンの煙草が演技してました…。 いつも過酷で悲惨な題材なのに、思い出す度、 観直す度に、ほのぼの気分にしてくれる。
不思議な♪不思議な♪愛すべき♪愛すべき♪ コーエンBr.の贈り物、ワンダー・ワールド☆

ギョー座の女さん…2500円
モノクロの画面の雰囲気がなんともいえなく味があった。ボタンの掛け違いのように、 思惑とは少しずつずれていく様子の描き方が絶妙だと思う。コーエン兄弟の最近の作品では一番の出来だと思った。

SADAHIKO…3500円
可笑しさの中にも、人間の哀しみが胸を打つ。人間が隠し持つ欲望がちょっとしたきっかけで、悲劇へと転がり堕ちていく、 そんなどこに行くのかわからない話の展開、話術にはいつもながら酔いしれた。コーエン兄弟はますます良くなってきた。

SACHINEKO…2500円
皮肉たっぷりの昔ながらの手法をベースにした新しいタイプのブラック・ユーモア映画です。 ちょっとしたきっかけで、どんどんお話が転んでいくところなんかは、匠の域でございました。
ビリー・ボブ・ソーントンのキャラクターが、ぴったりしすぎていて映画を盛り上げます。 しかし…『ミシシッピー・バーニング』でも、ダンナにムチャクチャぶん殴られて、顔を腫らした 奥さんの役を演じていたブランシス・マクドーマンド。この映画でも、顔腫らしてました。(笑) でも不思議なことに、殴られてもあまり彼女の顔が変わらないのは、なんか変。^^;
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「ハートブレーカー」
SACHINEKO…2500円
悪趣味・下品と笑いは紙一重。と私は思っているけど、この映画はそのスレスレを行き来する見事な コメディでした。ジーン・ハックマン、シガニー・ウィーバー、アン・バンクロフトという 名優がいなければ、シラけきっていたでしょうね。しかも彼らは楽しんで演じていました。 特にレイ・リオッタに大枚700円をあげちゃいます。
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「バスを待ちながら」
SADAHIKO…2500円
バスの停留所に待つ人々の人間喜劇。 このバス停には人々の欲望と夢がいっぱいつまっています。そこにはラテンのリズムを奏でる天使が いたのかもしれないですね。そのリズムが登場人物と私たちの心にもしっかり響いてきます。

SACHINEKO…3000円
人間ていうものは、つくづくどうしようもないもので、追い詰められると醜い本性が出てくるもの… そんな映画は数々ありますが、さすがそこはキューバ映画。
金がない、食べるものもない、あるのは欲だけという状況でも、『ブエナ・ビスタ〜』のあの爺さまたちみたいに 「カンデーラ、カンデーラ」と、太陽に向かって明るく叫んでしまうのね。 よくあるお話なのですが、ラストのひとひねりで、私の中では、2002年度のベスト10候補入りになりました。
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「バンディッツ」
SADAHIKO…2200円
銀行強盗したい気分…ボニー・タイラーの「ヒーロー」に乗って、踊りながら料理を作る 主婦ケイト・ブランシェットが最高。『突然炎のごとく』のような3人組の俺たちに明日はない!?

SACHINEKO…1800円
およよ、のっけから『ソード・フィッシュ』かいな、と思わせておきながら、 あのメンバーじゃそうはなるまい、と期待通りの展開を充分楽しめた作品。 さすが、コメディ畑出身のバリー・レビンソン。久々のヒット映画でございました。
ボニー・タイラーを始めとする選曲もぴったりで、音楽も楽しめ、笑えました。 しかし、ケイト・ブランシェットはいい女優さんですね。これから整形なんてしなくても、 その演技力で長いこと活躍できる実力充分です。

魚鱗さん…2500円
早くも2002年ベスト映画候補が出てしまいました!! 本当に面白かった。 ストーリーのテンポが凄くよくて、最後まで中だるみしませんでした。 うまくシーン替えも使ってあって。最後も、かなり好きですねー、いかにもアメリカンだけど。

CHIKARINさん…2000円
犯罪者二人と運命の女という黄金パターン。オープニングでラストの仕掛けの予想は ついてしまうし、よくある話だと思うけど、でもでも面白いのよ。
ひとえに3人のキャラのタダモノでない濃さと、そのぶつかり合いがいい。 そして小ネタの効いた各エピソードもいい。笑って、音楽にのって、手に汗握って、 終わってみれば気分爽快で映画館を後にした。
最後に+100円。『大脱走』(好き!)のスティーブ・マックイーンに捧げます。 (件のシーンがあったのですよ)
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「バニラ・スカイ」
とりいちゃん…3000円
いやー、面白かった!こういう映画、普段あまり観ないせいもあるかもしれないね。 ぼくには、新鮮だった。カーアクションなんか、さすがハリウッド!と 唸ってしまいました。
ただ、ホログラムのコルトレーンとか、モネの絵とか、細かい部分のスノビズムが 気になった。ああいう部分をカットすれば、2時間以内に収まったのに残念。 もっと、ややこしい映画かと、びくびくしながら観始めましたが、 さすがキャメロン・クロウだけあって、分りやすく、再見にも耐えうる作品だと思いました。
まだ、細かい部分が分っていないので、ビデオになったらレンタルして観たいと思います。

TAMAさん…1700円
「比較して観てはいけない!」とわかっていながら、どうしても『オープン・ユア・アイズ』と比べてしまった。 悲劇へ至る経緯の不自然さ、人間関係の希薄さ、主人公にとって「女神?」であるペネロペ嬢の存在も どこか中途半端な描き方で残念に思える。(元作品で印象的だった彼女のパントマイム場面を、 なぜ削ったのだろう?惜しい。)
仮面で覆われたトム様のお顔も(笑)、ちょっと説得力に欠けるのではないかな? そしてキャメロン・ディアスとペネロペ嬢の対比、別にどちらが「女神」であっても私は構わないように感じるけれど・・・ まぁ、リメイク権を勝ち取ったトム様の好みでしょう。(←トム様ファンの方、すみません^^;)

SADAHIKO…1900円
スペイン映画のリメイクとはいえ、『突然炎のごとく』とか『アラバマ物語』なんかを物語の中に 溶け込ませるあたりなんざ、さすがオタク入ってます、キャメロン・クロウさん!
映画としては、『トータル・リコール』と『記憶の扉』を足して「3」で割ったような話で、目 新しさはないんです。まあ、"バカは死ななきゃ治らない"っていう映画ですな。

SACHINEKO…1400円
すいません、映画がどうあれ、トム・クルーズってあんまり好きじゃないんです。
そのトムくんが、美女を両手に、きわどいシーン、露出狂かと思われるほど裸が多い。 (特にペネロペとの絡みは、変に想像しちゃうだろろう^^;) それに、うっとりしたような眼…じじいフェチのSACHINEKOさんには、もういやになっちゃうんです。 だから、この映画の感想は、どんどん本質からずれて行ってしまうので、この辺にしときます。 ただ、キャメロン・ディアズは、よかったねぇ。これから期待しています。
お値段は、キャメロン・クロウ監督+キャメロン・ディアズ−(トム・クルーズ+ペネロペ・クルス)ということで。
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「ハリー・ポッターと賢者の石」
ギョー座の女さん…2300円
原作にとても忠実に作られていて、楽しめました。ハリー役の子がイメージにぴったりで感心しました。 イギリスの名俳優達が沢山出てきて、嬉しかったです。はやく続編を観たいです。

NOBIさん…2150円
面白かったけど・・・と何か物足りないと言うか・・・。
そう、この作品を観た時に「ネバーエンディング・ストーリー」を思い出してしまう。 それ自体悪い事では無いけど・・・「ネバーエンディング〜」も好きな映画だから。 やっぱりこの映画、詰め込み過ぎだと思う・・・原作は読んでいないけど。 それと子供も観れるようにとの配慮からかな?最後の対決も盛り上がりに欠ける・・・ とっても良い話で、道徳的なんだけど、歳を取って来た人間にはちょっと物足りないかな・・・ 今度はレンタルビデオ屋で借りてきて観よう!

TAMAさん…1800円
2時間30分を超える大作ながら、不思議な出来事がテンポよく繰り広げられ、 家族揃って楽しく観ることができました。なので、もとは取れたと思います。

kabuさん…1000円
やはり酷評も多いですね〜。 ま、こんなもんぢゃないの。それ以上のものを期待するのが無理ってもんです。

Barchielさん…1000円
期待はずれだった。 確かに迫力ある映像で楽しむ事ができたが、あくまでそれは原作を知っている人の意見である。 かなりのシーンがカットされており、まぁ時間的な事でしょうがないのだと思うが、 あれでは原作を読んでいないと内容を把握しずらいと思う。 ただ、決してつまらないと言うわけではないので、見て損はないと思う。 しかし、原作を読んだことのない人は読んでから行く事をお勧めしたい。

くりふさん…1000円(学割)
本当に、本当に、涙が出るほど素敵な映画です。
絶対に見るべきです。私はもう3回見に行きました。本もすべて読みました。
昔から本は話題になっていたけど、「そんな大したことないだろう」と甘くみて、 本さえも読みませんでした。けれど、あるきっかけで読んでみると面白すぎて、 寝る間も惜しんで読みました。何度も何度も読み返しました。
子供のファンタジーだと馬鹿にしないほうが良いと思います。1度映画を見れば、 (本を読めば)大人でも、魔法使いになりたいと思うでしょう。
管理人よりくりふさまへ
お値段の方なんですが、実際にご覧になった入場料ではなく、 例えば、この映画なら1000円のところ、3000円払ってもいいな、 という感じでつけていただいているんですよ。 せっかく絶賛のお言葉をいただいているのに、もったいないです。 お値段は変更できますので、もしよろしかったら、フォームの送信をお使いいただいて、 お値段をお送りください。(^.^)


ほびっとさん…1800円
原作を手際良く纏めてあり、ポイントをきちっと押さえてあるので安心して楽しめた。 多分1作目の脚本を書くときは次回作を続けて撮る予定がなかったのだろう、 2から3作目までのディテールを使っていたのがご愛嬌かな。で,次回作を楽しみに待っている。

SADAHIKO…2000円
古い御伽噺と今風のロール・プレイング・ゲームが合体したような映画。
このヒットであのデイム・マギー・スミスもついにキャラクター商品になってしまったかと考えると、 なんか微笑ましいやら、怖いやら、気の毒やら。それはさておき、映像が大変魅力的で、続編が観た くなってしまう映画です。

SACHINEKO…2300円
あちこちに書いているけれど、とにかく時代時代のおもちゃ箱をひっくり返したような世界です。
『風と共に去りぬ』の昔から、人気の原作の映画化は、神経の使い方が尋常ではない ことは今も変わりはないけれど、そういった意味で難しい作品をよくここまで作ったと思います。 イギリスの実力派俳優たちがスクリーンで一同に見られることだけでも、満足。贅沢な映画です。

深川さん…2200円
老体にムチ打ち、長時間並んで観賞。
主人公の少年にも、非常に好感が持てたし、クリス・コロンバス監督の得意とする分野の作品でもあり、 脇役に芸達者なベテラン俳優たちを配したことが大きかった。 原作を読んでいなくても、充分に楽しめると思う。とにかく多少並んでも、 おつりが来るくらいは楽しめる作品ですよ。
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「パール・ハーバー」
NOBIさん…1800円
夏の超大作・・・ホント長かった。
それにしても、これだけありきたりのラヴ・ストーリーをこの長時間でやられると、 流石に途中で飽きてくる。 今回は、戦闘シーンの特撮に興味が湧いたから観に行ったのだけど…。 『アルマゲドン』のマイケル・ベイ(監督・製作)とジェリー・ブラッカイマー (製作)の手に依る作品だけど、何とも大味、ストレートなお涙頂戴ストーリー (決して、それ自体悪いことと思わないけど)で、緊張感が足りない。 戦闘シーンの迫力は凄いと思ったし、見せ方も面白かったけど…。
この映画の一番良かったところは、ルーズベルト大統領を演じたジョン・ヴォイトかな。 後半のドゥーリトル爆撃隊のところは、蛇足のような…ホントに長い長い映画…。

SADAHIKO…500円
とにかく長過ぎる。戦闘シーンの迫力はすごいといえば、すごいのだけれど、 その割に緊張感というものがない。バカバカしい三角関係の恋愛ドラマも、 もういい加減にしてくれって感じです。 ハリウッド映画製作のシステムが最大限悪いほうにいくと、こんな映画になるの かも。まあ、映画を観てみんなでいっしょにクサしあいたい人はどうぞ。

SACHINEKO…380円
お話(脚本)は特撮の添え物ではない!中身はくだらないのに、大金かけて作って、儲けるために 話題づくりに腐心して、尚且つ3時間以上の長尺作品……。まったく観客をバカにした作品である。 もしこういう映画ばかりが、乱造されるようなら、ハリウッドもアメリカももうおしまいだと思うな、私は。
ビデオで充分、ということでうちの近所のビデオ屋さんの貸し出し料金で。
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「ハムナプトラ2〜黄金のピラミット〜
CHIKARINさん…1800円
ファミリーレストランのお得クーポンで、テーブルに一杯の料理を並べた気分です。 ”適度”に美味しくて、ボリューム満点。目もお腹も満足。 何も考えずに、次々と展開されるハイテンションな画面と、定型の展開を楽しみました。 色々難点はありますが、久しぶりに「ああ、楽しかった」と劇場を出ることが出来ました。
息子がもう少し可愛ければ(キャラクター的には可愛いんだけどビジュアルが)という気もします(笑)。 1000円で観たので、プラス幾ら足そうか迷いましたが、イムホテップの最後の表情が 良かったので定価に。

ギョー座の女さん…2300円
前作よりかなりスケール・アップしてます。ILMの技術も益々冴えていて、ものすんごい迫力です。 絶対ハッピーエンドなので、何が起きても安心して観ていられます。 ちょっと切ない部分もあったりして、文句無しに楽しめます。

SADAHIKO…1500円
この映画は退屈になる暇がない。ハラハラドキドキしっぱなし。 ところが困ったことに話はちっとも面白くない。 大波に飲まれても傷ひとつないなんて、ほとんどバッグス・バーニーの世界 だったりするのだけれどこれが2時間以上も続くと、体力勝負です。
映画としては認めたくないけれど、アトラクションと考えれば、 富士急ハイランドを超えた?!「3」では、イムホテップがきっと味方として復活するかも…。

SACHINEKO…1800円
CGがなければ、ただのB級キワモノ映画ですのでとにかくオバカな気分で、 楽しもーーー!と張りきってでかけました。が……。
これでもか、これでもか、とあとからあとから出現するミイラ共の如く、興奮の見せ場ばかり。 で、息もつけないのです。ホッとするひまもないのです。 ミイラの動きがす速く、それに合わせたように人間の動きも超人的。 速い展開とド迫力の音響に、しがみついて行くのが精一杯。せめてロンドンの街並みくらい、 ゆっくり見せてくれーーい!
私も歳取ったのかなぁ、付いて行けなくなったのかなぁ、と心配になってきました。 みなさんのご意見をたくさん伺いたいです。
関係ないけど、最近彼女にフラれたかわいそうな同僚を、イムホテップ2世とひそかに呼んでいます。(笑)

みつぐさん…2500円
1作目の原題は『THE MUMMY』(ザ・ミイラ)『ハムナプトラ』って、 訳わかんない題名つけて、映画の中身とぴったりに!ってこちらの 『ハムナプトラ2−黄金のピラミッド』もあれよ、あれよと物語が展開。 ミイラがロンドンの町を走るわ(かわいいんだな、これが)いっぱい○○が出てくるわ、 ○○男は出てくるわ、主人公達の因縁が分かるわで、もう・たいへん! 相変わらず必殺わざは「とりあえず逃げる」前作も走ってましたけど、 今回も走ってましたねぇ、みなさん。
はらはらどきどきしたい人。おすすめだね。ブレンダン・フレイザー君は 相変わらずかわいいし、ハムナプトラを守る砂漠のお兄ちゃん(オデット・フェ−ル) もかっこいい。今回イムホテップ(アーノルド・ヴォスルー)が、ちょっとかわいそうだったよ。
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「ハンニバル」
ホイホイさん…500円
ちょっと前に映画館で見たんですがレクターワンマンショーってな感じでした。 今回は前回とは違い、殺される人は悪い人でいいキャラは殺さない、って正義の味方かい!! っと突っ込みたくなる展開でしたね。 あの前回の「目的のためなら見境も無く殺します」といった緊迫感ゼロ!クラリスもキャラが弱い。

ワイサンさん…1700円
実は1000円で観たのですが、定価払ってもいいかなという意味で1700円。
このお話って、ヘクターがクラリスに対してとった言動だけを切り取ってつなげると、 ヘクターの純愛物語なんだなあとつくづく思いました。 博士みたいな人に惚れられちゃったら、ちょっと、いや、すごく怖いですけれど、 それを受けて止めてしまえるクラリスはすごいです。 ムーアは、クラリスの不器用さ、小器用にできない女性特有の不器用さをわりと よく表していたような気がしました。

まめさん…1500円
先に原作を読んでしまいましたから、むしろ、物足りないな〜、 くらいにナナメに構えて見てたんですが(それでもラストはえぐかったです。食欲無くしました)。
鑑賞中も飲み食いしてましたし。原作のえげつなさをストレートに出してくれたせいで 物足りなかったのか、キャラクターが立ってないからなのか、両方なのか…。 両方だったんでしょうか?「羊たちの沈黙」とは別物、とは思いつつ、 これはやっぱりジョナサン・デミに撮って欲しかったような気がします (でも絶対無理だったでしょうね^^;)。

まりさん…1500円
去年原作を読んだ時、「こりゃなんだ〜、アゴはずれるぜ」と思ったおかげで、 『羊たちの沈黙』と『ハンニバル』は別モン、という認識が事前にあったため、 それなりに楽しめました。
『ハンニバル』はファンタジック・ラブストーリー…ってそりゃあんまりだな、 レクター博士の華麗なる犯罪生活恋愛編ってところでしょうか。 レクター博士の衣食住すべてにおける彼の哲学を堪能するのがポイント。 映画はそこらへんの細部に時間がかけられない分、なんや大味な感じに仕上がってました。 キャラクターが強烈に立ち上がってこないから、レクター博士のクラリスに対する複雑怪奇な食欲… じゃなくて愛情がいまいち伝わらない。
個人的に、原作にあったクラリスの車のハンドルをレクターが舌で舐める シーンがなくてがっかり。あと私はラスト、クラリスの手が切られて、 んで博士が大事に保存して、ポケットの中でもて遊びながらクラリスに手紙を書き、 義手のクラリスがそれを読む…ってシーンをあの間に瞬時に思い描いちゃったのよ。 予想が外れてちょっとがっかり。でも私のは悪趣味だよな…。
どーでもいーけど博士が見てたオペラが、『タイタス』ちっくな演出だったのが、けっこうツボでした。

コケシさん…1500円
予想以上にグロかったので満足。 この前に『バトルロワイアル』と違って年齢制限があって正解の映画だと思った。 原作ファンでも許せるおもしろさ。

ほびっとさん…700円
あまり期待していなかったが、やっぱり面白くなかった。 残酷、気味が悪いと言うより、ストーリー事態に変化が 乏しいので退屈のあまり、危うく居眠りしそうになった。
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「パダヤッパ」
ギョー座の女さん…2100円
ラジニカーント主演の最新作である。(といっても1999年の作品だが)
相変わらずカッコイイが、寄る年波には勝てないのか、歌も踊りもちょっと控えめである。 ストーリーにもちょっと無理があるし、3時間の長丁場だし、観るのにエネルギーが要る。 ラジニも引退して政界進出のうわさもあるし、あと何本主演作が観られるのかわかりません。 ・・・一抹の寂しさを感じてしまった。
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「ヒマラヤ杉に降る雪」
まりさん…1000円
これ最初映画館で1000円の日に観て、その時はけっこう感動して、またビデオで観ると…だるいっ。
墨絵みたいな雪景色や、印象的なフラッシュバック、少年少女時代の二人が、 杉の材木(?)の上で遊んだり、海岸で魚を拾い上げたり、 雨の杉林の中で雫を舐めたりといったシーンがどれもこれも瑞々しくて、映像的にはかなり好み。 そういう映像的な良さって、映画館では強いけど、ビデオで見る場合ストーリー的な 魅力のほうが大事になってくるからなあ。
ん〜、でもこの映画の拾いモノって、今までど〜でも良かったイーサン・ホークが、 私の中ではキング・オブ・文系内向的クラめ粘着質アイドルとして急浮上したことかな? 今までM・デイモンと区別がつかなかったことを、反省しております。 これからも、ひたむきな、とか内に秘めた、とかそういったストーカー気質と すれすれをゆくロマン街道を貫いてもらいたい。私の中ではJ・ハートネットと肩を並べる、 奥目がちアイドル。あと、少女時代を演じた鈴木杏!この子はめちゃくちゃいい。 私の中ではイチオシ。

ほびっとさん…1200円
非常に長い。もう少し(15分〜20分)編集で刈りこんですっきりさせた方が、 ピリッとしたものになっていたと思う。
第二次世界大戦のアメリカにおける日系人をアメリカ人が描いた作品て、 どうしても詰めが甘くて良い作品が無いと思っているのは偏見? ただ映像が素晴らしく、アンセル・アダムズの世界を彷彿とさせるものがあった。 (彼は第二次大戦時、キャンプに送られた日系アメリカ人の写真を撮り続けた人でもある) それにしてもイーサン・ホークって影のある暗い役をすると自然に見える。
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「ハイ・フィデリティ」
SADAHIKO…2300円
昔別れた恋人たちを、「なんでそうなるの」とばかりにひとりひとり訪ねていく。 いうなればオタク版『舞踏会の手帳』なんだけれど、あくまでも 自己中心的に話が進むのがオタクたる所以。気持ちがとってもわかる自分は何?

SACHINEKO…1500円
ウディ・アレン一連の、男ウジウジ物の匂いがプンプンする映画。 でも、自分のおタク度もしっかり計ることができる話の展開は、非常に 楽しめる。後半、少しダレるのが玉にキズ。 男性の方々、さくざまなタイプの女性がでてきますので、 ぜひ勉強なさっせくださいませませ。
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「初恋のきた道」
まろさん…2000円
そもそもチャン・イ−モウって人の作品、昔から好きなんですね。でも、どっちかというと、女VS女の熾烈な権力闘争『紅夢』、 悪魔の赤ちゃん中国版『菊豆』、毒婦(?)コン・リ−の最期『上海ル−ジュ』なんて、ドロドロ路線が好きなんですね。
不健全な精神のボクは。ほのぼの素朴路線よりは。「あの子をさがして」でしたっけ?あれは嫌いだな。華がないし、 子供が全部憎たらしい。面白いのは面白いけど。「秋菊の物語」は好き。素朴路線と見せといて、実は毒を含んでるから・・・。 話が本題から逸れましたね、失礼。
で、この映画は、どちらかといえば、素朴路線なんだけど・・・よかった!まあ、感傷に走りすぎてる感は否めないけど、 女性受けを狙ったあざとい「恋愛映画」としてではなく、もっと大きなテ−マ「家族愛」を描いているところに共感した。 「またいつか時間を置いて見て見ようかな。」と思わせる佳作。

ミニミーさん…5000円
号泣!あの子をさがしてより全然いい!けがらわしい俺の心も洗われたね!ひた向きで一途で生涯ひとりの人を愛す恋かぁ。

ほびっとさん…3600円
美しい映像と心洗われるストーリーに感動。構成が素晴らしい上、 この邦題から想像していた単純な話ではなく、親子、夫婦、恋人間の思いやりを 描いているのでストーリーに厚みがあり、観る人に大きな感動を与えている。 少女役のチャン・ツィの愛らしい姿と表情が素晴らしい。

ギョー座の女さん…6000円
現在のお話のモノクロから、40年前のカラーへの鮮やかな切り替えが見事。 すばらしい効果を産んでいる。 ひそかに思い続ける少女の一途な気持ちがまっすぐに伝わってきて、 ひとりでに涙が出てきた。自然の美しい色彩と見事に調和した音楽で、 更に心にしみいる物があった。久しぶりに珠玉の作品に巡り合った。

まさひろさん…10000円
チャン・ツィイーが とってもいい。 この映画は女性より男性の方が感動するかも。 彼女、ひょっとして 大変な大物になるかも。

SADAHIKO…4000円
単純なストーリーと日常的にどこでも交わされるような普通のセリフ。それなのにこの映画は感動的で ある。セリフのひとつひとつは重みがあり、物のひとつひとつには人の思いまでもがしみこんでいる。 こんなにも美しく、涙が溢れてとまらない映画、人生が愛しくなる映画は、そんなにはないだろう。

SACHINEKO…10000円
私にとっては、何年に一本という映画。今年(2000年)の文句なしにベスト1!
観賞後にトイレに行ったら、化粧直しの女性でごった返していて、手も洗えませんでした。 女性の方は、薄化粧で参りましょう。化粧が崩れることまちがいなしです。 恋人に涙を見られたくない男性は、なるべく一人に行くことをおススメします。
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「バトル・ロワイヤル」
KENさん…1000円
16歳の僕にしては、こういう危機的な状況での友人同士との連携、 信頼について考えさせられました。自分がもしこうなったら、友達を信頼できるか。 そう思うと少し疑問符がつくかなぁ。
今の中学、高校を見ていたらはっきり言って、「いつバトルロワイヤルをやるように なってもおかしくない」、と思うと同時に自分のクラスも・・・。と思い、 ちょっと怖かったです。
演技については、山本太郎以外は大根役者だと思いました。みんな芝居臭かったです。 しかも肝心な部分の演技が。役になりきってないと思いました。 でも山本太郎はカッコ良かった。最後なんか特に。 まぁ、そんなこんな生意気を言ってしまいましたが、僕的には1000円です。

かおりさん…???円
殺戮シーンばかりで、途中でウトウトしてしまいました。 で、起きたらまだ殺しのシーンでした。メッセージがあるのでしょうけど、 私にはわかりませんでした。「もうたくさん!」て、 うんざりしてしまいました。途中寝たので、値段はつけられませんでした。

綾さん…1500円
私は、皆さんとは反対に、18歳以下は見せたらダメと思った。
クラスメイトが、殺しあっている現実味が全然伝わってこなかった。 こういうのに、興味ある子がみたら、危ない。 本当の友達を、みんな殺した前提で、見つけられても…。 ビートたけしには泣かされました。(age21)

シロさん…1300円
ぜーんぜん、問題にするような映画じゃないじゃん!(もっとヤバいのが、 おれらの回りにはゴロゴロしてんからね)
俺みたいに、白昼映画館へ行くような奴らは、心配することないんじゃない? 怖いのは、この映画のビデオ買って、一人で何度もコマ送りして、 *マスってる奴なんじゃないかなーーー。(俺も近くにして欲しくないもん。そういう奴) 10代の感想でした。
(*管理人注…たぶん、一人でお部屋で興奮しているということではないかと思いますけど)

深川さん…1000円
この映画が、政治家を巻きこんでまで大騒ぎする映画だろうか…。 原作は読んでいないが、深作監督の言わんとしていることは、理解はできた。 刃物のおそろしさを知るには、遠ざけるのではなく子供の身近に置き、 その痛さを知って、刃物の使い方を知る…その逆説が、今の子供らにどう 届いたのかは疑問だが…。

亀甲鶴さん…500円
原作は面白いのかも。映画は大人の鑑賞に堪えない。 子供たちの心理の揺れが伝わってこないので、恐怖感なし。 たけしファンが観ておく以上の価値なし。
10歳以下の方の映画。<指定>の見識を疑う。10歳以下でしか、 この映画の良さは判らないのかも知れぬ。「仮面ライダー」の世界から発展ないし、 深作は子供の心理を追求した『エヴァンゲリオン』を如何取り込んでいるのか。
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「ハイホープ」
亀甲鶴さん…2500円
ネイキッドと同じマイク.リー監督。英国の家庭生活を丁寧に描く。 小生の波長に合う。誇張もなく、衒いも無い。
middle class,lower middle class,lower class の三家族が、ボケはじめた老母を狂言回しとして縺れあう。  それぞれの人々の悩み深き人生を暖かい眼でみている、と言う見方は小生はとらない。やりきれない、行き止まりも無い暗さ、虚無感というのかしらないが救いの無さで裏打ちされているので、小生の波長にあう。と思う。人生に救いなぞあるものか、、、、。 マルクスのお墓の前で、マルクスの持っていたロマンチズムは批判される。 英国階級社会を見渡すこの映画は、一億総中流意識がガラガラ崩れている現在の日本に見合っている。
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「ハリウッド・ミューズ」
みつぐさん…2000円
ハリウッドの有名脚本家が、超スランプに・・・。 映画会社の重役からはメタクソにけなされ、エージェントからは見放される。 そこで妻の進めで友人に相談、その友人に紹介されたのはなんとギリシャ神話の 女神『ミューズ』だった!
この題名はほんとお見事!。だってハリウッドならではのお話だもの。 ヒット脚本だと1本6億円にもなるという世界。 それも、少しのアイデアとチャンスで決まるんだからね。
他人に「お前はスランプじゃ」って言われるとスランプじゃない人も スランプになるというもの。嘘でもすがりつきたくなる気持ちはよくわかる。 嘘かまことかのエピソードの数々やら特別出演の監督達。 シャロン・ストーンのコメディ演技と慌てふためく監督と脚本も努める アルバート・ブルックスの(顔面蒼白)迫真の演技もみどころ。
ハリウッドを目指す人達必見の映画であります。
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「ひかりのまち」
SADAHIKO…2500円
まさにロンドンの街にいるかのような臨場感。 ハイビジョンにすればリアルなのではなくて、16ミリのほうが 逆に空気が伝わってくるということもあり、技術偏重の映像主流の方向に疑問も投げかける。
これは、下町の人情ドラマで、そこに生活する人の生の息遣いが聞こえてくる、見事な映画です。 昔ならデュビビエって感じ。
というわけでこれは、『ロンドンの空の下テムズは流れる』っていうところかな。

SACHINEKO…2000円
『日陰のふたり』もそうだったが、いまひとつこの監督の過剰な演出に、 なじめない私。この作品では、子供が首を吊り、ブラブラ揺れている様子を映し、 絞め殺されている一番下の女の子の死体まで、きっちり見せた。
ドキュメンタリー出身の監督だから、生々しい演出をしてしまうのは、 仕方がないけれど、もう少しデリケートな演出もあると、もっといいのに…と思う。
だが、『ひかりのまち』では、彼のドキュメンタリー監督としての腕がおおいに冴え、 ロンドンの雑踏に自分がいるかのように感じて、思わず不安で、 小さくなってしまっている自分に気付いた。
いいお話、そしてじょうずな語り口なのよね。『マグノリア』に爪の垢を煎じて飲ませたいくらい ホントにうまいのよ。なのに、とにかく…彼の映画を観たあと、 はひどく疲れてしまう。なぜだろう……。
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「パーフェクト・ストーム」
kokoさん…1000円
確かに嵐のシーンはすごかったです。 でも、ラストが???
見に行った妹と二人・・顔見合わせちゃいました。 評価の別れる映画?

TOMIPPUさん…1000円
期待が大きかったせいか、かなりがっかりしました。
「実話」を売り物にしているけど、メインの「漁船の遭難」のエピソードはほとんど」 フィクションと思われ、ハッキリ言って、「看板に偽りあり」です。 これはいただけません。
「死者を食い物にしている」という批判があったという記事を見ましたが、その批判にもうなずけます。 「実話をヒントにした完全なフィクションだ」と言ってくれたら良かったんですけど。
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「ハンネス列車の旅」
SADAHIKO…2800円
フィンランドで開かれる「時刻表チャンピオン」大会に出場するため、ドイツから列車で旅する、列車 オタクの話。刑事に追われるというサスペンスが、スリリングというよりは、ユーモラスでご機嫌。 オタクが主人公でも、これはラストがとっても素敵な大人の映画です。

SACHINEKO…2000円
よっ、電車の時刻表おタク!あんたみたいなおタクだったら、お近づきになりたいわ。(笑) 殺人事件あり、恋あり、おっかけあり、の飽きさせないあたたかいロード・ムービーでした。
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「ハイスクール白書」
テディ片山さん…2500円
高校の生徒会の選挙をめぐって繰り広げられる学園コメディ…と 思いきや、意外と人生について考えさせられる不思議な作品です。 主な登場人物が、数人途中でも繰り返しナレーションをするのも おもしろいと思えました。(主人公がナレーションをするパターン、 また冒頭とラストでナレーションをするというパターンは、よくあると思いますが…)
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「π(パイ)」
まりさん…2500円
いや〜、これビデオで観てる最中に地震がおこった恐怖、これはこの映画を見た人には分かる、かも…。 ちょうど数学者が世界の法則の鍵となる216桁の数字の謎に迫ったまさにその時、ぐらぐらぐら〜っと、 震度5の地震が…。効果的すぎるよ〜、ぞっとしました…めったに地震の無い広島人だもんで…。
まあそれはさておき、この映画、めっちゃスタイリッシュですねえ。 いや、モノクロだからとか凝ったカメラワークがカッコいい、とかもあるけど、 「数学」ってもの自体がスタイリッシュなものなんですよ。円周率を3で計算する、 とかアホなご時世になりつつあるみたいだけど、私のような骨の髄からの文系人間には、 πだろうがルートだろうがサインコサイン、ベクトル…あの別世界の言語のような数学 というものそれ自体が、高度に洗練されたパズルのようで、超クールに見える。
あとこの映画と、岡野玲子のマンガ「陰陽師」をセットで見たらね、 けっこうリンクして面白いかも…。主人公の師の数学者が碁石で作ってたうずまきを見てね、 一人でおお、っとうなっちゃいました。「陰陽師」もスタイリッシュな作品です。 世界の根本の法則に迫るという行為自体が、クールなんでしょうね。

TAKさん…800円
全編にわたって、モノクロームで展開される一人の数学者の狂気と学者の探求欲望のストーリー。
いまさらモノクロ?という気持ちも映像を見れば納得できるはず。 むしろモノクロだからこそこの映像は生きていると思う。 800円と値段をつけたがこれは決して低いわけではなく、 ビデオで見たからなので映画館でならは2400円程度かな。
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「ビューティフル・ピープル」
SADAHIKO…2500円
平凡な市民たちの話なのに、そこから見えてくるのは、英国であり、ヨーロッパであるという、 その視点がとてもユニーク。

SACHINEKO…2650円
日本とちがって、「禁句」という言葉がないイギリス。
この国の人々は、どんなことでも、持ち前のブラックさで、笑いにする感性を持っている。 ときには自虐的に、そして時には嘲笑的に…。それを知性で受け取めめったに腹を立てない。 でも、人々のプライドは限りなく高い…それがイギリス。
いがみ合うセルビア人とクロアチア人の移民。 自分の土地に別荘を建て、住む土地を奪っていったアングロサクソン人を怨み、 彼らの別荘を焼き払って、自分もついでに焼いてしまったウェールズ人。 上流社会に生きる嫌味っぽい人々。
そんな人間たちを、時には温かく、時には哀しく、そして時にはコミカルに 描いています。イギリスという国の懐の深さを感じさせてくれた作品でした。

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「橋の上の娘」
シッカンさん…3000円
去年これ見た時、昔のルコントに戻った!と喜んだ映画でした。 ルコントには切ない愛を描いて欲しいです。 ヴァネッサも魅力的でした。モノクロがまたいい感じでした。

NOBIさん…2000円
セックス・シーンのない官能的な映像と倒錯的な愛。 監督のルコントらしさが全編に流れています。 別の場所に居る二人が会話を交わすシーンが好き! それにしても、この映画のヴァネッサ・パラディは良い!! 横顔が、クラウディア・カルディナーレに似てるんですね!?

SACHINEKO…2400円
昨年観たフランス映画の中で、一番の映画でした。
フランスの御伽噺。ストレートに描いた恋愛映画ではないけれど、 ナイフ投げのお互いの緊張感、2人の言い知れぬ陶酔感、なんとも言えず刺激的でございました。 男が女と別れてから、じょじょに風采も変わってまいります。 それがなんとも言えず切ない・・・。特にライターのシーンは、なにより切なかった。
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