¡Adelante! > Diary 2003.12

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12/29年の名残り

昨年よりさらにペースが落ちて今年劇場で見た映画は合計20本。月に2本も見てないのか。来年はもうちょっとペースを上げるように頑張ろう。ちなみにHは今年1回と、去年から半減。来年はもうちょっと…。それはともかく、恒例の今年のベスト5を選んでみる。

明日はK氏夫妻のお誘いで伊勢志摩方面に一泊旅行。今日が今年最後の更新となります。終わりよければ全てよしということで、あまりいいことがなかった今年だけれど無事に年を越せるようにしたいもんです。今年もAdelante!を覗いて頂いてどうもありがとうございました。だれかとどこかで繋がっていると思うと励みになります。みなさまもどうぞ健康で良いお年をお迎えください。


12/28酔拳

昨晩の日本酒が効いたのか二日酔いのつらい朝。部屋の片付けは明日にしよう(おい)。そろそろ一年の総まとめをしなくてはということで、意味なし企画第二弾:今年見た映画の中のセクシー男優ベスト5を発表します。

頭痛はまだ治らなかったけど、夜は三十郎くん主催の忘年会@新宿西口。総勢9人の30・40代のアダルトなおかまたちが集合して、中華料理をつつく。「クリトリスとGスポットって同じもの?」と聞かれ、「違いますぅ。クリトリスわぁ…」と自慢げに説明しかけたけれど、見たこと無いので尻すぼみ。ってかなんでこんな話題になったのか?B氏から「あら、サイトやってるの?で、何を発信してるのかしら?」と核心をついた突っ込みを受ける。「え、あの…その…」としどろもどろになっていると「サイバーリソースの無駄遣いね」と一刀両断される。はい、精進させていただきます。体調もイマイチだったので2丁目で飲み直す皆と新宿駅で別れる。来年は「本厄ボーイズ」を結成することを三十郎くんと誓って帰宅。


12/27シックス・センス

早いものでいつの間にか今年も後わずか。アカデミー賞ノミネート発表まで一ヶ月となったところで、あまり意味は無いが勝手に作品賞候補を予想してみる。

上から3つはほぼ当確で下の2つは穴狙い。「マスター・アンド・コマンダー」や「ラスト・サムライ」の方が作品賞っぽい気もするが、時代バトルものがかぶりすぎるというバランス感覚が働いて選外、代わりに希望の光ものと父子愛ものが来ると見た次第。「ファインディング・ニモ」は長編アニメ賞、批評家絶賛の「Lost In Translation」「イン・アメリカ」は脚本賞、「House of Sand and Fog」は演技賞の候補に落ち着くと予想。さてどうなるか。1/27をお楽しみに。

夜はバスケ部の忘年会@代々木上原。普段の練習のときより集まりが良いような。とにかく賑やかに大いに食べて飲んで楽しんだひととき。10時に新宿に移動して飲み直し。最初は大人しく飲んでいたのにゲームが始まってしまったら止まらない。店の人に「他のお客さまに迷惑ですから…」とたしなめられるほど。他のお客さま、すみません。終電の時間になったのでひとり先に帰ろうとしたら日本酒コップ一気の洗礼を受ける。ちょっと飲みすぎたかも。みんなは何時までいたんだろうか。


12/26ホーム・アローン

クリスマスに家にひとり、と言えばこのタイトル。今年も無事に(何も無かったの意)クリスマス終了。

WANTEDチェッカーのH吉くんと新宿で待ち合わせてプチ忘年会。前に三十郎くんと行った二丁目の韓国食堂でナムル・チヂミ・プルコギ丼を食す。「もう『オスカーのゆくえ』の季節なんですねぇ」という歳の瀬の挨拶で始まり、今日も得意のシモネタで大いに笑わせてもらった。「里子に出していたビデオは何本だったのか?」と興味深々のようだったが、「爆裂○○○」をして「たいしたことやってない」と言い切る君には残念ながらどれも物足りないと思います。ココロ・カフェでお茶してからお開き。今年もお世話になりました。来年もテニスやろう。


12/22ナイトクラブ・ビフォー・クリスマス

アゲハの日。K1くんを誘ったら「風邪引いた」との返事。ちょっと迷ったが独りで行くことにした。現場到着0:30。入り口で並ぶこともなく入場。ちょっと人が少なかったかも。2時間くらい踊ってGoGoショーをかぶりつきで堪能してからぶらぶらしていると、元彼(かな?)NS発見。ひさしぶりでした。一緒にいた今彼くんが超キュート。なんでも昔僕とNSがスキーに行ったときのビデオを見たんだそうで、「ひるひるさんって、スキー下手なんですよね」……。あの、ちゃんと教育してください>NS。NSの友達の中国系カナダ人Jくんの話によると「ベトナム人の子のはデカイ」のだそう。メモメモ。

アイランド・バーでまったりしていたら、K1くんから声がかかる。ありゃま、体調悪かったんじゃなかったの?こないだリキッドで一緒だった大型犬顔のM1くんとも再会。みんなでひと踊りして5時に会場を出る。自宅着6:30。おやすみなさい。


12/21ブルース・オールマイティ

金曜日は会社の工場の人たちとプチ忘年会@なぜか八王子。意外にも仕事の愚痴大会にはならず、あたり障りの無い芸能・スポーツ関連の話題で時間が過ぎたのでほっとする。カラオケで1時間ほど軽く2次会をして、帰宅。

ゴールデン・グローブ賞のノミネート発表。渡辺謙がノミネートされて話題になっているが、ラスト・サムライは作品・監督賞から外れてやや失速気味。代わってまだ未公開の作品ながら「Cold Mountain」がオスカー本命争いに急上昇といったところ。ノミネート一覧を当サイトの自己満足企画「オスカーのゆくえ・その他の賞」にアップしましたのでお暇な方はどうぞ覗いてやってください。アカデミー賞のノミネートは1月27日。「ただ飯を食おう」へのご参加もよろしくです。

土曜日。10時頃にごそごそと起き出したが、天気の良さにちょっと損した気分になる。北向きの6畳間を寝室に使っているので天気がいいのか悪いのかベッドの中では全然分からない。いっそベッドをリビングに移動したほうが精神衛生上もいいのかな。そしたらTVはどこに置こうか…とインテリアセンスのない僕はこの時点で頭が飽和状態。そのうちゆっくり考えることにして午後からは今年最後のテニスの練習へ。反応が遅い、下から上へのスイングができてない、スプリットステップを忘れる、等など相変わらず課題は多いが、来年こそはひと皮剥けたいもんだ。里子エロビデオ第4弾を引取り、帰宅。疲れていたのかTVを見ながらソファーの上でうつらうつらしてしまい、ちょっと損した気分(こればっか)。

Bruce Almighty日曜日。部屋の片付けは一向に捗らず。やる気も出ないので気分転換に映画を見ることにした。ジム・キャリーの「ブルース・オールマイティ」。ニュースのアンカーマンを夢見るブルースは、ライバルに先を越されて自暴自棄気味。見兼ねた神様が一週間だけ全能の力を貸してくれることになったのはいいものの、羽目を外しすぎたブルースの仕業のおかげで世の中は大混乱。やがて自らの愚かさに気付いた彼は、本当に大切なものは何かを見つける…というあら筋だけ書くとなんとも説教臭い話。似たようなプロットで、ビル・マレーの「恋はデジャ・ブ」とかブレンダン・フレイザーの「悪いことしましょ」とかがあるが、展開はほとんど同じだったりして。

誰にでも先が読める話なので、主人公のやりたい放題ぶりをいかに楽しめるかが映画の面白さの分かれ目のように思うが、それもなんだか無難な感じ。スプーンを出すシーンと、ライバルの生放送を台無しにするところは声に出して笑ってしまったが、笑いどころをそういうStuntsに頼っているのは物足りない。インタビューの相手を(タイタニックの)仮想ローズに見立てて悪態をつくところでは、タイタニック公開当時おすぎが「あんたの方が皮下脂肪あるんだからたまには代わってあげなさいよっ」と言ってたのを思い出す。みんな同じことを考えているんだね。

ジム・キャリーが演じているからそうも見えないが、主人公のキャラクターは相当ひねくれていてやな奴だと思う。ガールフレンドは彼のどこに魅力が感じていたんだろう。疑問。劇中冒頭ジム・キャリーが「そこそこの(mediocre)仕事に、そこそこの暮しなんて真っ平だ」と悪態をつくシーンがあるが、この映画自体が可も無く不可も無く、そこそこな感じだった。

夜は今年最後のバスケの練習。2月にサークルに再入部してからはや一年。体力も筋力も一回り以上若い子たちにはかなわないけれど、なんとか続けられたみたい。来年はもう少し走れるようにならないと。練習後は先週と違って大人な?飲み会で11時前に解散。週末は忘年会で弾けましょう。


12/16ニューヨーク・ニューヨーク

NY映画批評家協会賞発表。低予算アート系作品を支持することの多い同賞では珍しく作品賞は「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」を選出。今月はこれからゴールデン・グローブ賞のノミネートもあり、いよいよ映画賞のシーズンが本格的に動き出した。しばらく冷戦状態だった大手スタジオと評論家団体の仲は、裁判所の仲裁が入ってひとまず雪解け。キャンセルを予定していたLAとシカゴの評論家協会賞も復活するらしい。そろそろ「オスカーのゆくえ」の準備をしないと。


12/15A Beautiful Mind

寝不足・二日酔い・筋肉痛の三重苦の一日をテキトーにやり過ごした終業後、ばーとくんと浜松町の駅で待ち合わせて焼き鳥屋へ。中期的な目標をちゃんと考えている彼は、それゆえに今の環境や自分自身に対してどこかもどかしさを感じている様子。流れ出すような思いを語る彼にいい意味で(←便利な言葉だ)若者らしいambitiousさやarroganceを感じた。なんとなくここまで流されてきたような僕とは大違い。自分のポテンシャルを信じて頑張ってください。ついでに「40代はまだまだ現役」との有難い言葉も頂く。風邪で体調が悪いのに3時間も付き合ってくれてありがとう。旦那さんにもどうぞよろしく。


12/14イン・アメリカ/三つの小さな願いごと

土曜日:陽射しが柔らかい穏やかな日になった。午後は有明でテニス。サークル主力メンバー?はスマ杯出場で小人数の練習になりそうなのでK1くんを誘う。待ち合わせの恵比寿でカキフライで精をつけて臨海高速線に乗っていざ有明へ。クラブハウス前の1番コートというベストポジションで参加者6人で練習開始。テニスを始めたばかりのK1くんはバレーボーラーらしい上手くいやなコースを狙う強気なプレー。しかも意外に結構がんがん打ってくる。ミスが続くとつい弱気なプレーに逃げて泥沼に入りがちな僕とは対照的。見習わなくちゃいけないな。調子はいまいちながら、久しぶりのハードコートで楽しかった。

練習後K1くんと恵比寿まで戻って、駅前の通りをちょっと横道に入ったところにある小洒落た居酒屋で一杯、二杯。料理が配膳されると箸が止まらなくなる僕は、全体の2/3くらいは食ってしまったような気がする。次回は大人の食べ方にしよう。メキシコ人のクリスマス・パーティーに行くというK1くんと別れて、ほろ酔い加減で帰宅。ザ・ホワイトハウス→フレンズ→SATCを見て就寝。

日曜日:今日もまたいい天気。掃除日和ということで一念発起。気合を入れて布団を干し、シーツを洗濯し、風呂・洗面所・キッチン・トイレの掃除をしたところでやる気の限界。まだ床には埃が積もっているが、なんとか人並みに散らかっている部屋のレベルには持ってこれたような。今年中には人が呼べるような部屋にしたいもんだ。

In Americaジム・シェリダン監督の私的な思い入れが色濃く反映されているという「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」を日比谷で鑑賞。幼い姉妹を連れてNYに移り住んできたアイルランド人家族が、貧しさに滅入りそうになる中でも僅かな希望にすがるように生きる姿が描かれる。役者志望の父親、ウエイトレスをして家計を助ける母親。夢を実現させるために再出発したNYで、働いても働いても暗いボロアパートの家賃をやっと払えるだけの生活が続く。そんななか、ハロウィーンのTrick or Treatがきっかけで子供たちと仲良くなった同じアパートの黒人アーティスト(いい体)との交流が一家に思いがけない奇跡をもたらす。

貧しさが故に自尊心をずたずたにされる電器屋のシーンがやり切れない。思わず「パパ頑張れ」と応援したくなる。貧しさ以上に夫婦を悩ませていた悲しみのトラウマを最後に克服するところは小さな、でも力強い奇跡を見るようだった。人の命は後に残された者たちの心に刻まれて、あるいは新しい生を受けて生き続けるのだろうか…なんてことも思ったり。子供たちが純真過ぎるところがちょっと嘘っぽいが、クリスマスなんだから奇跡を信じてもいいのかな。

新宿へ移動しバスケの練習。大会シーズンが終わって基礎練習的なメニューが増えた。こういう練習をきちんとやらないと楽しくできるようにはならないのは分かってるつもりでも、練習の目的より、なんとか疲れずに終わらせることを考えてしまいがち。中学のころからの悪い癖だ。先々週よりはいくらか楽にはなったが、脚力の衰えはいかんともしがたくヘロヘロになって練習終了。フセイン元大統領拘留で世間が大騒ぎしているとは露とも知らず、魚や一丁で宴会ゲームで盛り上がり、やたら飲まされ千鳥足で帰宅となった。


12/10X-man

メッツ入団が決まったカズ松井のニュース。画面がNYのファンに変わると「メッツ・イー、メッツ・イー(←松井)」とひとりはしゃぐオヤジ…。脱力。どこにも寒いギャグを畳み掛けるオヤジはいるもので。友達になれそう。

昨夜は元彼YKを無理やり誘って新宿の居酒屋でプチ忘年会。仕事の話、遠恋中の彼氏の話、犬の話…と根掘り葉掘り聞きまくる。もうすぐ交際1周年でも、会えばやっぱりドキドキするんだとか。妬けるな。見送る側と見送られる側とどっちが辛いか?という話になって、YKは「見送る側」が嫌いなんだそう。同感。ワインで酔っ払った後はKidsへ。楽しかった。時間作ってくれてありがとう>YK。

逆ギレしている夢を見た。イライラが溜まっているのかな。やな感じ。


12/07真夜中のパーティー

土曜日。午後はひと月半ぶりにテニスの練習。天気が心配だったが思ったほど寒くもなく、まずまずの練習日和。相変わらず自分だけ一人レベルが違っている気がするが、うまい人のプレーを見るだけでも勉強にはなる。「ボールへの反応が遅い」と指摘される。次にどうするか考えながらプレーするべきなのに、それが出来てないということだろう。テニスに限らず、行き当たりばったりなところはちゃんと直さなくては。S太くんちに里子に出していたエロビデオ5本(←残り25本)を引き取ってから帰宅。

風呂入ってコロンつけてから再び新宿へ。TACTICSでK1くんと待ち合わせて、いざ歌舞伎町。今日はリキッドルームで行われる「Private Party」の最終日なので、芝浦ゴールド時代に何度か行ったことのあるオールドファンとして参加。会場前でK1くんの友達くんと合流。いつになっても「ひるひるでぇす」と自己紹介するのは気恥ずかしい。人出を避けようと早めに行ったのに、準備に時間がかかったのか結局フロアに入れたのは0時過ぎ。早い時間から結構な人だった。可愛い子たちをまとめて見られるのはうれしい限り。ほとんど子供みたいな子もたくさんいたのにはちょっと参ったけど。3:30のショータイムには東京中のドラァグ・クィーンのお姉さまたちが勢揃いされて、なかなかの圧巻。踊り疲れて4:30頃に退散。帰るときも入りきれない人たちがまだ列を作っていた。

日曜日。昼過ぎ起床。ぼーっとしていたら日が暮れる(こら)。今日はバスケの練習はおやすみ。代わりに、というわけではないがバスケ部のMDくんの誕生祝いということで、KSくんと3人で新宿で焼肉。食後はカラオケ。「最近の曲は僕たち、ひるひるは昔の曲ね」と分担を任され、張り切って聖子・まりあ・杏里・今井美樹を熱唱。おなかいっぱいの満足の夜がふけて行った。


12/04スタジオと意地とビデオテープ

映画賞シーズンの幕開けを告げるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が発表された。作品賞はイーストウッド監督の「ミスティック・リバー」。これから2月29日のアカデミー賞授賞式まで主要な映画賞が目白押しになって、ミーハーな自分としては楽しみが続く。今年はアカデミー賞が普段よりひと月早くなってちょっと慌しくなるけど、「オスカーのゆくえ」のコーナー、ちゃんと更新できるだろうか。がんばろ。

スケジュールが短くなったことに合わせて、今年は大手スタジオが「違法コピー防止のため」を大義に、視聴DVDを各賞関係者に配布しないことを発表して物議を醸し出している。批判を受けたスタジオ側は後で「アカデミー会員に限定してVHSビデオを配布」と方針変更したことで、かえって評論家・プレス・俳優組合員からブーイングの嵐。怒ったLA批評家会は今年の賞をキャンセルするらしい。なんだかお互い意地の張り合いで野次馬的には面白いけれどちょっと大人気ないかも。映画なんだからちゃんと劇場で見て投票すればいいのに。


12/02The Italian Job

足の筋肉痛&背中痛で怪しい歩き方になっていたかも。夜は岡H吉くんと新宿3丁目の小さなイタ飯屋さんで久々の(ってひと月ぶりだが)再会を祝って食事。メニューはサラダ、野菜のトマト煮、鶏のやわらか煮、うにたっぷりリングイニ。旨かった。小さな店内にはBGMも無く、ひそひそ声で話しても店の人に筒抜けになりそうで、はじめは会話も遠慮がち(←どんな恥ずかしい会話をしようとしていたのか?)。ワインのおかげか、すぐに遠慮もなくなっていつもの高笑いを連発。ひんしゅくだったか。パンをおかわりしまくり、腹いっぱい食って笑って、楽しい食事だった。

トップページをクリスマス仕様にしてみました。


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