週末は日本から来る友達とマンハッタンに繰り出すので、今日が今世紀最後の日記になると思います。日本の友達と疎遠にならないようにと開設したホームページでしたが、おかげで思いがけず新しい友達にも知り合うことができたし、ずぼらな僕としては上出来でしょう。ていうか、これも皆が盛り上げてくれたからですね。この場を借りてお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。
とりあえず１年の最後ですから、映画サイトとしては（え？そうだったの？）今年のベスト１０を発表して締めくくりたいと思います。ぱふぱふ。と思って数えてみたら今年劇場で観た映画は１３本。１０本選べるほどは観てなかったのねん。来年はもうちょっとがんばりましょ。では発表です。
- シックスセンス
- リトルダンサー
- You Can Count On Me
- Almost Famous
- アメリカンビューティー
う〜ん、なんか家族愛に飢えているのかも…。ちなみに見逃したぜ！っていうのは、サイダーハウスルール・エリンブロコビッチ・グラディエーター・ボーイズドントクライ・グリーンマイル・ダンサーインザダーク・エニーギブンサンデー・リプリーなどなど多数。（どうでもいいが、全て日本公開作品なのにカタカナばかりなのね。）みんなの「今年の１本」も教えてくださいね。
それではみなさん素敵な新世紀をお迎え下さい。来年も¡Adelante!をどうぞよろしく。
12/27
久々の仕事。メールの山。はかどらない、眠い。どうしたものか…どうやら週末は天気が悪くなりそう。よりによって、やだな。日本から遊びに来る友達と何をしようか。
掲示板によく書き込みしてくれるよっしーことYoshidaくんのサイトにリンクさせてもらいました。新曲楽しみにしてますよん。
12/26 You can count on me
もうしません ３日続けて 朝帰り （比留翁）
今日まで会社はクリスマス休暇。なんか夜遊びばっかりしていたような気がする。メリハリがないな…というわけで反省はこの辺にしておいて、今日はなかなかいい映画を見ました。You Can Count On Meです。
幼くして両親を亡くした姉弟が久しぶりに再会するという話。姉は生まれた街にずっと住み、地元の銀行に勤める真面目なシングルマザー。弟は退屈な田舎町を飛び出したものの定職に就かず、喧嘩っ早いのが災いして時々警察のお世話にもなる問題児。性格の全く違う２人の肉親であるが故の衝突、思いやり、苛立ち、愛情が、淡々かつテンポ良く描かれてます。結構笑えるし。寂しさを紛らすだけの関係とは違う次元の、肉親ならではの愛情が見ていて気持ちいいです。タイトルの「僕を信頼していいからね（ちょっと違うかな）」っていう言葉は台詞としては出てこないけれど、わざわざ口に出さなくても分かりあえるのが姉弟なのかも。最後はちょっとうるっと来てしまった。弟役の役者さん、社会的にはどうしようもないんだけど、魅力的な人間味があって良かったです。＞＞オフィシャルサイト
久々の更新です。私家版ベストにデッドマンウォーキング、番外編にグッドウィルハンティングを追加しました。「グッドウィル…」の方はかなりネタばれがあるので、映画を見てない人はごめんね。
リンクにゴウくんのAbercrombie & Bitch、RIOTOくんのRush Pointを追加しました。みなさんどうぞ遊びに行ってあげてくださいね。
12/25
行ってきました、イブのチェルシー。メンバーはひるひる・スーザン・まるちゃんの駐在員トリオ。道順は…g-bar（待ち合わせ）→ Food Bar （飯）→ Barracuda （トイレ休憩）→ Splash （閉まってた・泣）→変なとこ（終わってた・しかも＄２０)→ The Monster （黒人系）。２０時〜２５時の５時間コースでございました。さすがはみなさんイブは家族と過ごすのか、街も店の中も寂しかったです。夜も遅くなると人出も出てきて、最後のモンスターは結構盛り上る。結構体格のいい黒人さんばっかりで、迫力のある眺めだったにゃ。まるちゃんに何人か友達を紹介してもらう。やっぱ、知り合いがいないとちょっと敷居が高いかも。
12/24 Do they know it's Christmas?
外に出たくないと言いつつ、昨晩は結局ひょこひょこThe Webに出勤。 氷点下だけど風がないのでそれほど寒くは感じません。スーザンと、はじめましてのまるちゃん。意外に人は来ていなくてGoGoBoyも一人だけ。でもそれがお気に入りのMILOくんだったもんだからスーザンったら有頂天。来て良かったね。僕も目の保養になりやんした。今日はこれからクリスマスディナーをこの３人で楽しむ事になってるのだ。
12/23 White Chrismas
ＮＹはすっかり雪化粧の街になっていた。でもクリスマスの週末は穏やかな天気が続くのだそう。今日も朝からいい天気だけど、気温は氷点下らしい。外に出るのがいやだ。
雪印の食中毒は意外にもずさんな衛生管理状態が暴露された大阪工場ではなく、原材料を作った北海道の工場の停電に原因があったのだそう。もちろん大阪工場のいい加減さは非難・糾弾されてしかるべきではあるが、次から次へとぼろが出てきた当時は誰もが「原因は大阪にあり」と勝手に結論づけてしまっていたと思う。報道する側にその意図がなかったにしろ、事実と異なった事が人々に信じられたわけで、意図的にそういうことも出来るのではないかと考えると空恐ろしい。
12/20 サンタモニカの風
パスタ・ズルズルおじさんと別れて、ロサンゼルスに移動。とっても暖かくて幸せな気分。あ〜ここに住みたいよん。
日本からの出張者の段取りの悪さにちょっとイライラしてしまう。現地に来てから「実はあれを準備して欲しかった、これを借りるつもりだった…」ってのが多すぎる。事前に言ってよ〜、って感じ。でもね、あんまり気が利かない人だってのは分かってた訳だし、ちゃんと念押ししなかった僕の配慮も足りなかったのかも。あんまり他人ばかりを責めるのは良くないわ。晩飯の時、隣のテーブルにリッキーマーチン似の男の子がいたので機嫌が直る。
12/19 ミズーリの風に吹かれて
カンサスシティーは最高気温が０℃。しかも風が吹いて激寒。日本から事業部長級の偉いさんも出張で合流している。押しの弱い感じの、いい人っぽいおじさん。イケないけど（←いちいちそう分類するのは止めなさいってば）。どうやら海外出張は慣れていないらしく、食事の時にメニューを読むのに苦労している。まぁそれはいいとして、コーヒー飲むのに「ズズズ」、パスタを食べるのに「ズルズルズル〜」ってのにはちょっと参った。注意も出来ないし…。ひょっとしてそれが恥ずかしいこととは知らないのか、知っていてるけどただ出来ないだけなのか？意外に後者かも。５０年も蕎麦をすすっていると、急に「音を立てるな」と言われても技術として出来ないのね。僕がいつまでたってもバックハンドが上手くならないのと同じだな。違うって。
12/15 It could happen to you
ＬＡから夜行便で帰ってきました。ＬＡを夜中の１１時発、ＮＹ着は朝の６時、夜行便は通称red-eyeと呼ばれてます。寝不足で眼が充血したまま会社に行くことになるかららしい。ＪＦＫ空港から家までに運転はちょっと辛かった。家に戻ってちょっと仮眠してから午後出勤。甘いかな。
今日は会社のクリスマスパーティー。例によって社長さんのスピーチの後は延々とダンス・ダンス・ダンス…外人さんは踊るのが好きです。皆に「Merry Xmas!」を言って回っていた時、調子に乗って会社の会長さん（←ユダヤ人）にも「Merry Xmas!」と言ってしまった…ユダヤの人はクリスマスはお祝いしないから「Happy holidays!」と言うべきだったのね、多分。
福引抽選会でポータブルＣＤプレーヤーが当たってしまった。こんなところで運を使ってしまってよいのかしら…
12/10 大人はわかってくれない
仕事で暖かい西海岸に来てます。おかげさまで腰はほぼ完治しましたが、風邪気味でちょっとだるいです。ホテルの部屋は乾燥しているので油断は禁物だけど、なんとか今週中に気力で治すことにしよう。
日本から来ている出張者の人の証言。飛行機のトイレに行くときに、非常口の前の踊り場で日本の若者が数人、ヤンキー座りをして駄弁っていたのを目撃したのだそうです。コンビニの前や電車の中と飛行機の中も変わらないのか…もはや僕の常識は世間の常識ではないみたい。ある意味絶望的な感慨を持ってしまった。
12/08 Starting Over
雪です。New Yorkの街も白く覆われました。ジョン・レノンが撃たれて２０年目。追悼の行事がニュースでも大きく扱われています。当時僕はまだ（かわいい）高校生、やっと洋楽を聞き始めた頃。ビートルズは知識として知っていただけだったが、主夫生活に区切りをつけて創作活動を再開した矢先の悲劇は衝撃的だったのを覚えています。死して２０年もの間ひとの心に生きつづけているとはやっぱりすごい人だったんだな。
12/07 Pearl Horbor
太平洋戦争開戦の日。来年公開予定のその名も「Pearl Horbor」という映画の予告編が流されています。でもなんで今ごろPearl Horborなんだろか。開戦６０周年記念？あまりきりがいいとは思えないが。過去の悲劇を忘れないようにすること自体は結構なことだが、単なる「日本＝悪ｖｓアメリカ＝被害者」っていう構図の愛国心高揚カタルシス映画になっていそうで心配。アメリカ人って好きだから、そういうの。ＩＤ４、ロッキー４…
腰はずいぶん良くなってます。いろいろ懺悔したのが効いたのだろうか。ご心配頂いたファンの方々ありがとね。
12/05
腰痛がますます悪化。とってもつらいです。高校の時にヘルニアまがいの腰痛で１週間くらい寝こんで以来のひどさかも。助けてくれる人にはもうなんでもします、て感じ。悪魔に魂売る人の気持ちが分かります。
土日に見た映画「Almost Famous」と「Bedazzled」に同じ台詞があったのを思い出した。それは「I'm gay!」ってやつ。 意味合いは全然違うんだけどね、両方とも叫んでました。まだまだ偏見はあるのだろうけれど、実は身近にGayがいるのは結構よくあることだと認識されてるってことか。以前に職場の女の子が「フィラデルフィア」を見て、「トム・ハンクスはかわいそうだったけど、ホモは気持ち悪い…」と言っていたのを思い出した。「あら、目の前にいるのよ〜ん」とも言えないし、日本ではまだまだ自分とは関係のない世界だと思ってる人が多いんだろうな。
12/03 Bedazzled
ちょっと持病？の腰痛がひどくなってきたみたい。そっとして治すしかないのかな。車に乗りこむ時とかちょっと辛いです。
映画「Bedazzled」を鑑賞。
Ｂ.フレーザー主演のコメディ。面白かったけど、映画館で見なくてもよかったかも。主人公は気はいいんだけど女にモテない冴えない奴。 なんでも願いを叶えてあげるという悪魔に「憧れの女の子と結ばれるのならば」と魂を売る契約をしてしまう。だが現実はそんなに甘く無く…という話。Ｂ．フレーザーが「こいつ本当にモテないだろうな」という雰囲気をちゃんと出しているのがうまい。ほんとは２枚目なのにね。最後は「無理をしないで自分らしいのが一番」という至極まともな結論？に行きつくだけなんだけど、まあそもそも深く考えちゃいけない映画でしょう。暇つぶしにはいいかな。
12/02 Almost Famous
以前好きだった子からメールが届いていて、なんだか朝から機嫌がいい。単純にできてます。いい気になってネットをぶらぶらしていたら、在シアトルの悪友Ｋから「いつまでネットやってんねん」と電話。きっかけを作ってくれて感謝。と思いきや、くだらない話で盛り上がっていつのまにか２時間近く電話してしまった。僕は楽しかったけど、向こうは迷惑だったかも。
前から見たかった映画「Almost Famous」をやっと観る。
やっぱ言葉がわからないからちょっと辛いかな。登場人物の意識の変化と台詞がついて行かなくなっちゃう。それでもこの映画は見ていてとてもすがすがしくなる佳作。台詞が分からなくても登場人物の表情が生き生きしていてどんどん引きこまれてしまう。お話は、ロックが反骨の音楽から商業化されつつある７０年代前半、大手音楽雑誌から委託を受けてバンドのツアーに同行するロック評論家の卵の男の子が、バンドのメンバー・追っかけの女の子たちとの交流を通じて大人の世界に少しずつ足を踏み入れていく…っていう感じ。あー我ながら陳腐な紹介だ。この男の子、只でさえ大きい目を一杯に開いて、瞬きするのも惜しいかのようにじっと相手を見つめる表情がいい。回りのひとりひとりを尊敬し、好きになり、なんでも吸収しようとする真摯な態度に心が澄まされるよう。みんなが一生懸命だった時代なんだね。
12/01
トップページをクリスマスバージョンにしてみました。とかいってベルを一個くっつけただけだったりして。雪が降る壁紙とか集めては見たけれど、デザインセンスの無い奴がいろいろやってもうるさくなるだけなので、「もうちょっとなんとかしたい」と思うところで我慢するのがコツです。（←言い訳）。
スーザンと連絡をつけ、久々にThe Webにご出勤。「せっかくＮＹに来たんだから」と先週のバーゲンで買ったＣＫの黒のシャツ＋にせレザーパンツといういでたち。日本じゃこんな格好できないかも。まぁ旅の恥はかき捨てとも言うしな…っておめぇは住んでんだろがっ。
金曜なのでThe Webも結構な盛り上がり。前にも見かけたフィリピン顔の可愛い子を発見。一人で来ているみたいだし、ひるひるビームを当ててましたが効果無し。まあ日本人が好みじゃないなら仕方がないわね（←責任転嫁）。スーザンもロブ・ロウ似の可愛い子をチェックしていたけど、結局何も起こらず、ってかスーザン相当やる気なかったかも。２時前に退散。駐車場まで歩くのもちょっと辛いくらい寒くなっていた。