− 夢にかける橋 Part 4 −
The Bridge for Your Tomorrow Part 4
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橋の架け替え(実行編)

1.まずは物色

 一応実験は成功した。ただハードウェアは借り物なので、新規に購入しなければならない。で、以下はその経緯である。
 値段だけならSPORTSTERのそれまでの時点での最安値6.9kだったが、3k程度の差なら先のあるPCIの方が利口と判断。機能的にも殆どUと変わらないAtermIB55Proを結局選んだ。
#ただ、HPで落としてきた最新ユーティリティ(Ver.1.50)入れたら、TAPIEXEエラーで悩まされたので、添付のVer.1.30のままである。なお、これはWIN95+ISDNアクセラレータ1.1のバグである
##今日(10/12)帰りにAランドに寄ったら、5kで転がっていた(;_;)


2.サーバ接続ソフト

 当初は前回の実験と同じ物(RWATCHPWS補完計画)を使用する予定だったが、RWATCHの料金計算等は必要ないので、もっと簡単なソフトが無いか探していた。で、色々探し回っているうちに、ダイアルアップWEB支援ソフト ダイアルサ〜バ〜なるものを発見。内容的にはPWS補完計画にダイヤルアップ機能を組み込んだようなもので、結構理想的なツールである。最初設定に手間を取ったが(最初起動時に設定した後、エラー動作するが無視して一度メニューで終了させて再度立ち上げればOKであった)、設定してしまえば前の実験とほぼ変わらない環境となった。
 以下はシーケンス。
    23:00 ダイアルサ〜バ〜 ISPに接続(接続後、桜時計起動)
         ↓
       ダイアルサ〜バ〜 開通メッセージ転送
         ↓
       外からTEL2COMによるTELNETリダイレクト動作
       内からAN HTTPdによるPROXY 兼 物置HP動作
         ↓
    07:57 ダイアルサ〜バ〜 運休メッセージ転送
         ↓
    07:58 ダイアルサ〜バ〜 ISPとの接続断


3.パケット最適化ソフト

 とりあえずこれで環境は出来上がったので、ネットの人に試験動作してもらったら、便利にはなったが相変わらず重いとのこと。前回の実験で軽くなったと言ってた同一プロバイダ利用の人もあんまり変わらないとのこと。
#サーバ本体の動作も接続時はなんか一寸引っかかってた
 で、一寸気になったのが回線が重いのではなく、反応が遅いのではないかということ。
 一般にパケットサイズが大きいとオーバーヘットが少なく転送効率は良いが、パケットサイズに達するまで時間がかかり反応は遅くなる。小さくすればその逆で反応は早くなるである。
 で、試してみたのがDial-Up Accelerator for Win95J。これはLANに最適化されているWINDOWSのパケットサイズを、ダイヤルアップに最適な値に簡単に変更するツール。試しにパケットサイズを最小にしたら大半の人が軽くなったということなので、成果はあった模様である。
#サーバ本体の動作も引っかかりは無くなった
 試しに一寸大きく(それでもデフォルトよりは小さい)したら、また重くなったと言われたので、現在は最小のままである(^^;)。


4.架け替え完了!

 結構長い道程だったが、これで新しい橋も架かった。これでしばらく橋の工事も必要なくなったと思われる。
 という訳でこの連載(?)も当分更新されることは無いであろう。
#にしても、最初と今でずいぶん文体変わってるなぁ(^^;)

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