− 夢にかける橋 Part 5 −
The Bridge for Your Tomorrow Part 5
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橋の架け替え(流転編)

1.順調だったが…

 橋かけはほぼ問題無く動作している。ただ気になっているのがTELNETの反応と全体のスループット。
 TELNETだけならそんなに速度は要らないが、普段はそうでもないものの、こっちでDL中だったり誰かが自宅HPからDL中だったりすると、反応は相当落ちるらしい。
 また、こっちでDL中に誰かが自宅HPからDL中だったりすると、スループットがかなり落ちる。
 この原因がPC本体(OS含む)なのかINSボートなのかプロバイダのルータ(ダイアルアップサーバ?)なのかは判らないが、PCへの負荷がそこそこ大きいことは多分間違えない。
 で、負荷を少なくするには回線をルータ接続に戻せばPCへの負荷は減る筈である。
 #ついでにAtermIBが抜けるので、現在満杯のPCIに空きが作れるし、IRQのシェアリングもしなくてすむ
 と、以前の形態に戻すような事をしようとしたのは、実はMN128-SOHOでも自動接続とHPに書き込みしてくれるソフトが見つかったからである。


2.MN128-SOHO接続ソフト

 MN128-SOHOのMLでMnConというソフトが紹介されていた。細かい内容はソフトのHPを参照してもらうとして、私の使いたかったルータ経由での自動接続&切断、IPアドレスのHP書き込みが出来て、なおかつ接続時に起動ランチャーとしても働けたり、ルータや本体の時刻合わせも可能だったり、WINDOWSの終了までもこれで出来てしまうという、今までいくつかのソフトを組み合わせてやっていた事を、これ1つでやってくれるという、結構理想的なツールである。設定にもそんなに難しくなく、スケジュールと起動ソフトをちょっと設定してしまえば前の状態とほぼ変わらない環境となった。
 以下はシーケンス。

23:00 MnCon ISPに接続&開通メッセージ転送
         PC時刻設定&サーバ関係ソフト起動
    ↓
   TEL2COMによるTELNETリダイレクト動作 AN HTTPdによる物置HP動作(PROXYは不要)
    ↓
07:58 MnCon 運休メッセージ転送
         ISPとの接続断
         WINDOWS終了

3.MN128-SOHO SL11

 とりあえず実験は成功したので、前から考えてたことを、日本経済の復興(内需拡大)のために(笑)この際だからと思って実行した。ルータの変更である。
 対象機種はMN128-SOHO SL11。今使ってるSOHO無印の後継(SL10)の更に後継に当たる機種で、実は前々から便利だと思ってた機能が、SL10から備わっている。それはプライオリティ。パケットの優先度を高中低と3段階に設定できるのである。具体的にはTELNETを優先して通す設定にしてやれば、他にDL等をしている最中でも、反応が優先度無設定の状態よりもいいである。
 #余談だが処理性能も無印より高いらしいし>SL系
 という訳でさっそく買ってきて取り付ける。無印を使っていたので設定方法はそれほど悩まず、プライオリティー関係のコマンドをちょっと追加するだけで、設定は結構あっさりと終わった。
 取り合えずの実験は、大きい物をDLしながら誰かがアクセスするのを待つという、とっても消極的な方法(^^;)。実際DLしている最中に突然極端に遅くなったりして、その時にTELNETでのアクセスを確認しているので、おそらくプライオリティコマンドは効いているものと思われる。
 その後何名かサンプルで聞いたが、かなりよくなったと言われたんで一安心である。


4.再架け替え完了!

 便利だと思ったAtermIBも使っているうちに逆に仇となるようになってしまったのは計算外だったが、これで新しい橋も架かった。
 これでサーバ専用機の作成まで、橋の工事も必要なくなったと思われる。
 #我が家の最高性能機のためWINDOWSのメイン機となってしまい、色々拡張しているうちに手狭になってしまった>現サーバ機
 ##現在ISA,PCI,ベイ全て空きなし(^^;)


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