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 ファンタジーからのネーミング


   「木のひげ」は、もちろん「指輪物語」のエントの長老の名前をお借りしています。        

   30年くらいも前、本やさんで偶然に出会った「指輪物語」第一巻。
   一気に読み終わったあとは、次の巻が出るのが本当に待ち遠しかった・・・        
   それから数年後。
   もしも何か自分たちでお店を始めるなら「木のひげ」にしたいねと、
   パンやを始める前から話し合っていました。
   
   写真は、年季が入ってややくたびれた「指輪物語」全巻。
   バックに見えるのは、<BILBO’S LASTSONG>のイラスト。
   20年以上前、評論社の「指輪物語フェア」で購入。
   こちらもだんだん色褪せてきて心配です。

   「指輪物語・二つの塔」の中では
   木のひげの描写をピピンがこんな風に語っています。



〜〜「まるでその目の後ろにはとてつもなく大きな井戸があってね、そこには大昔からの記憶と悠長で不動の考えがいっぱいつまってるって感じなんだ。
だけどその表面には現在がきらめいている。ちょうど大きな木の外側の葉っぱに日の光がきらきらと当たるように、深い深い湖の漣(さざなみ)立つ面に日の光がきらめくようにね・・・・」〜〜


小さな存在の私たちですが、実は一人一人の中に、このような時を超えた「木のひげ」が住んでいるのではないか・・・とこの頃思います。

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「エルフの焼き菓子」という言葉は、指輪物語には出てきません。レンバスという固有名詞になっています。
実は別のファンタジーに「エルフの焼き菓子」という言葉があって、そこからお借りしましたが、何というタイトルの物語だったかすっかり忘れてしまいました。食べると元気が出る不思議な携帯食・・・というのは指輪物語と同じです。

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「ツーロング」は「星に叫ぶ岩ナルガン」に出てきます。作家の創作ではなく、オーストラリアの伝承の中にあるそうですが・・・
ひょろひょろした小枝の精、というので、このクッキーができたときには即ネーミングに起用させていただきました。


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「おやゆびトム」は西洋にはいろいろなお話があるので、説明するまでもないですね。

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「カルアシ・チミーのパイ」は、ピーターラビットのシリーズの中に出てくるリスの名前です。
このお菓子は、リスの好きそうな材料でできているのでこの名前にしました。以前のスタッフにリスを飼っていた方がいましたが、やはり大好物だったみたいです。