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いまどきの映画のお値段'99(あ・い)
〜見たい作品をクリックしてね〜
あつもの 赤線地帯
アルナーチャラム
踊るスーパースター
インディアナポリスの夏 アイズ・ワイド・シャット
あの夏、いちばん静かな海 イフ・オンリー アナザー・デイ・イン・パラダイス
アンジャリ イノセント 愛のトリートメント
愛する者よ、列車に乗れ avec mon mari! 赤と黒
アイ・ウォント・ユー アンナ・マデリーナ イン&アウト
アインシュタインの脳 アウト・オブ・サイト アンツ
愛の悪魔
フランシス・ベーコンの歪んだ肖像
生きない アルマゲドン

「あつもの」
亀甲鶴さん…1000円
伊丹亡き後、楽しめる映画を観た。
緒形拳は脇役で、菊花が主役。だらだらしていて、欠伸のでそうなB級映画。 ひまつぶしに最適、それが醍醐味。太めの女はもっと乱れて.泣き喚いてほしかった。 それに、神戸浩に出て欲しかったナ。日本映画に怪優よ出でよ。いますか?すごいの。
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「赤線地帯」
亀甲鶴さん…5000円
これは母物映画である。悪い紐は出てこない。 女の性もリアルに描かれず空想的。ただ、悲しい母と裏切る子との話だけに 集中させる。そこが良い。
若尾文子は浮いているが,その存在感は三益をはねとばしそうである。 占領期の『夜の女たち』とみくらべるとおもしろい。

SADAHIKO…3500円
この映画を観たら、『フラワーズ・オブ・シャンハイ』がいかに甘っちょろいかがわかりました。女の性が とてもリアルに描かれています。「売れない人が売れている人にお白粉代を借りるみじめさ」細部にこうし た残酷な描写があり、ドキッとさせられました。

SACHINEKO…3000円
1時間35分と短い時間の中で、不条理の世界、人間の哀しさ、わびしさ、冷たさ、欲深さ…。 充分にみせてくれました。
「もう少し時間をあげたい」などと他の映画を観て思うのは、その映画の力不足なのかも…と考えてしまいました。 (比較してもしょうがないけど)これから溝口健二にはちょっとハマりそうな気配です。
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「アルナーチャラム 踊るスーパースター」
みつぐさん…1000円
おおスーパースター・ラジニカーントの最新作!
楽しいうれしい映画ですが、どうも音楽が『マハラジャ』より少ないのが気になります。 お話は『マハラジャ』より面白くなりそうなんですがちょっとね。 でも、ラジニカーント様はやっぱりお年ね。49なんて嘘に違いない。もう、55は過ぎてんでしょ!

ギョー座の女さん…3000円
昨年の東京国際映画祭のクロージング作品。
すべてのスケールが、「ムトゥ」を超えているが、慣れというのは恐ろしいもので、 「ムトゥ」を初めて観たときの衝撃は上回らなかった。 でも、理屈抜きで楽しめるし、エンターティンメントの原点を感じる。
今回、プログラムが遊び心とサービス精神を感じて嬉しくなった。 歌詞カードと来年のカレンダーとポストカードとお礼(おフダ)までセットになっています。
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「インディアナポリスの夏」
ギョー座の女さん…1500円
1954年、朝鮮戦争から帰還した2人のインディアナポリス出身の若者が、 その後の自分たちの生き方を探す…というストーリー。
ベン・アフレックとレイチェル・ワイズに魅かれて観たが、ストーリー自体は平凡なので、 盛り上げようというつもりなのか、50'Sのポップスがうるさいくらい挿入されていて、ちょっと 食傷気味だった。
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「アイズ・ワイド・シャット」
ERKSさん…1500円
キューブリックの作品としては並の出来だろう。 「イルミナティの陰謀」などと言う人々には、監督の急死やポラックが 顔を出していることを含めて、たまらない作品でしょう。

はにゃさん…2500円
監督がその一生を終える前にたどり着いた、『悟り』の境地。 もその悟りは、本当にシンプル。だからこそ力強い。
僕の周りでも真っ二つに評価の分れる映画ですが、個人的には『すごい』映画だと思います。 受け付けない人は本当に受け付けないんで、これから見る方は期待せずに見た方がいいと思います。

kabuさん…1500円
キューブリックの遺作としてみればちょっと惜しいかな。 ダメダメ男にトム・クルーズを起用したのはGood。 ラストのオチの為にトムくんは東奔西走してたのね。

きめこめさん…2000円
キューブリック的にはOKなのだ。自分としてもOK。 この監督のフィルモグラフィを思うと、「なるほどね」と思う。 顔の向こうにはその人自身の侵すべからざる域、「魂」がある。 そんな「他者」への怖れと憧れ。これは冥界巡りの映画。 おもしろいと思う。

あーこさん…500円
「これはキューブリックの作品だ」と自分に言い聞かせながらさいごまでがんばりました(^_^;) キッドマンのお尻と音楽はすばらしかったです

TAKUさん…500円
ここまでみていて辛くなった映画は初めてでした。「18禁」という言葉にひかれてしまった 自分の愚かしさを感じた。映画の18禁なんてこんなもんだよな。 でもこれを絶賛する人もいるんだから、人間っておもしろい。 過激なシーンの予告にひかれたならおやめなさい。レンタルビデオでも高いと思わされる作品。 よくわかんないという雰囲気が好きな人向け。

桃さん…1000円
深みのある音楽と映像はとても素晴らしかったのですが、 なんだかよくわからなかった。精神世界のことを描いて あるのだろうけど、詰めが甘かったような気がします。 途中まではミステリーちっくでドキドキワクワクしていたの ですが、終盤のほうは「えー??」ってかんじでした。
18禁だって部分も期待していったけど全然過激じゃなかったし。

遊び人さん…3000円
確かにCMから受けるイメージと全然違いました。 でも、なんか高貴な重厚な感じがしてとてもいい作品でした。 映画素人なんで有名な監督さん(キューブリック)が 制作したって事見終わった後で知ったんですけど、 やっぱりだてに有名な監督さんじゃないなーと 思いました。

冴子さん…1000円
18歳禁が初めてだった為にわくわくして観に行くが、 CM以上のトム夫妻のシーンがなく、 期待が裏切られてショックだった(笑)
内容は小難しく文学的だったが、それに騙されているような内容で、 見終わった後「?」が頭の上を回っていた。 夫婦の性を描く視点は面白いが、それだけでこの長い時間を引っ張るのは無理があったと思う。 ただ、刺激的なシーンは非常に楽しめ、音楽もミステリアスで良い。

ギョー座の女さん…2200円
あの予告編から想像していたのとは、ぜんぜん違うストーリーだった。
妻の告白によって、性的衝動にかられる夫。踏み込んではいけない世界に 入ってしまい、なぜかバレてしまう。脅されて心理的に追いつめられ、そして…。
音楽の使い方が見事である。聞いているだけで不安になりそうなピアノ音と主人公の 心理状態が完全に一体化していて、ゾクっとしてしまった。
トム・クルーズとニコール・キッドマンのキャスティングも表向きの華やかさと、 反面の精神的な葛藤やもろさ、情けなさをさりげなく演じていてとても良かったと思う。

Francoiseさん…900円
「夫婦の関係」と「SEX」を結びつける事自体が、まず理解出来ない。 キューブリック監督は「何」を伝えたかったのだろう…。

きゃるさん…1000円
半袖の季節なのに映画の中ではコートを着て白くなった息。 上映する季節を考えてくれたらもっと感情移入できたかも。

うさぎさん…1600円
やっと見てまいりました。 お値段としては、前売り金額の1600円こんなものでしょう。 あまり、小難しいことはわかりませんが、私的には映画の内容 よりも、実際の「トム・クルーズ夫妻の私生活」をのぞいている ようで、妙に興奮してしまったのでありました。 こんな僕は、邪道でしょうか???

NOBIさん…2000円
夫婦な微妙な関係、そしてそれを取り巻く人々との人間関係。 映像と音楽の調和、映画としての表現力は、流石にキューブリック作品。 それだけでも一見の価値はある。 ただ、私には、主人公の視点と、私自身の視点が余りにかけ離れているため、 映画から感じるものがなかったのも確か...それは私個人の感性の問題。

"たえちゃん"さん…1000円
難しくて、よくわかりませんでした。トム・クルーズがとってもダサかった。 (『ミッション・イン・ポッシブル』のトム・クルーズが好きなので…。)

SADAHIKO…4500円
二回目のほうが、値段あがってしまいましたね。
この映画はキューブリック監督の70歳にして到達した境地なのかもしれません。 それを映像で味わえることの幸せ。私に本当に彼の気持ちがわかるの日は、 まだまだ先のことと思います。

SACHINEKO…3500円
二度映画館へ足を運ぶ映画なんて、久しぶりざんす。 静かな語り口ですが、最後までキューブリック監督らしい映画でした。

SADAHIKO…3000円
映像に緊張感があります。色々言われているみたいですが、 やっぱりモノが違います。夫婦の、さらに広げて、 人の仮面をひっぱがしたような映画です。この作品が最後かと思うと、 とても寂しい。

SACHINEKO…2950円
この映画、第一級品です!(私にとっては)
私にとっては、特別難解な映画ではありませんでした。10年も前にある人に 啖呵切ったときのセリフが言葉を変えて出てきたくらいですんで…。
でも・・・こういう作品がハリウッドの"工場"から生まれた ことは感動です。でも…キューブリック監督亡き今、もう二度と出てこないでしょう。 「END」タイトルにこみ上げるモノがありました。

たけ@ボストンさん…700円
いやぁ〜〜面白かったっす、、、客の反応だけは、、、。
開始15分くらいで罵倒しながら退場してゆくカップルが1組。 そこから約10分の間に観客の約4分の1が退場していったっすね。(笑) マジで?と思われるかもしれないっすけど、それほどまでに序盤のかったるさ、 並のもんじゃあなかったっす。おいらも本気で帰ろうかと思ったんっすけど、 いくらなんでも30分で帰るのはもったいない、、。 キューブリックの作品なんだから多少の我慢は必要なんだろう、 と思ったんっすけど、いつまで経ってもダルさが抜けていかないんっすね、、、。 序盤のだれで「意地でも良い所を見つけてやろう」ってな優しい気持ちは失せてしまってるし、、、。
言っておきますが、死者に鞭打つつもりも毛頭ないし、 大御所と言われていることの反発でケナすつもりも毛頭ないっす。 しかし、この作品、正直言って、本当につまらなかったっす。
まあ、こういう作品が大好きって人もたくさんいるだろうから「見にいったら損をする」とは言わないっすけど、、、、あんまりお勧めできないっす。 ちなみに、過激なシーンなんて皆無に等しかったっす。
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「あの夏、いちばん静かな海」
たけぞーさん…1800円
音楽が良いね

コーディさん…1800円
友人と見に行って、皆あまりに感動して言葉すくなくなってしまった作品。 海の景色がよかったから、大きなスクリーンで見て正解だった。
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「イフ・オンリー」
SADAHIKO…2600円
運命論的なところは、『スライディング・ドア』といっしょだけれどこの映画 は、その次の段階をプラス思考にしているところが、『スライディング・ドア』 を超えている。魅力的な映画的イメージにも溢れるステキな小品です。

SACHINEKO…2800円
『スライディング・ドア』より、こっちのが私にはハマっている。
でも…『フレンチ・カンカン』を続けて観たお陰で、感動が薄れちゃったわ。(苦笑) 男性を主人公に、女性が監督としているから、男性も女性も納得できます。 老若男女におススメです。もちろん、失恋したばっかの方にもおススメよ。(*^.^*)
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「アナザー・デイ・イン・パラダイス」
たけ@ボストンさん…900円
ラリー・クラークの描いた90年代版「ボニー&クライド」には爽やかさがほとんど感じられない。 これも時代なんでしょうか…。爽やかさが感じられないのと同時に話の盛り上がりも全くない。 こういう作品をだらだら見せられるのはやはりキツい。
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「アンジャリ」
ギョー座の女さん…2800円
マニラトナム監督の名を不動のモノにした1990年の作品。
知的障害と虚弱体質のため、2年間病院で育てられていた少女アンジャリが、 天使のような愛らしさで、家族や回りの人々を幸せに包む。がしかし…という泣かせるストーリーである。 その中にも、『スター・ウォーズ』や『ET』のパクリとも言うべき特撮シーンがあり、楽しめる。 子供たちがとっても可愛い。
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「イノセント」
NOBIさん…8000円
黒と赤、そして黄金の色彩、美しい音楽に、彫刻のような主人公の凛々しさ。 男女の愛と、男の独占欲、そして、男の自我の崩壊! ヴィスコンティならではの耽美な世界。 余りにも美しい映像とは裏腹に、残酷までに男の性を描いています。
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「愛のトリートメント」
想像力ゆたかさん…2300円
主人公は3人の娼婦で、ジュリー・デルピーを始めてとしてみんな綺麗です。 なのでコスプレも綺麗にキマルし、みじめな「夜の女」って感じは ありませんでした。ま、彼女たちのお客さんは一筋縄ではいかない嗜好の 持ち主ばかりですが、性的ファンタジーってのはいろいろあっても いいんぢゃないすか?
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「愛する者よ、列車に乗れ」
ギョー座の女さん…2200円
一人の画家が亡くなり、その遺言に従ってリモージュ行きの列車に乗った人々の 2日間のストーリーである。
同性愛あり、夫婦の危機あり、色々な人間模様がジグソー・パズルのように交錯する。 中でも良性具有の女装のヴィヴィアンヌを演じているヴァンサン・ペレーズが、 心身ともに"切ない女"になりきっていてうまい。 『王妃マルゴ』で、マルゴの愛人の青年を爽やかに演じていたのとは同一人物だとは思えない。 観終わったあとに、しみじみ余韻の残る映画である。

Francoiseさん…1900円
ジャン・バチストの死後、彼の魂を追いかけてのリモージュへの旅。 彼をめぐる10人もの関係者。たった2日間なのに何故か長い。 込み入りすぎた愛憎、友情はパトリス・シェローの個人的な思いを強く感じる。 やはりフランシス・ベイコンの狂気に満ちた『愛の悪魔』の方がお勧め。
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「avec mon mari!」
Francoiseさん…2000円
「アベモン」というネーミングで話題の作品。
「mon mari]とは仏語で「私の夫」という意味。ちょっと変わった夫婦の日常 が沢山の会話と共に描かれる。この作品センスは少し理解出来るけれど…大杉 漣さんの出演、 どうなんでしょうか?結婚未満の人の感想が聞きたい。
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「赤と黒」
ギョー座の女さん…2500円
ジェラール・フィリップの魅力タップリ。ナレーションもタップリ聴けます。 悪役なのに、嫌味がないのは彼のノーブルな雰囲気のなせるわざ。 相変わらず、黒装束がキマっています。
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「アイ・ウォント・ユー」
TOMIPPUさん…700円
はっきりいって、私にはよくわからない世界です。 登場人物の誰にも感情移入できず、共感も感動もしませんでした。 おまけに、結末は後味がわるい!! 現実にこういうことがあったら、かなり不気味な話です。

ギョー座の女さん…1800円
9年前、14歳の少女と情交していたところを、少女の父親に見つかって、 父親を殺してしまった23歳の青年が、服役後9年ぶりに仮出所して 港町に戻ってきた。少女は23歳になり、美容師をしていた。青年は32歳になって、 再び彼女と会うが…。かつての少女ヘレンに想いをよせる失語症の少年とその姉もからんで、 切ない結末を迎える。
エルビス・コステロの「I WANT YOU」が随所で流れ、海の青ととプールの青が、 独特の映像美をつくっていて、印象深い。

Francoiseさん…2400円
美しい浜辺の町、昔の恋人たち、母を失って口をきかない少年。 限りなく詩的な映像とエルビス・コステロの音楽が、 枯れている喪失感を心地良い感覚に麻痺させてくれるような気がする。
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「アンナ・マデリーナ」
ギョー座の女さん…1900円
それにしても「魅せる」映画である。監督がもともと美術デザイン畑の人ということも あって、アパートのインテリアとかカメラワークとか、劇中劇の舞台とか凝っていて、 それだけでも楽しめる。ベトナムにあんなステキな教会があるなんて意外だわ。 キャンドルをあんなに灯すの大変だったろうな。

ふぇいふぇいさん…2500円
ほのぼのできる作品です。前半と後半で違う金城武やケリーを見れるのも いいのだが、イキイキとしたアーロンがとても良いです。 見ているだけで元気になりそう。

SADAHIKO…2000円
バッハのメヌエットで綴るせつない片思いの数々。誰にでも経験のあ るその気持ちを女性のように繊細な感覚で、描き出します。 これからは、ご近所の下手糞なピアノの音にも耳を傾けてみましょう。

老練バコールさん…2400円
内気なピアノの調律師と気ままな自称、作家。そして勝ち気な女の子の それぞれの心を、バッハの「アンナ・マデリーナ」に乗せて送る心優しい佳作。

Koyamerさん…1500円
強気を装ってるけど実は恋愛に怖がりな女、 自由気ままな冒険活劇のコミカルなヒロインとまぁ、 1本で2本分ケリーおねいさんが楽しめる映画です。 ラヴァーズ・コンチェルトしかり、大衆食堂のBGMなんかにも クラッシック音楽が何気に使われてるのも印象的。

想像力ゆたかさん…1800円
誰でも知ってるバッハのピアノ曲、「アンナ・マデリーナ」というタイトルだったのね。
ピアノの調律師・金城君と、そこに転がり込んできた作家志望のお調子者くん、 さらに階上に引っ越してきてたどたどしく「アンナ...」を弾く ケリー・チャン嬢。でも三角関係、というほどドロドロしてないです。 若い子はいいやねぇ、という可愛いお話。素直に楽しみましょう。
「第4楽章」はちょっと凝りすぎてるけどね。
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「イン&アウト」
kabuさん…800円
なんか全体的に・・ヨワいな〜。登場キャラは全員いい味出してるのにな。 さすがフランク・オズ監督!

ギョー座の女さん…1300円
こら、こら、こら!あんないい役者を集めておいて、あのストーリー展開はなんぢゃい!?
予告編をあんな楽しそうに作っておいて、詐欺じゃないかい!許さんぞ!! 我等が不老男優のケヴィン・クライン君に免じても、余りあるこの怒り。 久しぶりに裏切られました。

想像力ゆたかさん…2700円
♪マッチョ、マッチョメ〜ン♪このノリ、大好きです。 それから、アメリカの田舎町の雰囲気、すっごく出てたと思います。 自然に恵まれていて、広々としていて、凄く綺麗な小さな町。 デビー・レイノルズが「やたら結婚式をしたがるお母さん」だったりするのも、うまい。
例のスキャンダルですが、『トゥナイト・ショー』という実在の番組でネタにされたりするところが、 アメリカっぽい。ジェイ・レノというホストはホントにそういうキャラクターです。 アメリカでヒットしたのが、よく分かります。

Koyamerさん…1600円
あちきはまだアマちゃんだけど、映画に詳しい人はもっと笑うんだろうなぁ。 グレン・クロースのプレゼンターのシーンなんかは、 「そこまで言っちゃっていいの?」と心配するくらいのセリフを連発しております。
ただ、物語のテンションが後半になって失速してしまったぁ…。

きょうしろーさん…3000円
本当に面白かった。ケビン・クラインのしぐさ、表情、 踊りなどどれをとっても笑ってばかりいました。
トム・セレックとのキスシーンは今年のベストキスシーンでしょう。 アカデミー賞のシーンでは、もっといろいろな人がでてくると思ったのですが…。 有名な俳優さんをあれだけ笑いの種にできるのはハリウッドだからでしょうか?

SADAHIKO…1000円
良いとこどりの見事な予告編でした。予告編大賞を差し上げましょう。 作品は、中途半端といった感じです。グレン・クロースの貫禄と、トム ・セレックおじさんの老けぶりを見たい人はぜひ。

SACHINEKO…1300円
最初の30分はムチャクチャ笑える。あとの1時間はハリウッドおきまりの 安易なストーリー展開、お話はおもしろいのにねぇ。
久々に観たデビー・レイノルズ、キレイでした。
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「アインシュタインの脳」
想像力ゆたかさん…2300円
ゴーゴー!杉本助教授!アンタはえらい! 私でも分かるような英単語ばかりを駆使して、アメリカ大陸を横断しちゃいました。 通訳のおねいさんもいるけど、助教授の「どうしてもアインシュタインの脳が見たい!」 その気持ちがすべてを引っ張っている。
それにアメリカ人て、はっきり意思表示をすればそれを尊重してくれます。 私も無茶な英語でボストン郊外まで行ったことがあるので、よく分かります。

Francoiseさん…3000円
脳を探しての旅、それ自体がすでに奇想天外なのに、行き着く所には、 本物のナチュラル・ブラックな笑い…この毒の威力はものすごい!

Koyamerさん…6000円
釣り人が釣り餌の「ゴカイ」と缶ジュースをいっしょにクーラーボックスに入れてたり、 科学の先生が三角フラスコでコーヒーを沸かしてたりと、 当の本人は何とも思ってないことでも、他人の目から見ると「ギョッ!」 と思ってしまうブラックなコトは結構ある。
20世紀の天才の一人アインシュタインの脳は、彼の死後摘出され病院に保管されてるらしい。 「ぜひとも見てみたい」との思いを抱きつづけてる、 アインシュタイン研究一筋30年の近畿大学の杉元助教授は、 カタコトの英語を武器(?)にアメリカへと脳みそ探しの旅に出た。 ところがそれがあるはずの病院にはお見当の脳、またその保管資料も無くなってることが 20年ぶりに判明。でも、助教授のキャラクターでもっていろんな人の繋がりと情報を得て、 脳ミソとの対面へと向かって行く…。
ここに登場する人々(助教授もね)が冒頭の「ナチュラル・ブラック」の方々なのだ。 んもぅ、助教授と脳の保持者とのやりとりなんざ、腹がヨジれるくらい笑えます。
決して笑いを狙ってる映画じゃないのですよ、 現実のやるせないところもちゃんと捉えてあります。んもう、絶品ですわコノ映画。
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「アウト・オブ・サイト」
想像力ゆたかさん…1500円
ジョージ・クルーニーが、うっ美しい!ジェニファー・ロペスおねいさんもいいんだけどさ、 私の目にはジョージの横に誰が出てきても霞んでしまうのよねん。
サービス・カットびしばし!それに、アメリカの囚人て、 Tシャツ+ダンガリーシャツ+ジーンズだから着る人が良ければ、 すごく格好良かったりしちゃいます。
ソダーバーグ監督、もっと肩の力を抜いて素直に撮ってねん。

Koyamerさん…1900円
エルモア・レナードの話でいつも納得させられるのは、 直接そのシーンを描かなくとも、その自然なセリフ廻しで登場人物の嗜好を 垣間見ることができること。
レナードに付き物の映画の話、今回はボクシングのクラス分けの話。 う〜ん、小粋だねぇジェニファー・ロペスおねいさん! ミニスカートにショットガンっちゅう組み合わせもカッチョイイのだ。
そういや『ジャッキー・ブラウン』の時は、ビキニにマシンガンの おねいさんがいたっけ。
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「アンツ」
想像力ゆたかさん…2000円
お話は『ポストマン』に似てるんだけど、こっちの方が骨組みがしっかりしてるのよねえ。 簡潔にまとまっていて、時間も短いから観やすいし…。 って、あたしが言っちゃマズイんだけど。

SACHINEKO…2800円
もうねぇ、そこのあなた!早く観に行かないと終わっちゃうわよ!
小粋さ加減が良し、キャスト良し、ジーン・ハックマンがおいしい役で尚良し。
でも、どうしてお客さんがいないの?映画館に…。
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「愛の悪魔〜フランシス・ベーコンの歪んだ肖像〜
Francoiseさん…2300円
画家、フランシス・ベイコンと恋人の彼とのホモセクシャルな世界。
坂本龍一の音楽が、ベイコンの絵画の世界ととけ込んでいて、彼らの狂気が 伝わってくる。最後のホテル・コストの「赤い部屋」も印象的だった。
それにしても、この映画に来ていた男性たち…おしゃれでなぜか色気に溢れた 人が多かった、と思うのは考えすぎなのでしょうか。

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「生きない」
想像力ゆたかさん…1500円
うーん、こういう終わり方するのか。ちょっと、しんどかった。 私時々、自分が生きてるのが「無駄」のような気がするけど、だからといって、 「生きない」ようにするかっていうと…できない。
やっぱり人間て、本能的に生に執着するようにできてるらしい。

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「アルマゲドン」
Lioさん…1200円
『タイタニック』を超えた、ばかばかしい超大作映画ですねえ。 アメリカNo.1主義、男尊女卑!失礼だよ、ロシア人と女性に対して。 ブル−スのクッサイ演技、ベンのダイコン演技、もういい加減にしろ-! と映画館を飛び出したくなった。
せめて、女性がもう少しまともに活躍していればまだ耐えられたろうに。 穴掘り隊がオレンジの宇宙服を身につけ横一列に並んで、『Gメン75』 のごとく歩いてくるシ−ンにいたっては、大笑いしそうになった。 ラスト近くで近くから女のこのすすり泣きが・・・。 もう、その時はため息が出たよ。まあでも金かかってるし遊園地的に考えて、1200円。

ポーロさん…1000円
はっきり言うとあんまりおもしろくありませんでした・・・。なんか物語に意外性もなかったし・・・。 最後の方になるとブルースウィリスが出るとこしか見てませんでした。

kabuさん…1800円
穴掘り野郎チームが好き。 ブルリー、アフレック、ダンカンやブシェミと濃ゆい人ばっかり。 期待を裏切らない分かりやすい展開。エンターテイメントとしてみれば上出来です。

ゴロウさん…1000円
大人気だったので期待したのがバカでした。 ハリウッド特有のアメリカンヒーローもの、いい加減にアメリカ一番はやめてほしい。

みつぐさん…1000円
さすが、面白かったです。それだけです。でも、こんな事あったら私こまります。 それだけです。で、やっぱり松田聖子さんは演技はへただと思いました。それだけです。ハハハ…。

TOMIPPUさん…1000円
タダ券をもらったので友達と見てきました。
いや〜、長かった!!お子様向け「インデペンデンス・デイ」といったところ? 荒唐無稽な話に、途中からおかしくっておかしくってずーっと笑ってしまいました。 さながらTVの2時間ドラマ(火曜サスペンスとか)のよう。 おいおい、そんなわけないだろ!と、心の中でつっこみを入れながら観てしまった。
ロシアで公開されるかどうかは知りませんが、ロシア人は怒るんじゃない?

想像力ゆたかさん…1200円
ブラッカイマーさん、『ザ・ロック』『コン・エアー』と面白かったのに、 今度はちょいと「立ち向かうべき危機」が大きすぎて、無理がありましたね (笑)。でも、男の子がワイワイ集まって、下らないけど面白そう、 っていうノリはあります。なので、本気で怒っちゃいけません。 楽しめるところは、積極的に楽しみましょう。
たとえば私は♪COME TOGETHER♪がかかるところは笑えました。

Koyamerさん…1600円
最近コノ手の映画を観るにあたっては、「何にも考えないで観るべし作戦」を展開中です。
ぜい肉的なエピソードは無く、全編予告編との某紙プレビューどおり飽きさせずにみせてくれます。 『ディープ・インパクト』に比べると遥かに良いできであります。
徹底的なご都合主義は賞賛に値するよ、ホント。

熱帯青年さん…3000円
今年のSF映画の大作の中で一番面白かった映画で、 地球の危機に対し、壮大なストーリーを破壊対策チームと モニタールームに限定した結果、ディープな特撮と アクションの融合した映画に仕上がっています。 ニューヨーク・パリの破壊シーンは特に凄いです。
アメリカが地球を救うとかのご都合主義はガマンすれば、 2時間半次から次へ襲いかかる危機に手に汗握る エンタテイメント映画です。
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