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いまどきの映画のお値段'98(う〜お)
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ウィンター・ゲスト
エル・スール エデンへの道(ある解剖医の1日) ヴィゴ
SFサムライ・フィクション ウェルカム・トゥ・サラエボ オスカーとルシンダ
大いなる遺産 オースティン・パワーズ うそつきな女
栄光のル・マン ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
L.Aコンフィデンシャル 堕ちてゆく女 エンド・オブ・バイオレンス
エイリアン4 桜桃の味 お墓がない!

「ウィンター・ゲスト」
想像力ゆたかさん…2000円
アラン・リックマンに対して抱いていたイメージが変わりました。
この映画を観た後の週末、半年ぶりに帰省して母に会ったので、エマ・ トンプソン母娘のエピソードが特に印象に残りました。ちなみにうちの 母は私が髪を切ると「あら、いいわね」と言ってくれます。エマ女史も 結構似合ってたと思うけどねえ。

Francoiseさん…2300円
冬のスコットランド…まるで詩を語っているかのような映像。 母と娘、亡き夫と残された妻、母と息子、息子と亡き父…。 どこにでもある現実なのに、家族、親子が共に生きていくのか、 あるいは個として新しい生を切り開いていくか…この映画の課題は、とても重い。

ひであきさん…2000円
人は必ずなにかしらを抱えている。もうすでに何かを掴み握りしめてしまったその手では、 新しい何かを掴むことは出来ない。でもそんな手でも誰かの為に差し出し、その支えに なることができる。決して一方的ではなく、お互いに支えあう。・・・そして生きていく。 凍った海のような静かなピアノの旋律を聴きながら、そんなとりとめのない事を考えていました。

SACHINEKO…3500円
うんにゃあ、5月10日の「つぶやき日記」を読んどくれ!!

SADAHIKO…3000円
アラン・リックマンがかつて出演した「タンゴ冬の終わりに」を フト思い出した。老若男女を問わず共感できる見事な作品です。

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「エル・スール」
Francoiseさん…3900円
劇場公開は、今年のこのあとのレイト・ショーで最後かもしれない、という 噂を耳にして、絶対に観たい…と足を運んだ。
劇場で観るのは確か3回目。今は亡き、私のピアノの恩師H氏からスペインの 教わった数々のピアノ曲も、この作品で使われている。 グラナドスのエスパナ組曲の美しさに魅せられてから…。
エリセ監督の映像は、すべてのものに魂がこめられている。この作品の父と娘も、 言葉は少ないけれど、目に見えない霊的な魂でしっかりと結ばれている。 前に監督が「奥の細道」を愛読している、と書いていたのを思い出したが、 改めて言葉と映像の不思議な関係を感じれた。

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「エデンへの道(ある解剖医の1日)」
Francoiseさん…2900円
死体の解剖シーンは想像に反して、あまりにも神聖だった。「死」に対して、 そして「生」に対して、本物の映像だからこそ馴染みが出てくる様な気がした。

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「ヴィゴ」
SADAHIKO…1500円
フランスの伝説の映画監督の恋物語だが、気分はなぜかとっても アメリカン。MTVっぽい映像感覚のせいかもしれない。

SACHINEKO…1790円
冒頭シーンがあんまり素晴らしくて、期待をしすぎた感あり。
『モンパルナスの灯』みたいな映画かと思って観ていたら、 途中から、すっかりアメリカ的な軽い感じに変身。 それにジャン・ヴィゴに英語は似合わない。

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「SFサムライ・フィクション」
感動さん…1900円
学校休んでいったかいありましたね。
新聞の紹介で始めてみて、インターネットでどんなのか調べて、 これは!!と思っていったんですが、久々に期待どうり、 サイコー!って心から叫べた、楽しめた、心にさわやかに残る作品でした。 青春って感じ。そしてピースって感じ。 お約束なテンポがまたいい味出してるんです。
まさにサムライフィクション!!

Koyamerさん…1900円
オペラで『源氏物語』やってんだから、ロックでチャンバラやったって イイじゃない。夏木マリ姐御の日本舞踊のシーンなんざみると、 不自然なんてこたぁ、全く思わないはず。
ここにMTV出身の監督のセンスを感じます。 セリフも昔言葉にこだわらないところも、通常の時代劇には無い感覚で楽しめるところも良い。
惜しむらくは布袋さん。 まぁ、殺陣周りを期待するような作品ぢゃないんだけど、 彼の長身を生かすのなら刀を左の逆手に持たせるのではなく、 上段か下段にどっしり構えさせて「振り抜き」の豪快さを みせるべきなんですよねぇ…ときどき「オイオイ、あんさん今の峰打ちやでぇ」 ってなっちゃってましたから。
とりあえずエピソード2に期待しませう。

想像力ゆたかさん…2500円
快作っ!日本男児はやっぱり、サムライよのう。
布袋寅泰氏の長身に、長くて怖い顔、見事に生かされています。 夏木マリおねいさん、谷啓大センセイ、リスペクトです。

TAKESHIさん…1800円
劇場版スターかくし芸大会ってところか。 それはそれで楽しいんだな。
モノクロのチャンバラシ−ンと布袋ロックのミスマッチも新鮮。

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「ウェルカム・トゥ・サラエボ」
想像力ゆたかさん…1500円
もっと早く観たかった!私が観に行ったのも遅かったけど、 日本公開も遅かったと思う。タイムリーだったら、 もっと臨場感があったと思う。
ウディー・ハレルソンが、アメリカ人ジャーナリストに扮していい味出してます。
『ラリー・フリント』もそうだったけど、頭の軽いヤンキーみたいなフリして、実は結構硬派と見た!

ギョー座の女さん…2200円
ユーゴスラヒアの内紛の中で、ジャーナリストが自己の中で 葛藤し、一つの結論を出していく過程をわりと淡々と描いていて、 気負いなく観ることができた。
それにしても民族闘争とは、昨日の友が今日の敵になるのてあり、 なんともやり切れない気持ちになる。 1984年に、皆で力を合わせて冬季オリンピックを開いた スタジアムが、紛争の犠牲者の墓場になっている。
現実の厳しさ、哀しさよ。人間とは本当に愚か者である。

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「オスカーとルシンダ」
SADAHIKO…1500円
「病的なまでのギャンブラーは、みな最初に勝って、 賭けの虜になるのだ」
あ〜あ、耳が痛い!1年で200万スッた、という パチンコ屋でお会いするおばちゃんに捧げたい映画です。

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「大いなる遺産」
デューク益田さん…1800円
ご存知文豪、チャールズ・ディケンズの名作の再映画化。
運命に翻弄されながらも、自分の道を一途に歩んで行く青年の 半生を描いたお話。
まず、主演のイーサン・ホークがイイ、まさに適役、 彼のナイーブさが、この映画の最大の魅力。 お話もしっかりしており、脇も名優でしっかり固められ、 大変ムードのいい作品に仕上がっている。主人公の切ない気持ちも 痛いほどわかる。
ただ残念なのは、ヒロインがミスキャストだったこと。 もっと気品があり、クールビューティな女優さんだったら、 傑作になっただろうに…。
(この映画は"大いなるイーサン"てところじゃね)

想像力ゆたかさん…2500円
光と影の映像でさびれたお屋敷が美しい。 私はディケンズが苦手なので原作のことは全然考えずに 楽しませてもらいました。
「まぁまぁちょっと見ないうちにすっかり大きくなって!」 シリーズ第3弾はイーサン・ホーク!! あたしゃ、デビュー作「エクスプロラーズ」 (リバー・フェニックスと一緒だ!)から観てるかんね。 彼が絵が上手い役ってのはなんか納得。 ほんとにあんな絵を描きそうだわ。
イーサン君にジャック、グィネス・パルトローに ローズ役のオファーが一度はあったらしい。 この二人だったら(悪いけど)こんなにヒットしなかったかもしれないけど、 「タイタニック」が大きな劇場を占めてるせいで、 この作品が音響効果も映像も堪能できない場末の劇場に 追いやられてるのは悔しいわ。

荒井堂三四さん…1400円
大長編の原作だが、うまくコンパクトにまとめていた。

SADAHIKO…1000円
主演の女優、グゥイネス・パルトローが、 魅力に欠けたのが、この映画の「大いなる誤算」でした。

Francoiseさん…2200円
『ガタカ』のモードスーツに身を包むイーサン・ホークとは、 まったく違った演技での役に、とても魅かれるものを感じた。 ドキュメンタリー・タッチのカメラも インパクトが強かった。

ちきさん…2000円
一人の少年の人間との不思議な巡り合わせで こういう人生もあるのか。人との出会いで人生をも 変えてしまう事があるんだって思いました。 画がすごく奇麗で感動。

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「オースティン・パワーズ」
SADAHIKO…2000円
よくもまあ、あそこまで60年代にこだわったことよ。
人間、あそこまでおバカになれれば、本当に立派です。 この映画、スタイルは60年代だけど、 ギャグの質はちょっと当時とは違うようでした。

SACHINEKO…1800円
悪役のドクターイーブルの雰囲気がルノアールの傑作、 『大いなる幻影』のエリッヒ=フォン・シュトロハイム風ってのがイイじゃない。
でもホントのこと言うとね、私はいつ"モノ"が見えるか、見えもしないのに アタマを右に振り、左に振りしてました。(笑)

Koyamerさん…3996円
こんなシャカデリックなおバカを待ってたんだぜ、ベイベェ!
のっけから、Q・ジョーンズの『ソウル・ボサノヴァ』でカマして、 涙が出るほどグルーヴィー! 話の節目に入るアイキャッチもとってもファブ! エニィウエイ、キョーレツにお下品でありながら、 最後の一線は守り通してるのがエ〜クセレント!
このノリに乗れそうにもないヤツは、 会場に足踏み入るべからず。

想像力ゆたかさん…2300円
おしゃれでお下劣、おバカでgood! アタシ、まだまだ元ネタのお勉強が足りないわ。 あと10歳若かったら(?)ミニスカで一緒に踊りたいっ!

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「うそつきな女」
Francoiseさん…2200円
虚言症の女性(マリー・トランティニャン)とサギ師の男(ギョーム・ドハルデュー)。 2人のかけ引きが、フランス風エスプリとジョークに溢れていて とてもおしゃれな作品。

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「栄光のル・マン」
SADAHIKO…2800円
かっこよかった!!マックィーン、ポール・ニューマン、レッドフォード。 この時代のスターは、私にとってはやっぱり永遠のヒーローです。

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「A」
TAKESHIさん…3000円
オウムの側から見た麻原逮捕以降のドキュメンタリー。 この作品はオウムという団体ではなく、オウム広報部長の 荒木浩個人に焦点をあてている。そこには親を捨て、 オウムを選び、人でなし呼ばわりされることを敢えて 受け入れる一人の若者の生き様がある。 そこには決してTVでは見れなかったもう一つの事実がある。 「A」は何が正義で何が悪かを決して語らない。 それをするのは「A」でも荒木でもなく我々観客なのだ。

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「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」
想像力ゆたかさん…2300円
この映画を日本で観てよかったこと=字幕があること!! ダスティン・ホフマンとデニーロが「俺、台詞覚えるの得意だもんね」 「俺だって得意だもんね」と喋る、喋る! こういう政治風刺コメディでおもしろいと思ったのは、 ティム・ロビンス初監督作「ボブ・ロバーツ」以来です。 でも、やりすぎだと思う人もきっといるだろうな。 バリーレビンソンて最初はもっとお上品だったのにねえ、 「わが心のボルチモア」とかさ。とはいえ、"アメリカを感じさせる" という意味で一貫しているから、彼の映画はほとんど観てます。

TAKESHIさん…2000円
アメリカ映画はどんどん荒唐無稽になっている気がする。 それが楽しい自分ではあるが。はっきり言って買いです、 この映画は。軽い気持ちで笑い飛ばせば、かなりおもしろい。 その一線を越えて「メディアとは・・」と考え出せば、 やっかいな映画だ。もうすぐ上映終了のせいか新橋の 金券ショップではチケット400円で買えます。ぜひ!!

デューク益田さん…2000円
いかにもアメリカ映画らしい発想!! 大統領のスキャンダルもみ消しにここまでやるか…。 でも、お話のテンポもよく、2人の名優の演技もさすが。 皮肉もタップリ効いていて、大変楽しめる作品となった。
ただ、なんでも先を読むフロデューサーのD・ホフマンの 最後がこれでは…なにかもうひとひねりして欲しかった。 (他人のウワサの真相を知るってことは、どの国のことでも 楽しいもんじゃね!)

SACHINEKO…980円
この手のアメリカものは、ちょっともう食傷気味。 皮肉もタップリとはきいていたけれど、バリー・レビンソンは ブルックス一家出身じゃなかったのかなぁ…。

熱帯青年さん…1200円
名優2人の演技合戦も面白かったが、アン・ヘッチ、 ウイリー・ネルソンの脇の演技も面白く、 特にウッディ・ハレルソンには大爆笑でした。 でも、本当にこんな感じでホワイトハウスて動いている の?って疑ってしまう映画です。

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「L.A.コンフィデンシャル」
想像力ゆたかさん…2500円
いい男が3人も出ている!いや、もっとか? 刑事役の一人に『ボディガード』の”ポートマン”役の人が出ている! 「刑事プリオ」くんの『タイタニック』にアカデミー賞を譲ったなんて、皮肉かしらん?
でも、女の描き方が気に入らんのよ。’50年代のアメリカだから、仕方ないけど、 L.A.P.D.で、「タイプ打ち」とか「資料管理」とか、いかにも雑用って感じのことを させられている女性職員か、さもなければキムおねいさんの高級娼婦か。
「娼婦なんだけど、心が曲がってなくてきれい」ってのが、男の理想なのね。ハイハイ。

マイティダック・鈴木さん…3200円
もつれた糸をほどいていくと、その先にあるのは、あっと驚く…。そんな面白さ。
久しぶりに観ていて頭を使わされ、しかしながら観る側の知的欲求を 満たしてくれる作品だった。キャスティングもGOOD!。配役上の性格と役者本人の性格が マッチしているように思われた。
原作は読んでいないのでどのあたりが違うのかはわからないけれど、 アカデミー賞をはじめとして脚本関係の各賞を総ナメにしたのも大納得。 脚本の重要性を再認識させられ、「映画の脚本とはこうあるべし」という お手本のような映画だと思う。

ひであきさん…3500円
言うことなしです。必ずリピートしに行きます。
久しぶりに3000円オーバーをつけようっと◎!

Francoiseさん…3200円
50年代前半の時代背景に、複雑なストーリーが テンポよく描かれている。
刑事たち3人3様の人間像も興味深かったが、 キム・ベイシンガーの演技は真紅のバラのようだった。

SACHINEKO…3600円
人間不在のデカものが多い?アメリカ映画の中で、 こんなものがあったのか…と驚いた。
映画にするには難しい内容だが、その語り口が贅肉を削ぎ落とし、 説得力のあるものになっている。 俳優さんたちも難しい役柄に充分応えていた。
キムおばさん、SACHINEKOさんはあなたのオスカー納得よ。

SADAHIKO…3000円
90年代、刑事ドラマの代表作となる傑作。
人気の『タイタニック』、実力の『L.A.コンフィデンシャル』っていう ことですね。

TAKESHIさん…1500円
抑えた演出がちと裏目にでたのでは。話は面白いしキャラクタ−設定もいい。 なのになぜか小説を読んでいるような平たい感覚に陥る。 ただ、最後のオチがシニカルでよく効いていてOK。

Koyamerさん…2500円
とかく、キャスティングが最高やね!でもって、 まずはピースに注目させておいて、 それを断片的にプロットし、いつのまにやら全てが 組み合わさるストーリーは、ジクゾーパズルのようでお見事!
序盤で何気に仕掛けておいたものが、詰めの段階で生きてくる展開は、 私の最も好む部類であります。死体の出てくるシーンで、 明る目の音楽が流れるのも、逆の効果で恐怖感を煽りかえって面白い。

熱帯青年さん…2500円
飛行機の中での上映を楽しみにしていながら、 寝てしまいラストの30分から見るという大失態を してしまい(犯人がわかってしまった)、 今回ビデオでジックリ堪能しました。 個々のキャラクターの造詣が素晴らしく、 特にラッセル・クロウ、ガイ・ピアースのキャラクターは キム・ベイジンガーをめぐって対立しながらも巨悪に挑んで いく姿はカッコイイの一言に尽きます。 キムおばさんのアカデミー賞も納得です。

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「堕ちてゆく女」
Francoiseさん…1200円
最近、フランス映画が低調気味で、私の気分はますますアンニュイに…。 女医37歳と青年28歳…ここまで堕ちてしまうとは…。
ちなみにフランス語のタイトルは、「Parfait Amour!」 題に関しては邦題がParfaitでした。
(シネビジョンより…"Parfait"はPerfect。"Amour"はLoveという感じでしょうか?Francoise女史)

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「エンド・オブ・バイオレンス」
Koyamerさん…800円
ライ・クーダーのギターはいいんだけど、 お話が何を言わんとしてるのがよくわかんな〜い。 全く関係ないが私のPHSの呼び出し音はYMOの エンド・オブ・エイジアだ。

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「エイリアン4」
ひろゆきさん…1800円
いきつく暇もないほど見入ってしまいました。 前3作でははっきりとエイリアンの姿が写るシーンは少なかったのですが、 今回ははっきりしていて映像も全体的に明るくて見やすかったです。 ウィノナライダーがかわいいです。

想像力ゆたかさん…1500円
「母性」とか「母胎」に対する、男たちの「畏? 」と「憧憬」という印象 を受けました。え?何だかよく分からないって?女は強いってことですよ。 クローン人間をつくれるほどの技術進歩を遂げても、かあちゃんには かなわない。リプリーの時のシガニー・ウィーバーは、やっぱり美しいです。

デューク益田さん…1000円
一度死んだリプリーをクローン化してまで復活させ作った作品 だけに、期待していたのだが…。 映画のテンポが悪く緊迫感がないので一向に盛り上がらない。 お話にムリがあるんだよね! 「どうして私を静かに眠らせてくれなかったの?こんな私に誰がした」 (リプリー談)

TAKESHIさん…1400円
う〜ん、難しい。「エイリアン映画」としては及第点を あげられるが、それ以上でもそれ以下でもないって いうのは・・・クローンとして再生し、 アイデンティティを喪失するリプリー。 彼女は母親の称号を突然与えられ、 その子供から逃げまどう状況に陥る。この設定で、 リプリーの心の葛藤や苦しみを深く描けば、 それなりに重厚な作品になっていただろう。
だが、これは「エイリアン」なのだ。テーマはアクション、 ホラー、ショッキングサスペンスであって、 ヒトではないのだ。そういう足かせをはめられた 「エイリアン4」はリプリーを描き切れず B級映画に終わっている。「エイリアン映画」として 合格するだけでは、今日の目の肥えた観客を満足させる ことはできないのでは。う〜ん、難しい。

熱帯青年さん…1000円
250年も経過しているのにセット・武器が パート2より退化しています。 マッドマックスのように大きな戦争でもあったのでしょうか? あと1本で猿の惑星シリーズにならびます。次作に期待します。

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「桜桃の味」
想像力ゆたかさん…2800円
うわぁ、参った。こういう終わり方をするのか。ここで動揺してしまう 私ってまだ若いのかもしれないと思った。静かな語り口なのにぐんぐん 引き込まれてしまいます。偶然だけど、この映画を観に行った日のお昼、 会社の人に山形産のサクランボをご馳走になりました。季節感をすっかり なくした私の生活、この映画の台詞にはっとさせられました。

TAKESHIさん…1000円
完敗です。あのラストシーンは何だ? 最低でも監督の手法とイランの社会を勉強してから 観るべきでした。女性の恋愛を描けないイスラム教国の 映画です。若い女性が出てきません。 色恋沙汰もありません。これらも、後から解説を読んで 分かったことですが・・・とりあえず完敗です。

SACHINEKO…2500円
当然あるべきものがなくなった時、人は初めて気づくもの。 その大切さを、かけがえのなさを。 淡々とそして静かにこの映画は語りかけてくれる。

SADAHIKO…3500円
書き留めておきたいほどの、いいセリフがいっぱい。 退院後、初めてタクシーから見た世の中は輝いて見えたが、 この映画は、その感じを体験できる。

MIYAKO.Oさん…3500円
生きることを諦めた男の話なのに、 ちっとも暗くない。登場人物それぞれの表情や 美しい風景がセリフ以上に人生を物語っている。

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「お墓がない!」
リッチ・蛾次郎さん…200円
タイタニックが超満員だったので、「お墓がない」を見ることにしたが、 はっきりいって日本映画史上希に見る駄作。 山田洋次監督アパッチけん主演の「愛しのラハイナ」を上回る駄作である。 ストーリーは支離滅裂。あんなもんわざわざ映画にしなくてもよい。高校の文化祭で流しとけ的作品。 それに思った通り客がない!
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