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BoLLS report

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過去記事 501 - 520

へーちょ!!

投稿日 11月3日(金)21時52分 投稿者 kuya

風邪なんかなぁ・・・。

おひさしぶりですぅ。
いきなりですが、

>ヒイラギ上等兵ってあんた……。

ほんとに・・・あんたねぇって感じです。(汗)

あと祥子さんライブですが1から3までがアコギだけで、
4がキーボードとテープ。んで5がキーボードのみでした。

んで先日ETVでやっていた押井氏と養老氏の対談ですが、
あいかわらず聞き取りにくい声だなぁ、押井さん。てのが
感想でした。

まぁ例の新作も観れたからいいかって事で。

では。


フリクリの一巻が見つからない……

投稿日 11月5日(日)23時25分 投稿者 くわたろ



 これはきっと自治警の(以下略)



>相田紘一 さん

 三部作読了おめでたうございます。
 ついでに似ているという友人氏にも薦めてはいかが。(^^;

>敵対水域

 “悪党”サスキル艦長の操艦技術ってかなりスゴイんじゃないかと。水流で曳航ワイヤー切るなんてまるでどこぞのマンガなみ。(^^;
 あれで最後にブツけなければ……

>志保ちゃんニュース@Darkness

 考えなしに十五軍司令部のスキャンダルをばらまいてしまっているってのに一票。
#それで最前線送りに(爆)



>kuya さん

 お久し〜です。
 そういえば当方、あずまんが大王の2巻も買えてない……

>ライブ

 なぬー、アコギ一本の Swallow ですかー。聞きたかったなあ……。
 とりあえず十二月のチケット買えたのでワタシはそっちに期待しますです。

>押井氏と養老氏の対談

 見逃してしまったです(涙)
 あー、最近テレビ欄すらろくに見てないし(駄目人間)


キー打てどキー打てど我が暮らし楽にならず

投稿日 11月13日(月)00時15分 投稿者 相田紘一

 じっと手を見る。

 1日10kbの文章を書くのがやっとこな自分の遅筆ぶりに不機嫌な今日この頃。
 更に言えば形容詞の表現不足に泣いています。
 嗚呼、紋切り型辞典(フローベール)。

 敵対水域、文庫に落ちてるのを見かけて欲しいなと思ったり。
 しかし自分はその前に「LAコンフィデンシャル」読まねば。

 押井氏と養老先生の対談は面白かったのですが、いつもお二人がおっしゃってる事の繰り返しでありましたような。最も注目すべきはあのお二方が対談するという取り合わせの妙であるように思えました。
 とはいえアヴァロンの映像がちょっとだけ見られたのは幸いです。劇場公開……うーん。

 押井氏といえば、「BLOOD」の小説を出版されたようです。富士見書房から。ハードカバーで。
 内容は蘊蓄話だったとか。興味深くはあるのですが、さてどうした物か。

 それでは。


一日休みもらっただけでこんなにシワヨセがくるとわっ

投稿日 11月15日(水)22時18分 投稿者 くわたろ


 っつーわけでしばらく更新どころじゃないので、不安な色のブルー。



>同志労働者 相田紘一 さん

 えっと、今までの最大瞬間風速でも一日10kbちょいというアマチュアな人間にはかけるコトバがないのですが、とりあえず文章が書ける環境にあるということをヨロコビにして、どうかひとつ。(^^;

 ここんとこワタシが読んでるのは現代語訳の史記(岩波の青)だったりしますです。これ以上ないくらいシンプルでありながら、なんともパワフルな文章。嗚呼(←じっと手を見てるらしい)

>BLOOD

 あう、ハードカバーは(汗)

 とりあえずマンガの第二話では陰惨なシーンがけっこうあって、それがまた玉置サンの得意方面な絵なのでかっちょよかったです、はい。


戯れにキーに向かいて文を打つ、あまりの重さに3kb進まず(字余り)

投稿日 11月16日(木)02時19分 投稿者 相田紘一

 てな具合で吐血気味です。

 いったいどのような忙しさか見当も付きませぬゆえ、曖昧模糊とした感想でありますが、忙しさに終わらぬ日など来ませぬ。人生は重き荷を負って坂道を登るが如し、全ての道はローマに続くとも申しますし、ペテロだかヤコブだかのように主の後を追いコロッセオで処刑されるのも一興かと(あれ?)。

 途中で脱線致しましたが、ともあれご自愛とお仕事完遂下さいませ。

 BLOODについては、おおむね「寺田克也氏の絵の持ち味を殺さずあそこまで良く動かせた、流石北久保氏」と言うのが大体の評価のようです。
 物語には未消化の部分があったとの情報も入っておりますが、この辺りは主観もありますのでなんともはや。
 ところでエースネクスト未だに見付かりません。トホホ。

 文章執筆量についてですが、そちらは質を重視されておいでと見ておりますので、少々の遅筆は問題無いのではないかと。
 プロ小説家の方々など、1日5kbほどの分量でしか仕事をされない方もいますし。
 こちらなど、文章というよりむしろレポートのような散文で1日10kbを割る有様ですから、如何ともし難く。
 日々これ精進でございます。

 岩波学術文庫の史記は未だ読んでおりません。私が知るのは中島敦「李陵」によってのみと言う浅学菲才ぶりでございます。李陵においてもその文体の力強さは語られています故、興味深く感じており、いずれ機会があれば読んでみたいのですが。

 近況ですが、昨今話題でありました無限のキブレさん、もといリヴァイアスをレンタルしてまいりました。じっくり鑑賞しようかと思っております。
 後、アイアン・ジャイアントも。
 感想などは後日。

 それでは。


ネット^H^H^H米国は広大だワ

投稿日 11月18日(土)13時43分 投稿者 獅子の心臓 in USA

えーと、ご無沙汰しております。

なんでか知らんのですが、民主主義の旗頭と世界の警察を自負する割には多数決のとりかたでもめにもめてる国に、またしても来ております。

仕事(ではないかも(汗))の絶対量としては忙しくはないのですが、期間が長いこともあって、異国生活のストレスと帰国後のゆれ戻しが心配でしょうがない有様。アニメ・マンガも見られないのもキツイ(<-ダメ会社員)

あ、それと、スクリーンセーバを出してるサークルが落ちて依託先もないので、「冬」はなしです。ほっけみりんの改訂版でもやろうとか考えてましたが、またの機会ということで。(つーか、出張中なので開発環境が劣悪だしヒマもないんですが)

それでは皆々様、寒さに負けずめげずにご自愛くださいませ。


寒い……

投稿日 11月23日(木)22時25分 投稿者 くわたろ



 風邪でダウンしましたがちょうどいい具合に休日があって休めましたとさ,晴れた日の布団の中で(泣)



>相田紘一 さん

 とゆーわけでさっそく今シーズン初の風邪をひいてしまいましたですことよ。(^^;
 一日寝て、なんとか治りかけ……たかな? まあ休養にはなりました。

 これが完治したらBLOODと人狼を……(←ちょっと焦ってる)

>李陵

 や、これはワタシも読み直すまで取り違えてたんですが、司馬遷の「史記」には李広(李陵の祖父)伝の中で附記ってかたちで触れてはいるんですが、独立した李陵伝ってのはないんです。(^^;
 もちろん中島敦のやつのモトネタは史記もそうなんですが、それ以外に漢書とか各種の伝承とかに拠ったんだそうです(ここらへんは巻末の解説の受け売り(爆))



>獅子の心臓 さん

 おお、とーいトコロからありがとうございますです。
 そちらでは選挙は連邦裁までもつれこんでるようですが、こっちの政変モドキは本番前に主役が消えてしまってウヤムヤのまま終わっちまいましたです。これもお国柄とゆーのでしょうか。

 えっと、帰国後には浴びるホドにアニメ・マンガを堪能するくらいの心意気で(謎)、異国でのお仕事頑張ってくださいませませ。


ゆやーん、ゆよーん、ゆやゆよーん(泣)

投稿日 11月24日(金)06時23分 投稿者 相田紘一

 同人の作業が終わらないので極まってしまって中也の真似事など。
 勤労感謝の日だったというのに金にもならない作業をっ。

・くわたろ様

>中島敦

 あの人の作品は歴史小説であるのですが人物の内面に分け入った描写が秀逸ですね。後、切れ味の良い論理的な文体が好みです。
「李陵」も良いですが、「山月記」「弟子」なども逸品ですね。
 個人的には「悟浄出世」が良いです。

 しかし、独立した李陵伝って無かったんですか……それは知らなかった。

 ともあれ風邪はお大事に。
 今の所は引いてませんが、昨今の生活サイクルの乱れを考えると、時間の問題のような。

・獅子の心臓様

>出張

 帰ってきた途端に出張とは全くご苦労様です。しかも6週間ですか。
 ネットは広大ですし世界中どこからでもアクセス出来ますが、アメリカのアクセスポイントからですよね、もちろん。
#国際電話で日本にアクセス……ってパターンは嫌っ。

>ゴア&ブッシュ

 いっそ2人で大統領をやれば? と言うくらいトムとジェリーライクなパイ投げ合戦を演じてくれる両候補に乾杯です(ガツン)。
 仲良く喧嘩しな。

 ところでちょっとお馬鹿なガンダム3Dサイト発見しましたトヨ。是非ごらんあれ。

http://www.ex.sakura.ne.jp/~juroku/zakrello/zakrellotop.HTML

 それでは。


しゅら、しゅしゅしゅ

投稿日 11月24日(金)20時41分 投稿者 kuya

・・・修羅の季節

>BLOOD

早く行かなければ。たぶん・・・。
あと、今年はダンシング・イン・ザ・ダークで終わりそうです。
びょーくっ。

>なぬー、アコギ一本の Swallow ですかー。聞きたかったなあ……。

個人的には、これが一番良かったです。
でも左手がまだぎこちなかったですが(笑)

>とりあえず十二月のチケット買えたのでワタシはそっちに期待しますです。

今回は愛をテーマに新旧織り交ぜていろいろ演るそうで・・・。
あーくそう、うらやましいなぁ、もう。

では。


風 蕭蕭として

投稿日 11月29日(水)21時43分 投稿者 くわたろ

バス停が寒いです。とくに残業の帰り。ずー(鼻水)



>プロレタリア詩人 相田紘一 さん

 中也ってのはけっこう遊び人だったような。(^^;

>中島敦

 彼は当然でしょうけど、あの時期の文筆家なら漢文なんて返り点とかつけないで素のまま読めたんでしょうね。切れ味ってのは漢文調からくるものなんじゃないかと。「山月記」は低年齢向けにアレンジしたのを子供の頃に読んだんですが、じっさいのを読むとえらく印象違いました。すげーかっこいい。

 選ぶとしたら、私は「李陵」か「山月記」ですねー。どっちもハズしがたいっす。



>kuya さん

 週末は、映画、どれも見れないままでした。あうあう。

>らいぶ

 で、これもですね、日曜出勤させられるかもしれず(涙)
 っていうかすでに土曜は出て来いといわれてしまってて(恐怖)
 はたしてワタシは日曜日に無事に赤坂BLITZに行けるのか。待て、次号(謎)


どうせ

投稿日 11月29日(水)22時06分 投稿者 kuya

ダンシングではなく、ダンサーですよね・・・。

ダメ人間だもの・・・。

>らいぶ

観れるとよいですね。(涙)
次号に期待しています。(切り崩しに合いませんように)

あと「蟲師」買えましたぁ。

では。


あーうー

投稿日 12月5日(火)12時15分 投稿者 くわたろ@昼休みにネットカフェ

 えーと、日記モドキの更新はすんませんが後日まとめてってことでどうかひとつ(平身低頭)



>kuya さん

 ビョークのやつも今月公開なんですねえ。どんどん見るのがたまる〜。

>らいぶ

 とりあえず報告。
 行けました。“依存と支配”がむっちゃかっこよかったですの。

>蟲師

 うぃ、こちらも買えましたです。なんか装丁からして蟲師ってカンジでしたですねー。


ネットは広大なので

投稿日 12月6日(水)04時04分 投稿者 相田紘一

 孤独をかみ締めてる今日この頃。
 送ったメールのレスが来ない〜。

>くわたろ様

 やや、ネットカフェとはプチブル的頽廃(違)。
 まだまだ忙しいようですね――年末進行?
 こちらは優雅に暇ばかり満喫しています。金はない。
 プロレも極まると唄くらい歌えるというもので。嗚呼。

>山月記

 虎になる李徴の気持ち判りすぎです。
 臆病な自尊心と尊大な羞恥心。
 才能を恃む心とその限界。
 今まさに私の心は李徴ちっく(爆)。
#なんかエヴァキャラみたいですけど。トホホ。


ネットは広大だけど

投稿日 12月6日(水)09時29分 投稿者 獅子の心臓 in USA

お出かけ中の身では、入り口が狭い…(モデム28k(家ならISDN))
でも、安いノダ(この国は市内通話は50セント固定)

これでアニメマンガ環境が整っていれば文句ない出張なんだがなぁ…(何しに来たんだ)


スケジュール遅れまくってる職場からカレンダーが送られてきた

投稿日 12月11日(月)00時16分 投稿者 くわたろ


 これほど笑えない冗談もあるまいよ。



>相田紘一 さん

 いえいえ、ネットカフェで昼飯くった方がナゼか安く上がってしまうので(五百円しない)、これは実はプロレタリア的選択なのですよ。(^^;
 それにたいていの雑誌はそこで読めたりするので、そこらへんも安上がり(コラ)


>獅子の心臓 in USA さん

 ぶろーどばんどというやつに触れたりはできないのでしょうか、仕事にかこつけて(オイ)

>アニメマンガ環境

 やっぱしアメコミだけになるんでしょうか。
 日本のやつだと……ADポリスの英語版なんて置いててもよさそうだけど、そういうのは無い?


それはつまり

投稿日 12月12日(火)09時18分 投稿者 獅子の心臓 in USA

> スケジュール遅れまくってる職場からカレンダーが送られてきた
> これほど笑えない冗談もあるまいよ。

鬼を笑わそう、って魂胆でしょう。千鶴さん呼んでこなきゃ。(謎)


マンガに関しては、ろくに本屋とかないところを転々としてきたので、なんとも。今は新ヨークなので少しはマシだけど、わざわざお出かけするのもなんだし…。

アニメでは、吹き替え版CCさくらに一度だけ遭遇できました。みんな声が太くてイヤンですが…。


が、がお

投稿日 12月13日(水)07時24分 投稿者 相田紘一

 安上がりに文化的生活を営めるのは日本が社会主義国家だからでしょうか(違)。
 米帝の生活もまたインターネット環境的には宜しいようですが、野太い声のさくらだけは勘弁して頂きたく存じ奉ります。
 とはいうものの、ロシアでは日本アニメの吹き替えはおっさんアナウンサーが機械的に当てているとの事で、この異次元的恐怖に比べればいかほどの事も有りませぬが、これ以上は党に対する反逆ですので言えませぬ。


眼精疲労気味

投稿日 12月19日(火)01時37分 投稿者 くわたろ


 十五時間くらいモニター見てるからなあ……

 ところで、そろそろ今年もオワリなのでアリガチ的な回顧企画を去年に引き続きヤってみたく思いますです。今年読んだ/見た/聴いたものでコレはってのを教えてくださいませませ。



>異国の獅子の心臓 さん

 えー、ワタシの職場、どんどん遅れてますです。もはや鬼も笑わないスケジュール。千鶴さん召喚して斬ってもらわんと(何を)

>紐育(これでよかったっけ?)

 や、ゼヒとも当地の本屋でアヤしげなブツを買ってきてレポートしてもらいたいです。期待期待。



>同士党員 相田紘一 さん

 うーん、ネットカフェが安いかっていうと、それは比べるものにもよるわけで。(^^;
 食事っつっても、どうみたってレンジであっためただけってのが食べられるだけですし、コーヒーの味なんて缶コーヒー以下なんで。まあ、ワタシ的には漫画読めるからいいかーってカンジなのですが(オイ)

>おろしや国アニメ事情

 ……………………れりーず、ってのをオヤヂの声でやるんでしょうか(戦慄)


今年読んだ/見た/聴いたもの

投稿日 12月21日(木)12時22分 投稿者 獅子の心臓

では不祥わたくしめが。件数が少ないのは厳選したということではなく、もともと見聞体験が少ないだけでして。

冬  「痕」  ゲーム
いきなり年初から何やってんだってカンジですが、某同人ゲームの影響。長女様に萌え燃え。
自分も人生の最期は千鶴さんに殺されたいなぁ、と憧れちゃったり。

春  「ONE」  ゲーム
己の「絆」の無さをしみじみと再認識してヘコんでしまった一作。キャラ萌えは盲のみさき先輩、シナリオ泣きは問題児(?)の繭。
後腐れなく「消える」最期に、クールな魅力も感じちゃったり。

夏  「イース2エターナル」  ゲーム
リメイクもの。懐かしさとアレンジ具合を堪能しました。新作として楽しめるものなのかは、自分には分からないけど。

秋  「人狼」  アニメ映画
久々に「映画館で見て良かった」と実感した映画。ストーリも(押井系にしては)わかりやすいし、音楽やサウンドも雰囲気満点。
痛みの自覚も(恐らく)ない瞬間的な死に思いを馳せちゃったり。

無差別  異国  リアルワールド
………なんでオレが海外出張?(涙)


総括:もっと前向きに生きなさい(ォ


今年読んだ/見た/聴いたもの

投稿日 12月22日(金)11時00分 投稿者 相田紘一

読んだもの

ジョン・ル=カレ「スマイリー3部作」

 落日の大英帝国と老境のスマイリーを重ね合わせてそのうら寂しさにしんみり。
 様々な障害により何度も何度も躓かされるスマイリーの不屈の精神力と行動力、執念と義務感には脱帽ですが、それをもってしても贖われないものがある、と言うオチがやるせなかったり。だがそこがいい。

ジェイムズ・エルロイ「ブラック・ダリア」

 50年代LAの栄華と暗黒の中で、素敵なサムシングのある刑事が偏執的に犯罪の真相を突き詰めていくってのはエルロイの常套パターンなのですが、取りあえず熱いです。
 正義も栄光もない、ただ自分の盲目的な「〜しなければならない」と言う情動に突き動かされてあるいは破滅し或いは救済される男達。
 今は「LAコンフィデンシャル」下巻を探してたりします。

デヴィッド・ハルバースタム「ベスト・アンド・ブライテスト」

 ケネディ・ボーイズとベトナム戦争。最も優れていた人々が何故アメリカをアレな戦争に追い込んでいったかというお話。
 世界が合理的であると信じ、理性によりそれを制御出来ると判断した結果、現実のベトナムとは全く違うベトナム像を作りだし、それに従って合理的な作戦を展開し、泥沼にはまっていく彼等の姿はひどく切なかったり。

押井守「獣たちの夜」

 BLOODの小説版なんですが、なんというかストーリーより人間論の方が興味深かったりしました、つーかストーリーって添え物だし。

見たもの

デヴィッド・フィンチャー「ファイト・クラブ」

 今年最高のブラック・コメディ映画でしたトヨ。単純明快な暴力・肉体信仰を一ひねりした形で演出。ついでにパンクでアナーキー。ストレス溜まってる人は是非見て欲しいですね。

押井守/沖浦雅之「人狼」

 しがらみや業の深さが前面に出た、とてつもなく日本的な映画なんだけど、台詞回しはロジカルだったりするので、不思議と硬質で暗色の世界が浮かび上がるのでありました。


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