雑想の原(1999/07)


目次
  1. 「ストレス解消」 (1999/7/25)
  2. 「ロボコン新OP&ED(続・画質)」 (1999/7/18)
  3. 「私信系」 (1999/7/17)
  4. 「自己啓発セミナー」 (1999/7/11)
  5. 「画質」 (1999/7/4)
  6. 「トライガン」 (1999/7/3)
  7. 「補足2点」 (1999/7/2)
  8. 「近況」 (1999/7/1)

 
「ストレス解消」

(1999/7/25)
 飲み食いでも買い物でもカラオケでもスポーツでも何でも良いんですが、「××をしてストレス解消」なんて話は良く聞きます。しかし、それって本当に解消か!?っていう疑問は前から感じています。あ、今回の話は心理的なストレスの話ですが。
 ストレスを感じる(ストレスが溜まる)のには当然そのストレスの原因があるわけです。それが過ぎたこと、というか終わったことであれば、溜まったストレスを他のことで発散してスッキリするというのは分かります。原因の方はもう無くなってるわけですから、疲れた体を休息させて回復するのと同じです。
 しかし、そのストレスの原因が継続している場合はどうでしょう。あの同僚(あるいは上司)と一緒にいるとイライラするとか、大変な仕事がまだ完了していない状態であるとか。

 私だって酒を飲んだり遊んだりして楽しく過ごせば、その間はストレスを忘れていられます。しかし原因が消えているわけではありませんから、再度そのストレスが溜まる状態に戻る前でも、例えば「あー、明日からまたあの仕事だ」なんて時には、結局ストレスは元のまんまで減っていない感じています。
 原因が解消されていないのにストレス解消なんてことは無いよなぁ・・・ってのは私だけですか?
(このネタもうちょっとつっこめるかと思ったけど、そうでもなかった)

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「ロボコン新OP&ED(続・画質)」

(1999/7/18)
 変わるという話は聞いていましたが、今日見てガックシ来ました。歌の話じゃなくて(歌についても皆無とは言えませんが)、映像の方ね。
 全部ビデオ撮影&合成になってるやん!
 14日の話でも触れましたが、違和感ですね。それ自体の質の問題はおいておくとしても、本編とのギャップがありすぎる(本編がビデオ撮影ものに変わってなくて良かった笑)。なんでああいうものを平然と作って出せるんだろう・・・
(いや、しかしロビーナちゃんのパ○ツには血が・・・)
おまけ
 どれみの魔法使うシーンのBGMが雰囲気無くなったなぁ、と思ったけど、あの作品は元々音楽ネタだから、魔法がレベルアップすると音楽もグレードアップするのか、となんとなく腑に落ちる(笑)。でもぽっぷまで魔女見習いか・・・あざとい。

おまけ2
 天使になるもんっ!もヤマモトヨーコも新展開になって面白さダウン。特に天使になるもんっ!はもう全員ドタバタ用キャラって感じでめりはり無くなったよな。
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「私信系」

(1999/7/17)
足の指の爪
 むかぁ〜し、足の親指の爪の剥がれた生活をしたことがあります。しかも、左右一回づつ(笑)。
 一回は事故というか、足の上に物を落とした際、爪の根っこの部分、表面に出てるよりさらに奥の部分で爪が折れてしまったらしくて、日数が経つに連れ徐々に押し出されてくるのを見ました。折れてるはずの爪もしばらくは指にくっついてましたが、ある程度押し出されたところで剥がれました。
 もう一回は爪の先が指に食い込んだというか指の肉を巻き込むようになってしまったために膿んでしまって、その治療のために医者で抜いてもらったというのです。麻酔かけて。そうやって医者に抜いてもらってもしばらくは痛いことは痛かったですね(笑)。
 親指の爪だけあって、生え揃うまでけっこう期間がかかりました。あの指をガードしている丈夫そうな爪の無い感触というのは、なかなか頼りなかったり気持ち悪かったりです。それに、生え始めの爪って、形が変ですし(笑)。

エラー処理
 市販のソフト(ゲームなんかも含めて)だと割とどんな操作をされるか分かったもんじゃないという意識が、作る側にもある程度あるのでまだ良いんですが、仕事で業務プログラムばっかり作ってる奴だとエラー処理を用意するという意識そのものが薄かったりして大変です。
 極端のだと数字が入るべき項目に文字が入ってきただけでプログラムそのものがエラーでこけてしまったりする例。作ってる奴にそれを指摘すると、「そこは数字が入ることになってる仕様なんだから当たり前じゃないですか」と答えやがる。物事がすべて決められた(決めた)通りに動いてくれれば世の中苦労は無いって。
 機械(マシンのハードやソフト)から来るエラー原因はある程度仕方ないにしろ、人間が絶対にミスを起こさないなんて前提を当然のごとく想定するんじゃない。
 エラーがあった時、強引に先に進めるようにするか、直前の状態に戻れるようにする、あるいは処理を中断できるようにするかってのは、それぞれのプログラムの目的によるわけですが、もちろん。
(という話は前にしましたっけ?)

携帯電話(含PHS)
 電車の中、っつうかそもそも公共の場での携帯電話の話し声が許せないっつうのは気持ち分かりますねぇ。私も仕事で持たされてるのは仕方なく使ってますが。だから文字電話買いましょうよ(笑)>士門さん
 でも、妨害電波(語弊あり)ってのはそれ自体が悪影響与えそうっつう気がするのは私だけでしょうか。
 人体に直接生物的な悪影響与えるっつうのはそりゃ困りますが、機械とかへの影響は、その機械それ自体に電波に対する耐性を付けて欲しいと思ってます。それ自体が発生させる電波が外に漏れないようにするのも、外からの電波が中に入らないようにするのも技術としては大差ないだろうし。
 あ、電波の遮断そのものばかりでなく、電波を受けた際に誤動作しないという仕組みも含めてね(前記のエラー処理にも通じますが)。ペースメーカーとか体内埋込系の機器では今後、携帯電話みたいな仕組みで状態を常に病院に通知して監視するなんてのも出て来るだろうし、電波自体禁止すると不都合が増えてくることも考えられますね。
 マナーの問題はまた別です。電車の中で回りを気にせずに大声で話してるだけの奴にも腹立ちますもん、俺(笑)。
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「自己啓発セミナー」

(1999/7/11)
 というわけでもないんですが、人生どう生きるかなんて言う感じのセミナーを先日受けさせられてきました。会社の命令で2日間も。
 隠すようなものでもないと思うので具体的に名前を挙げておきますが、土屋経営というところの3KMセミナーという奴。
 予想はしていましたが、やはりおよそ役に立たない内容でしたねぇ。

 大体、セミナーの内容というか進め方がへたくそ。話が回りくどい上に説得力が弱い。おまけに話の先が容易に読める。全部とは言わないけれど8割方は予想が付きますね。特にギャグに関してはほぼ100%直前に何言うのか分かるので笑えない(つまらないし)。
 内容そのものも当たり前のことばかり。「あたりまえ」といっても正しいとか当然ということではなくて、ありがちなことばっかりという意味で。
 また感動させようというのか持ち出す実話ばなしも聞いたことあるようなものか、少なくともTVや雑誌・新聞にある程度目を通している人間ならいくらでも似たような話は聞いているような程度の物ばかり。内容そのものは感動的でも意外性は無いし、いちいち感動してられませんね。それも、結論を補強するだけの関連性が薄いので、セミナーそのものに役立っていない。

 セミナーの途中でビデオなんかも流すんですが、中身は具体的な芝居とかでは無くて、イメージ映像なのだけ。ナレーションをも付けないというのは何か心理面でのテクニックかとも思うのですが、まったく動かないんですよ、これが。
 スーパーの合成と、フェードアウト・フェードインによる画面の切り替えのみで構成されているので、本格的なビデオ編集ツールが無くても、俺でも作れそう(中身を考えるところじゃなくて、コンテ通りに編集するところね)。最近ならプレゼンテーションソフトでも同じくらいのこと出来るんじゃないでしょうかね。金かけてないなぁという印象(もちろんカネかかってりゃ凄いというもんではないですが笑)。

 あと、セミナーの内容の一部を実行というか練習するためにテープも流されます。あ、いや、今どきですからテープじゃなくてCDですが。
 その内容もリラックスさせて自分に暗示をかけるようなので、「息を吐いてぇ〜」とか「力を抜いてぇ〜」とか催眠術めいた声がそれっぽい音楽と共に流れるような奴です。それで、聞いていて、暗示のあたりに来て、そろそろ内容も佳境に差しかかってきたあたりで、「このへんで声にエコーかけたりしたらあざといよなぁ」とか考えていたら、本当にエコーがかかるんですもの(笑)。暗示なんで同じ言葉を繰り返したりするわけですが、それが徐々にエコーかけていったりする。吹き出しそうになっちゃいましたよ。

 講師の話術そのものもそうですね。けっこう単純な心理的テクニックを使いまくり。
 手品でも詐欺でもシンプルなタネほど効果的ともいえますが、あんまり見え透いていると苦笑するしかありませんな。

 初めて聞くような斬新な物の見方だとかだと思わず感化されてしまうということもありますが、聞いたことのあるような程度の内容ではよほど説得力のある説明でも改めてし直さないと何の効果もありませんな。
 そもそも人間は、自分が聞きたいと思っていたことしか聞き入れないという面もありますし。

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「画質」

(1999/7/4)
 昨晩、OLT(PC−VAN内のチャット)で話していて、「となりの山田くん」がデジタル処理だとかいう話が出て、当然のごとく(今のところ)デジタルアニメは汚いという話も出た。

 デジタルアニメそれ自体が、TVアニメとかの今現在の大量生産レベルでは、まだまだキザキザが目立つなど汚いと言えるだろう。ガオガイガーで画面に水面の波紋のような効果をかけてたりした時はそれほど感じなかったのだが、単純な合成手段として使っているようなのは汚さが目立つ(単に作り方の丁寧さの作品差かもしれない)。

 そのデジタル処理自体の出来とは別に、というかそれ以上に気になるのは、そういう処理をしているカットとそうでないカットの画質の差の大きさである。そこの差があまり大きくなければ、ずっと見続けることによって「見慣れる」という効果もあるので全体の画質レベルが多少低めでも何とかなる。しかし、実際にはあまりにも歴然と差が分かる作品ばかりで、見ていると気に障って仕方がない。
 特撮で言えばバトルフィーバーJのあたり(デンジマンかも)から大量に使われていたビデオ系のなんとかいう処理(正確な名前は忘れた)のカットと通常のカットの落差なんてのもあった。最近はかなり目立たなくなったけれど(通常部分の撮影自体が変わってるのかもしれない)。類似の例えとしては、テレビゲームでの通常ゲームシーンとムービーシーンの差なんてのもそうかもしれない。

 デジタル処理それ自体の画質についてはその時点での事情が(コストの問題も含めて)あるからあまり突き詰めて文句は言わないけれど、あまりにも画質がガチャガチャと変わるのは見ている側としては勘弁して欲しい。これはデジタルどうこうだけでなく、フィルム撮影カットとビデオ撮影カットが無神経に入り混じっているような作品にも言える。

 もう一つ気になる点といえば、静止シーンの処理がある。
 アニメは結局絵なので、動きの無いシーンというのは本当に何も動かないわけだ。昔はそういうシーンでも必要なコマ数(時間)だけ同じ絵を撮影していたものだけれど、最近(というほど最近のことでもないけれど)そうでないものが多い。
 1コマだけ撮影しておいて、それを編集の段階で複製してるようなのね。ビデオの再生でも一時停止(ポーズ)をかけたときの画質が異なるように、あからさまに止まってるのである。1カット全部がそれなのはまだしも、カット内で静止と動きのある部分が混在してると、ポーズを解除して再生し始めたような異様な動きになってしまう。
 静止シーンでもちゃんと全部撮影していれば、感覚的な表現で申し訳ないが「フィルムの粒子が踊っている」というか、動きのあるシーンになるのだ。そこで写真を見ているような感覚を与えるようでは、プロの作品失格だと思う。

 あとね、字幕とかをビデオ合成してる奴を見ると、映画館に持ってけないんじゃないのか?と余計な心配をしてしまいます(笑)。フィルム至上主義者的で申し訳ないが。
 でもせめて番組のタイトルロゴくらいちゃんと撮れやぁ、とは思わざるを得ない(OVA作品に多い)。

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「トライガン」

(1999/7/3)
 突然ですが、トライガンのヴァッシュとウルフウッドの話。つっても、今月号の原作(トライガン・マキシマム)でそれ絡みの話が出てたからですが。

 今月号でも出たとおり、ヴァッシュって別に不死身なわけではなくて、単に長生きなだけで精神的には人間と同じだと思うのね(エンジェル・アームは自分の意思でないし)。ルイーダさんの「愚問ね」は本当に名セリフ。

 ヴァッシュの殺さずは、口で言ってるだけなら確かに空論・理想論なんだけど、彼はそれを文字通り体を張って実行しているわけです。
 それを、ヴァッシュは人間じゃないからああ出来る、人間ならウルフウッドの生き方を選ばざるを得ない、なんていうのはどうかな? 普通の人間なら、っつうか少なくとも私なら、ウルフウッドみたいな生き方を選んで殺される前に相手を殺そうとしたところで、すぐにぶち殺されて終わりでしょう。

 ヴァッシュにしろウルフウッドにしろ、並の人間でない才能と訓練の上で生き延びてるのは同じなはずなんですよ。ヴァッシュの方が困難な道かもしれませんが、幸か不幸かその長い人生ゆえの訓練量の多さがそれをフォローしてる(かも)。かけた時間比で言えばウルフウッドの方が人間離れした努力の成果かもしれません。

 ウルフウッドファンは無意識に目を逸らしてるのかもしれないけれど、ガン・ホー・ガンズの連中の方がよっぽど精神面で人間離れしてるって。
 確かにヴァッシュの生き方ってのは普通の人間には真似できないかもしれないけれど、ウルフウッドも含めてガンズの連中レベルの力を持っていれば不可能ではなさそうでしょ。
 その辺の視点が欠けているのが私がウルフウッドファンの嫌いなところ(ウルフウッドが嫌いなわけではない、っつうか作者の内藤さんはちゃんと分かってそうだから)。

 生き方ってのは可能不可能の話ではなくて、結局は意識というか自分でどう決めたかの問題なんでしょう。
 例えば、普段の稼業では人を殺しまくりのB.D.ネオン様でも、もし何かの事情で「殺さない」という約束をしたとしたら、自分のプライドと命をかけてそれを守ろうとするでしょう。


 最近、たまたま読み返している藤田和日郎「うしおとら」のコミックス19巻のコメントより引用
声大きくいう人がいる。
「本音をいえい」
「たてまえばっかりでいやんなっちまう」
小さい声で真由子がいう。
「でも、ほんとに、やせがまんて
ダメなのかなァ」
 まぁ、この場合は「たてまえ」でなくて「理想」、「本音」→「現実」かもしれんけど。

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「補足2点」

(1999/7/2)
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「近況」

(1999/7/1)
 とうとう恐怖の大王の・・・とかいう挨拶はあちこちで使われているようなので省きます(笑)。

 いままで、仕事で携帯電話を持たされているということもあって、自分では携帯もPHSも買おうかなぁとは思いつつ持ってませんでした。しかし最近、DDIポケットの文字電話端末を買っちまいました。機種は東芝のTEGckyですね。
 知り合い数人の間でローカルに流行っていた(笑)もので、連絡手段にも良いかな、と。あと、私の元来の電話嫌い趣味にもマッチしてたっつうのもありますね。
 これでe−mailも出来る(専用のプロバイダになりますが)るし、一応アドレス帳やスケジュールも使えるし文字の入力機能もけっこう私の好みに合っているため、昨年末に買ったコミュニケーションパルが使われないんでないかとのピンチに立っています(笑)。コミパも結局アドレス帳くらいにしか使ってなかったし、キーボードがあるってんで買ったのに異様に使いにくかったものですから。誰かに安く売っ払おうかなぁ・・・
 というわけで、Pメール/PメールDX対応のPHSをお持ちの方に限らず、TEGcky用のメールアドレスをお知りになりたい方は、普段のメールまでお問い合わせを(ネット上含めて知り合い限定)。

TEGAcky&たれぱんだグッズ  元々ゲーセンのキャッチャー系のマシンで物を取るのが好きで、かさばると邪魔ということで小物・実用品系をメインにしてる(特に腕時計は好き)んですが、ストラップは収集対象外でした。しかしTEGcky買ったのを機に手を出してしまいました。
 取って付けてるのはたれぱんだ。他にもダンシングベイビーとかミッフィーとかも取ってるんですが、最近何故かたれぱんだにはまってます。キーホルダーと折り畳み傘(季節柄)も持ち歩いてますし。全部ゲーセン品(笑)。

くまバスタオル  もう先週のことになりますが、家のタオルの在庫が減ってきたということで、消費の増える(?)夏に備えて、実家に余ってる奴を調達に行ってきました。
 もらいものとかで思ったより遙かに大量に在庫(笑)があったもので遠慮無くたくさんもらってきたんですが、その際にバスタオルも持ってけと押しつけられました。使ってるバスタオルもボロくなってきていて、近々買い換えようかとも思っていたので、予定はしていなかったのですがもらってきました。
 それ自体はいいんですが、そのバスタオルというのが可愛いくまさんで・・・30過ぎの男が家でこんなのを使ってるっちゅうのも何だか(笑)。

ランプ  買い物関係では、夜寝ながら本を読んだりする際に枕元に置く電気スタンド。今まで使っていた奴のコンセント近辺の接触が悪くなっているらしく、買い換え品を探しておりました。
 うちは畳の上に布団を敷くというスタイルなので、あまり大きくなくて普段は畳んで片付けておける物が望ましいです。しかし、なかなか希望通りの商品が無い。スタンドタイプはけっこう大きくて、おまけに畳めそうなのは皆無。小型のはスタンドじゃなくてクリップとかネジ締め付けとか、柱や他の家具に取りつける物ばかり。昔はこの希望通りの製品がけっこうあったのになぁ。
 そんな中でようやく見つけました。アヤシイグッズ満載で話題のビレッジ・バンガードで発見。海外製品ですな。好みからするとちょっと大き目なんですが、まぁ満足です。スケルトンだったってのはたまたまです。
 赤い雪だるまではありません(笑)。

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(c)TAKARASHI YUTAKA. 1999