PC自作日記 〜夏場のPC冷却編


このページは、「PC自作は、やってみたいけれど、どうも苦手だなぁ〜」と思っていた私が、無事PCを組み立てを終わらせるまでの長く、険しい?(単にツイていないだけかも)日記です。
・・・センスのないタイトルな上、ダラダラと長い内容なので、暇な方、本当に自作関連で困っていて何でもいいから情報を欲しい方はどうぞ(笑)

「この色の文字」で書かれた部分は、トラブル等で困っている方は、もしかしたら参考になるかと。


〜Index〜
組み立て〜OSインストール
夏場のPC冷却編



トラブル発生編:

今年も夏がやってきました!
自作マシン完成後、初めての夏を迎える訳ですが、小さいながらも PCI/ISAバス用ファン(排気)を取り付けてあるし、ケースも一風変わっているキューブケースで、熱には強いかな?とあまり心配をしていなかったのですが、そうでもないようで、、、

ことのはじまりは、6月に増設HDDを購入したことから始まったのですが、HDDをフォーマット後、スキャンディスクをかけていたところ、途中でハング状態となる。
もしやHDDの初期不良?、しかしまさかと思い、もう一度フォーマットし直しスキャンディスクを実行。
やはり同じ状態に、、、単にスキャンディスクをうまく通らないだけか?と思い、DOSモードで起動し、DOS上のスキャンディスクを行うと問題なく終了。

これは運が悪いのか、Windows上のスキャンディスクと相性が悪いだけか?(そんなことはあるのか???)とは思いながらも、購入したHDDには問題がないようなので、よしとしWindowsを立ち上げ適当に作業を、、、

この日はかなり暑く、夜でも室温が32、3度程度はあり、エアコンも付けずに作業をしていた訳なんですが、ファイルのコピー(GB単位(笑))やら適当に作業していたらハング状態に!

・・・まさかの熱暴走!?
と思い、ケースのフタを開け、エアコンを付け、扇風機を回し(それも基板に吹き付け)、再度試してみる。
ちなみに室温は22、3度と結構冷やしまくり(私はどうも極端な性格のようで、エアコンを付ける時は温度全開で徹底的に冷やし、付けない時は、、、以下略と)。
そして動作の方ですが、問題なく動いている。
原因がハッキリとし、ホッとしたのも束の間、「うちの子に限って」って的なショックが〜
(これ以外のマシン3台(どれもメーカー製)とも、この状況下の中で安定して動いているのでなおさら〜、それと同時にメーカー製は偉大なりと思いました。)

後日、何度くらいで熱暴走するのか?ということで、マザーボードに付属していたハードウェアモニタソフトを導入し、適度にチェックしてみる。
マシンに負荷をかけるのに手頃なところで、3Dベンチマークソフト「3DMark2000/2001」あたりを適度に動かしては止め温度チェックをし、、、の繰り返しをしてみる。
・・・この日も暑く、室温が32〜4度くらいと酷い状況だが、熱暴走をチェックするのには丁度いいな。

CPU温度が53、4度までは確認できるものの、その先までは進まないところをみると、予想で60度未満で熱暴走しているのか?
モニタソフトの数値がどこまでアテになるかは知らなかったので「そんなものなのかな〜」と言えばそれまでなんですが、念のためインターネット上のPC関連のページを色々と見て回ることに、、、

色々と見てまわるうちに、CPU(Athlon)は60度くらいでも問題なく動いていることを知ったのと、気になる書き込みを発見する。
「AOpen AK73Pro でチップセットが熱暴走...」
もしかして?と思い試しにチップセットを冷却、、、、、しようとは思ったが、チップセット用ファンを持っていなかったので、余っていた DuronのCPUクーラー(取り付け金具だけ外して)をチップセットに付けてみる(チップセットに放熱板が付いていたが、その上にCPUクーラーを載せ、一見デュアルCPUの雰囲気(笑))

・・・テスト後、CPUは60度を突破しても問題ないし、3Dベンチも問題なく動いている。
結果、チップセットの熱暴走にほぼ間違いはないかな?とのことで、原因究明は一段落。


と、思っていたが、念のため、PC組み立て時にも行った、長時間負荷をかけながらの連続運転を行ったところ見事にハング。

「チップセットではなくやはりCPUの熱暴走か?」と、、、「3DMark2000」とかだとグラフィックカードのへの負荷も考えられるので、演算のみのベンチソフト「スーパーπ」で再度連続運転を行ってみると、予想通りハング。
CPUといえば、今使っている Athlon 1.1GHzより発熱量が少ない Duron 700MHzも持っていたので付け替えてテストしてみたところ、、、今度は長時間運転しても問題なし。

「CPUがらみの問題は間違いなさそうだな」と言うことで、CPUクーラーの購入について考える。
購入候補のなかにネーミングで有名な「これで銅だ!」がありましたが、導入してみて「これじゃダメだ!」(>ちょっと洒落です(^^;;;)ってオチじゃ困るので結構有名どころのカノープス「Firebird R7」を選ぶことにしました。


・・・実は、CPUクーラー導入の前に、近所のヤマダ電機でケース用ファンを買ってきてケース内の温度を下げてみましたが、失敗に終わる。



ファン導入編:

流石に近所の電気屋ではCPUファンの種類がないので、秋葉原にて購入。

早速、CPUファンの取り付け後にチェックしてみると、現実は甘くないようで早くも撃沈。
グリスの付けすぎってオチも考えられるので、カノープスのサイトに書いてあった塗り方通りにして試してみる。
(結果的にグリスをちゃんと塗れれば問題ないんでしょうけど、CPUクーラーの方にグリスを擦り込むように塗った方がいい感じみたいですね。)

・・・最後の望みも撃沈となる。
他にも、BIOSのアップデートや、ケースの吸気ファン*1、排気ファン(PCIバス型)*2とやったりしてもダメで、完全にお手上げ状態。


こうなったらヤケで新しいマザーボードで再度試してみよう!と思い、価格調査にインターネットサイト「価格.com」に行ってみると、掲示板が各製品毎の話題のみを表示できることを初めて知る。
ついでだから「AK73Pro」を、、、と読んでいくと、どこかで聞いたようなトラブルがあるし、、、
その中の解決方法に、「3.3V電圧を上げると安定した」やら「AK73Proは、1GHz以上のCPUの人に限ってトラブルが出ている感じ」というのをみて、ダメもとで試してみる。

・・・結果、嘘のように安定しだしたし。

このマザーボード、後期ロットはこの問題を修正したのかは知りませんが、このマザボで1GHzクラスのCPUをいたら気を付けましょう! >現在、近所の店でもそうだが、安売り(¥9800くらい)されているので、私もこのことがなければ、余っているCPUでもう一台作ろう!と買っていたところです(^^;;;;