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麻矢ちゃん通信 Vol:10

NY

そうですかー、麻矢ちゃん通信も、もうVol.10まできてしまいましたかー。感慨深いことでございます。
よくぞここまでねたを量産してくれたものです。いい迷惑でございます。
ある番組で、「バナナは脳をリラックスさせる」と申していたそうですが、バナナはおにぎり、カステラ同様、麻矢ちゃんの大好物でございます。バナナを食べ過ぎると、脳がリラックスしすぎて麻矢ちゃんのようになってしまうので気をつけましょう。

麻矢ちゃんの伝言メモトラブルは有名だが、彼女も彼女なりに改善するよう努力はしているのである。
伝言を受けたとき、相手の名前を一応復誦する。例えばこんな風に…
「SRLのきたー・・・・・・、いけうちさんですね。」

にもかかわらず、残念ながら結果はあまり出ていない。
麻矢ちゃん 「O池さん、さっき電話がありました。テンプスタッフのやまー・・・・・・」
O池さん 「えぐちさんね。」
麻矢ちゃん 「そうです。」
おいっ!

しかし、麻矢ちゃんにはめげずに力強く生きてもらいたいものである。世の中には麻矢ちゃんほどではないにしろ、似たような人はいるようだ。
「Iつきさん」は業者さんに「ひじきさん」と間違われた。

有給を取った翌日、見積書が綴ってあるファイルを開き几帳面な筆者は眉をひそめた。開いたページには、不在時に仕事を引き継いでくれていた麻矢ちゃんが食べたおやつの食べかすが挟まっていた。筆者は心を鬼にして厳重注意をしたが、麻矢ちゃんはへらへら笑って反省の色は見られなかった。
そして、事は起こった。
ファイリングの仕事を頼んでいたU原さんが「麻矢ちゃん、できた?」と尋ねたところ、ばたばたと足音を立てながらU原さんの席にファイルを届けに来た。その途中、ファイルの間からなにやら黒い物体がポロリと落ちた。
チョコだった。
私達の教育的指導など、どこ吹く風といった様子で「1個足りないと思ったんですよねー。ぐふふっ」とのたまい去っていった。

4・5年ほど前のある夜、麻矢ちゃんの実家近くで火事があった。当時麻矢ちゃんは実家におり、大判のTシャツをパジャマ代わりにし、くつろいでいた。そこへ火事騒ぎである。野次馬根性丸出しで現場に駆けつけようとした麻矢ちゃんをE美子さんが止めた。大判のTシャツとはいえ、下着が隠れる程度の長さしかないあられもない姿で、麻矢ちゃんは飛び出そうとしていたのだ。E美子さんは賢明にもエプロンを差し出した。麻矢ちゃんはそれを身に付け駆け出した。後から付いてきたE美子さんが笑いながら麻矢ちゃんを止めた。
そう、誰もがエプロンと聞いただけでわかる結果をE美子さんは目の当たりにしたのだ。22・3才にもなる自分の娘がパンツをさらして走る後姿を・・・・・・・・・
笑っていたE美子さんもどうかと思うが、「火事で皆舞い上がってたから大丈夫だったんです。」と言い張る麻矢ちゃんもどうかと思う。二人はDNA鑑定の必要がない程、明かに親子である。

<E美子さん名言集>
二束三文にもならない使い古しのPCを麻矢ちゃんに売りつけられたE美子さんは、そのPCで愛娘とメールのやり取りをされている。そして数々の名言を生み出されている。

U谷さんのご結婚式に出席する為、服装の相談をした麻矢ちゃんにE美子さんからお返事があった。
「人生の晴れ舞台に出席されるのですから、ちゃんとした服装で行かれることを望みます。皇后様のお言葉。」
と、自ら「皇后様」と称された・・・麻矢ちゃんは皇女???

E美子皇后様は皇女麻矢宮のご健康を気遣われ、貝をお送りあそばした。そして物知らずの、いえいえ世知に疎い宮様に貝の処理の仕方をご教授あそばした。
「貝はとってもはずかしがりや。だから水につけて暗いところにそっと置いてあげてね。」
さすが浮き世離れしておられる・・・