USB-HUB204

2005-03-31

USBのクチを増やす

ノートPC 用に購入した V500 Cordless Notebook Mouse のレシーバは、USBポートに接続します。 これまで USBポートは USBメモリストレージを挿すのに使っていたのですが、VAIO C1 には USBポートが1つしかないので両者は同時に使えません。 これはいけません。

USB-HUB なら手元に幾つかあります。 液晶ディスプレイに付いている奴とか、単体では Adaptec AUH-4100 とか。 まぁそれでもいいんですが、ノートPC で(デスクトップ機の)ディスプレイを繋ぐってのはアリエナイ解ですよね。 あと、Adaptec のは少し大きいのが難点。

と言う事で、新たに USB HUB を買うことにしました。 小さくて持ち運びが楽で、VAIO C1 は対応していないけど USB 2.0 対応の奴を。 たぶん2ポートで十分ですが、余裕を見て3〜4ポートくらいかな。

この手の買い物は例によって新宿西口です。 陳列されている中から、サンワサプライの USB-HUB204 を選んでみました。 薄型の名刺サイズ。 最小とは言いませんが、並んでいる中では、比較的小さい部類に入るのではないでしょうか。 持ち運ぶとなるとケーブルの取り回しが面倒そうですが、コネクタを HUB 本体に折り畳める点が気に入りました。

付属品は ACアダプタと、延長用の USB ケーブル。
小さいからバスパワー型かと思っていたら、生意気にセルフパワーでも使える2モード設計なんですな。

ダメだった

さっそく使い始めたわけですが、直後に後悔しました。

HUB本体と電源ケーブルが干渉して、PC の USBポートに挿せません。 せっかく USB の口を増やしたのに、こんどは ACアダプタと USB HUB が排他になってしまいました。 なんてこった。

USB-HUB を買う時には、PC側の状態も確認しておきましょう。
という教訓を感じつつ、悪あがきしてみます。

まずは ACアダプタと USB-HUB をひねって強引に…。 入りませんな。 そもそも隣り合ったコネクタなんて、同じ基盤に半田付けされているに決っています。 無理して、どちらかが接触不良でも起こると大変です。 早々に諦めます。

素直に ACアダプタを外せば USB-HUB は挿せますが、そうなると VAIO C1 の駆動時間が気になります。 Crusoe1とは言え、バッテリ持続時間は案外大した事ないのです。 ジャックがL字型の ACアダプタでも探せば、解決するかも知れませんね。 あぁ、ジャックの形だけ変換するアダプタでもいいか。 果して、そんなのが存在するのかは分かりませんが。

仕方ないので、USB-HUB に付属の短いケーブルを介して PC に接続する形にしました。 あぅ〜、コレを避けたいから選んだ製品なのに…。 ケーブルを使っていいのなら、もっと小さくてカッチョイイ製品もありました。 そして、そっちの方が安かったりするんですな。

目的はちゃんと果せていますが、なんだか凄く損した気分2…。

  1. Crusoe
    クルーソー。 Transmeta社の TM5800 。 低電圧駆動と低消費電力が特徴で、小型携帯機器用に日本では人気のあるプロセッサです。 x86 命令を「コードモーフィングソフトウェア」で自前の VLIW命令に変換して実行します。 複雑な所はコードモーフィングソフトウェアが担当するので、ハードウェアが簡単になり省電力につながります。 Intel が低消費電力プロセッサに舵を切った原動力とも言える存在。

  2. 損した気分
    リベンジの記事(2005/04/09)もどうぞ。

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