2006-10-28
以前に新中川沿いを走った時に、「水元公園まで行ってみたい」と思いました。 今回は押上・寺田商会さんに行こうと思っていたので、水元公園経由で行ってみる事にしました。 使う道は、江戸川サイクリングロードです。 地図で見ると、矢切の渡しが経路上にあるので、ちょっと様子を見ることにしましょう。
いつも都心方面へ行っているのと同様に、二子橋で多摩川を渡り目黒通りで都心を目指します。 日比谷公園の角で晴海通りに入り、晴海大橋を渡って東京湾岸道路へ。 東雲・夢の島方面へ向かいます。 東雲から先は東京湾岸道路沿いにまっすぐ行ってしまうのが常ですが、今回はちょっと寄り道。 辰巳水門のすぐ隣に架かる辰巳桜橋を通ってみました。 なかなか美しい斜張橋です。
湾岸道路に戻り、夢の島を通過し、荒川河口橋で荒川を渡ります。 すぐ先の臨海橋(人道橋)で湾岸道路を渡り、葛西臨海公園へ。
葛西臨海公園の第三駐車場の出入り口付近から、江戸川サイクリングロードが始まります。 旧江戸川に当たったところで直角に左折。 舞浜大橋の下をくぐり、以降は基本的に川沿いの道を走ります。 一部、一般道に降りる所や、一般道を渡って反対側に道があったりしますが、行けるところまで可能な限り川沿いに走る様にすれば迷う事はありません。
なお、その名も「江戸川サイクリングロード」と言うサイトが参考になりました。 いつでも見られるよう、W-ZERO3[es] でページを開いた状態で持って行ったのですが、改めて見る必要はありませんでした。 写真入りで丁寧に解説しているので、出発前夜にでも一通り読んでおけば現場で「あの説明か」と思い出せます。
旧江戸川に入ってすぐ、目立つ黄色の幟が沢山立っている所に出ました。 2006/08/14 に起こった東京大停電で、高圧送電線にクレーン線が接触した現場です。 「送電線に注意 作業前に連絡を!」の幟が両岸に設置されていました。 自分も、送電線を切らないよう注意して (^_^) くぐります。
瑞穂大橋を渡って、旧江戸川沿いに進みます。 渡らずにまっすぐ行くと中川です。 中川は以前に走っているので、今回は行きません。
旧江戸川に沿って進むと、江戸川放水路との分岐点に到達します。 この辺りは、川幅・河川敷ともに広く、土手の上を走る事もあって、見晴らしが素晴らしく良いです。 自転車を走らせると気持ちよくなります。 これより下流側は、道が分かりにくかったり車止めがあったり、取り立てて気持ちいい訳ではありませんでした(一般道と比べれば格段に良いのですが)。 ここから上流くらいが楽しそうです。
河川敷に下りたりもしますが、こんな感じの道が続きます。 道幅はそれほど広くはありませんが、多摩川沿いに慣れていると広く感じます。 それなのにイマイチっぽい書き方をするのは、きっと荒川が広すぎるからでしょうね。(^^;
柴又に来ると、まず「寅さん記念館」が現れます。 そのすぐ先には柴又帝釈天。 ですが、当方寅さん映画は一度も見ておらず興味はありません。 それ以前に、自転車を乗り入れる所でもありませんので、駐輪の問題があります。
で、その向かいに矢切の渡しがあります。 ちょっと木が茂っている程度で、説明が無ければ分からないかも? ところで、柴又なのに「矢切」とはこれ如何に? 答えは簡単、対岸(千葉県)が矢切(やきり)なわけです。
現在も観光用(?)の渡し舟が運行されています。 柴又に寅さん関係で訪れた観光客でしょうか、「ここまで来た記念に」と乗っているようです。 しばらく眺めていましたが、どの便も概ね満席。 小さなボートに人を満載している様子は、渡し舟と言うよりは「難民船」…。
矢切の渡しを後にサイクリングロードを進むと、路面に水元公園への案内表示が描かれていました。 ここで土手を下り、目の前の桜並木をまっすぐ行くと水元公園(の南端)です。 しばらくジョギングコースになっているらしい公園沿いの歩道を走り、途中から公園内へ。 大場川沿いの道をゆーっくり流します。
案内放送によると、公園内で自転車をレンタルしているようです(午後4時まで)。 散策に自転車が都合のよい規模と言う事でしょうか。 また、水元大橋のたもとから、対岸のみさと公園までの間で、渡し舟が運行されています。
水元公園の西端の入口から、県道307号に出ました。 GARMIN GPS を四ッ木橋までの「行き先ナビ」に設定し、概ね方向が合うよう南下します。 曵舟十三号橋の交差点から、一方通行(自転車を除く)の道に入りました。
これがヤケにまっすぐな道で、かつクルマの通行が制限されています。 だいたいこう言う道は水道道路であって、地下には水道管が走っています。 重量のあるクルマが乗ると水道管を痛めるので、遊歩道や自転車道が作られるのです。 この道を辿ると「東京葛西用水」みたいですね。
新四ッ木橋を渡り道なりに進み、押上に出ました。
Pylon を磨いていて気付いたのですが、フォークを持って揺すると少しカタカタします。 よく観察すると、ヘッドパーツの隙間が動いています。 異常なのか? 最初からこうだったか? 判断がつかないので、寺田さんに診てもらうと言うわけです。
他のお客さんの対応が終わった所で、さっそく確認。 ヘッドパーツが緩んでいたようです。 レンチで増し締めしてもらったのですが、レンチが触れただけで回るくらいに緩んでいました。 締めてから確認し、自分にも揺すらせて問題ないことを確認。 下側が緩んでいるのに、上側を締めるのが不思議でした(←ヘッドパーツの構造を理解していない)。
この後は、他愛ない雑談。 今回は Mini Disk や Mini Road が置いてあったので、それを眺めたり。 あと AM Speed S や Pylon を眺めて磨きの話とか。 ステンレスフレーム車のオーナー共通の悩みであり、ピカピカな状態を保つ苦労も分かっています。 なので、キレイにしてると言われると嬉しいものです。 「Speed に乗って帰って、磨いてくださいよ」と言うのは冗談としても、ちゃんと磨くよう教えてくれた寺田さんにそいう言われると悪い気はしません。
今日はいろんなお客さんが来店していました。 下手をすると自分ひとりだけなんて事もあるので、常連さんやお客さんや納車待ちの車輌が多いと、活気があってよいですね。 午後6時の閉店まで粘ってから、引き上げました(いつも通り)。
走行距離 104km