2006年3月27日 でぶごん
飛来!思いがけない疑惑
もう5〜6年前になりますか、仕事で沖縄サミットに行っていた時の話です。
当時、あるこども会の夏のキャンプの手伝いをしていました。
その年も、沖縄から帰ってから行く事になってました。
沖縄サミットの近くにはビジネスホテルはなく、会社で借りたリゾートホテルに泊まっていたのですが、何日目かに後輩から緊急連絡が・・・
「キャンプ参加者は検便が必須だって!」
「あっそ、んじゃ帰ってからね」
「日程的に間に合わないす」
「はぁ? どうすんの?」
「職員さんが送るって言ってるので、ホテルの住所教えてくださいぃ」
「・・・まじ?」
ってな訳で、検便容器をはるばる沖縄まで送ってもらう事になったのですが・・・
それだけでも笑えるのに数日後、ホテルの部屋に帰ると、
「フロントで郵便物をお預かりしています」
というメッセージが。
「来た来た(笑)」と思ってフロントに連絡してみると、笑顔が凍る出来事が。
「XXXXというところから郵便物が○○様宛に届いていますが、郵便局から『爆発物の可能性有/要注意』と付箋がついてます。このまま送り返しても構いませんが、いかがいたしますか?」
「・・・・・」
郵便物の予想外な超一級扱いに絶句する俺。
フロントの人に詳しく聞いてみると、
「ただいまサミット期間中で郵便物に対してのチェックが厳しくなっておりまして、X線検査の結果形状的に試験管の様なものが入っているということで確認が入っています」
「・・・誠に申し訳ありません、検便容器です。大丈夫です。届けてください。ホントすんません」
笑いを通り越して冷や汗かきました。
フロントの方にはホント平謝り。
その後容疑も晴れて、無事検便容器は役目を終え無事に東京へ帰って行きました。
後日談として、なんと次の年はキャンプに参加するはずだった女の子がキャンプぎりぎりまでアフリカにいるということで・・・
容器は国際便に乗って・・・
という、沖縄記録を軽く抜き去りましたとさ。
− 1701 −