2004年10月1日 冬夜
驚愕!カードに込められた意味
海外では、誕生日など各種の祝い事に、ささやかな気持ちとしてグリーティングカードを贈る習慣があります。
それを頭に入れて読み進めてください。
彼の友人の女子が誕生日を迎えました。
彼はお祝いの気持ちとして、カードを贈ることに決めました。
早速お店に行って色々とカードを見比べ選んでいました。
数十分、何十種類もあるカードの前で悩み、最終的に一枚選びました。
表紙の柄が彼女のイメージにぴったりで、それを購入。
家に帰ってカードの内側の余白に少しメッセージを添えて、翌日手渡しました。
彼女は喜び、家に帰ってカードを開いてビックリ! 呆れました。
早速彼に真意を尋ねるべく電話をかけました。
「ねぇ、今日くれたカード、あれ、どういうものか分かってる?」
「え、誕生日のカードでしょ?」
「違うよ。あれは嫌がらせ?」
「え、何のこと?」
「○○君のくれたカード、あれさ、お悔やみのカードなんだけど・・・」
売り場のセクションは別れています。
でも彼は色々と模索しているうちに、誕生日からお悔やみのコーナーへと移動していた模様。
表紙だけで選んだため、カードに印刷されたメッセージを読んでいなかったんです。
家でメッセージを書いたときも、そこには目を通しませんでした。
本来なら「お誕生日おめでとう!!」と書かれていなきゃいけないのに・・・
そのカードには「そんなに悲しまないで・・・」と書いてあったのでした。
数日後、彼は新しく、今度こそ誕生日用のカードを購入し、彼女に謝りながら渡したらしいです。
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