WEB拍手お礼シリーズ11
<本編最終話後、黒の剣傭兵団での噂話>








■■最終話後、黒の剣傭兵団での噂話(1/3)

シーグルに別れを告げた後の、セイネリアの沈みっぷりは団の者が驚く程であった。
その為最近の団内では、『らしくない』セイネリアを見たという様々な噂話が飛び交っていた。

団員1「俺見たんだ、マスターがこの間武器庫の中入ろうとして、ドアの上枠に頭ぶつけてるのを!」
団員2「俺なんかこの間マスターが修理前の部屋入った途端、腐った床板踏んで板が割れて足ハマったとこ見ちゃったぜ!」
団員3「俺聞いたんだけどさ、メッテの奴がマスターがけつまずいて転びそうになったのを見たらしいぜ!」
団員4「俺も聞いたんだけどさ、マスターがこの間外出ようとしたら、屋根修理してる連中が土落してるとこだったらしくて、マスターが思いっきり土かぶってたって」

――後日、セイネリアの執務室にて――

エル「よーマスター、あんまりあんたの落ち込みっぷりが酷いからさ、なんか最近いろいろ噂が立ってるぜー」
セイネリア「そうか(無関心)」
エル「俺が聞いたとこだとなー、あんたが武器庫のドアの上枠に頭ぶつけて、よろけたらバナナの皮踏んですべって転んだ拍子に丁度腐った床板踏んで床板にぶち抜いて足ハマって動けなくなったとこに上から樽が落ちてきて頭にぶつかったって……」
セイネリア「……(眉間に皺)」
カリン「(頭押さえる)申し訳ありません、誇張はまだしも全部繋げるなと言って置きます……」




■■最終話後、黒の剣傭兵団での噂話(2/3)

シーグルに別れを告げた後の、セイネリアの沈みっぷりは団の者が驚く程であった。
その為最近の団内では、『らしくない』セイネリアを見たという様々な噂話が飛び交っていた。

団員1「俺さ……この間、マスターがそこの切り株に座ってぼーっとしてるの見たぜ」
(※自室が改装中だったので外で団員達の訓練を見ていた)
団員2「俺、つい最近、マスターが人前で欠伸してるの見たな」
(※寝不足)
団員3「俺なんか、マスターが木を足で揺らして葉を大量に落してるとこ見たぜ」
(※ラストに頼まれて、窓からうっかり落して木の上に乗ってしまったモノを落そうとしていたらしい)
団員4「俺はさ、庭に生えてた花をマスターが抜いてじっと見てるの見ちゃったよ!」
(※これは薬草だったはずだと思ってじっと見ていた。後でサーフェスのところへもっていった)

――後日、セイネリアの執務室にて――

エル「また……さ、ヘンな噂聞いたんだけど」
カリン「またですか……」
セイネリア「話してみろ」
エル「マスターがさ、突然木を揺らしてから切り株に座ってぼーっと落ちてくる葉っぱを見ながら欠伸しつつ手につんだ花を持って花びらを抜きながら花占いしてたって……」
セイネリア「……(眉間を押さえる)」
カリン「だから何でも奇行にするなと。……誰か意図的に改変して噂話を作ってるとしか思えない……」




■■最終話後、黒の剣傭兵団での噂話(3/3)

――セイネリアの執務室にて――

エル「マスター……また、噂聞いたんだけどさ、聞くか?」
セイネリア「もういい、どうせとんでもない話になってるんだろ」
カリン「……」
エル「うん、なんかもう話に尾ひれつきまくってるっていうか、わけわかんねー酷い事になってるわ。確かにこりゃ聞かないほうがいいかもだな」

――後日、首都セニエティにてフユとシーグル――

フユ「やーもううちのボス、あれから酷い落ち込んでてですねぇ……」
シーグル「そうか……」
フユ「えぇもう落ち込んだ余り、突然木を揺らしてから切り株に座ってぼーっと落ちてくる葉っぱを見ながら欠伸しつつ手につんだ花を持って花占いしていたと思ったら、急に立ち上がって太い木の枝に頭ぶつけて、頭押さえながら建物入ったらバナナの皮踏んですべって転んだ拍子に丁度腐った床板踏んで床板にぶち抜いて足ハマって動けなくなったとこに上から樽が落ちてきて頭にぶつかって、で、驚いてやってきたカリンねぇさんに抱きついて『シーグル』っていいながら押し倒してねぇさんに平手打ちをくらったってぇくらい酷い状態らしいっスよ」
シーグル「セ、セイネリアがか……」(※真面目なので真に受ける)
フユ「まーそういう事っスから、そろそろマスターに声届けてやっちゃぁくれませんかねぇ」
シーグル「……分かった」

※これはあくまで冗談なんで、本編設定にしないでください(==;;


ーーーーーーーーー後日談(ここからは日記より)


エル「どした? あんたがそんなあからさまに機嫌悪そうにしているのも珍しいな?」
カリン「……あの馬鹿な噂の原因がわかった」
エル「(冷や汗)そ、そうか……」
カリン「一部の連中が酒の席で最近のボスのふさぎぶりを話してる内に『うちのマスターじゃありえない事』というのを言い合ったらしい」
エル「あー、それと本当の噂がごっちゃになったと」
カリン「そうらしい。……まったく私に抱きついて『シーグル』と言ったなど、何時見ていたのかと」
エル「……え?」
カリン「あ、いやなんでもない。……忘れておけ」
エル「……あぁ、そうしとく」




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ちなみにカリンさんは一緒に寝ている時、何度か寝言でセイネリアがシーグルの名を呼んだのを聞いていたという事情がありました(==。平手打ちはしてません。

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