ここでは「特設画廊-壱」に掲載している”巨大化したリリス”(rei7_4hp.jpg) の制作過程の解説をしています。
特設画廊−壱「END OF EVANGELION」に掲載しております一連のCGはその殆どをPoser2.0J(Win95版)という3Dツールでキャラクタの体をはじめ背景や小物の一部をレンダリングして出力した画像を素材として使用し、それぞれを加工した後に1つのCGに組み上げています。
Poser2.0Jになって、他の3Dツールで作成した3Dオブジェクトを読み込んで同時にレンダリング出来るようになりましたので、今回の場合ではレイの髪の毛と12肢の翼と地球の部分を「Shade debut」で 3Dオブジェクトを作成し、DXFで出力してPoser2.0Jに読み込んでいます。
背景の宇宙空間に星を描こうか悩んだのですが、地球の成層圏とレイ(リリス)が発する輝きで、現実なら霞んで見えないのではという事で描いておりません。
レイ(リリス)の顔ですが、劇中のこのシーンでは目を見開いて心(魂)の無いような表現がされていますが、あえて心のある(生きた)目にしてみました。
12肢の翼も本当は光のような翼なのですが、物質的な天使でも悪魔でもないようなものにしています。