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<Dream is not for dreaming, it is for realizing!>


■ご挨拶
ようこそ、夢見録(ゆめみろく)へ。

 このページは、私が仕事でドイツに駐在している間の、1999年の10月に開設されました。長年プレイに携わってきた「ADnD」と言うROLE PLAYING GAME(略してRPG)の私的記録公開を主目的としていましたが、1980年代の全盛期より衰退の一歩を辿ってきたRPGの裾野拡大にも多少なりとも貢献できれば、と言う点も意識的に意図していました。

 その後、2000年3月にドイツ駐在から日本に戻った後、有志と共にRPG追求の一形態であるREAL STORY PLAY(略してRSP)の実践、ADnD+DnD3eのONLYコンヴェンションであるADnD MILLENNIUM CONVENTION(略してAMC、毎年11月開催)の立ち上げなど、RPGに明け暮れる多忙な毎日を過ごしておりました。

 2002年5月より、再び欧州のオランダに駐在となりました。RPGの実地プレイから離れるのは二度目になりますが、漸く自分とRPGとの関係を、ゆっくり振り返って見る時間が出来たのかな、と思っております。

 RPGが創造的表現の一形態であることは明白な事実ですが、その最大の特徴は“誰にでも手軽に創造的表現の具現化を可能とする画期的なツール”であると言うことです。RPGは、その使用者に対して使い方次第で無限の可能性を与えてくれるのです。RPGをシステムとして遊ぶだけではなく、RPGが内在し可能性をを追求すると、何処へ行き着くのか。私の中でのRPGに対する想いは、RPGに携わっている内に、斯様な変化を遂げていきました。それは、セッションプレイのみならず、NET ROLE PLAY SITUATIONS(略してNRPS、ネットを活用したRPG表現の一形態)、RPGネット小説などへと拡大して行きましたが、尚も追求不足という感が否めません。

 RPGと私。その関係は今後どうなるのか。これからもその軌跡を現しつつ、自分が歩けるところまで、歩き続けたいと思っております。

 最後になりましたが、私がRPGに関わってきた過程で、色々な方にご迷惑を掛けつつも、ご協力・ご援助を頂きました。それら全ての方々と、その中でも特にお世話になった下記の各氏に、心からの感謝の意を表明したいと思います。

 魔助太、ぐゎるま、ロッフ、ジーク、マキビ、エオウィン、ジョン・リード、ミライ、ルーク、タイラー、グレムリード、ムラカミ、アラキ、ユタン・ラ・モル、キース、ウィンダム、ヴォラン、トリグ、グラン、レーレラ、シン、リーンファ、ラーパンドラ、エリアド、ロバート、ディーノ、バド、ローラン、レイナス、テリー、ボーラン、ジャンニ、アキ、セリル、ありま、宝条、あずま、日高 (順不同、敬称略)

 それから、レーネさんの寛大なるご理解が無ければ、RPGなど到底続けることは出来なかっただろう、と言うことを記しておきます。

 人と、世界と、RPG。明日は、何が待っているのでしょうか。それを知るのが、ちょっと楽しく思える、今日この頃です。

2002.08.15 オランダ、アムステルフェーン市にて TENSER/天査(管理人)
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 季節が移り変わり、2003年の8月から再びドイツに駐在となりました。思えば、このサイトを1999年の前回ドイツ駐在時代に立ち上げてから六年にもなります。その間、私のRPGに対する基本スタンスは変わらなかったものの、それを表現しようとする方法に関しては、多少考え方に変化が出てきたかな、と思っています。

 ネット経由で表現するRPGスタイルの一層の追求──手法と手段に関する可能性の追求、これが目下の目標と言いましょうか(笑)。これからのRPGが、どのように表現されていくのか。実地とネットの共用に、将来何が足されるのか。そして、それをどのように表現するのか。色々と試行錯誤の毎日です。

 振り返ると、2000年に立ち上げたAMCプロジェクトも2004年をもって一段落しました。“AMC”という“考え方”での試みは、一つの結論に至ったと考えていますが、その先には何が待っているのでしょうか? RSMMの翔ではありませんが、使った時間と得られた経験から、何を新たに導き出すかが問われていると考えます。

 まだまだ、やること──否、やりたいことは多々あります。それを、焦らずに、ゆっくりとでも実現させて行きたいと思っております。

2005.01.15 ドイツ、デュッセルドルフ市にて TENSER/天査(管理人)