富士の伏流水が湧く8つの泉
太古、忍野は山中湖とつながる巨大な湖だったが、800【延暦19】年の富士山の大爆発で山中湖
と忍野湖に分断。その後、忍野湖は地下水の湧く8つの湧水池を残して干上がった。これらの池が忍
野八海で、御釜池(おかまいけ)、底抜池(そこぬけいけ)、銚子池、湧池(わくいけ)、
濁池(にごりいけ)、鏡池、曹蒲池(しょうぶいけ)、出口地の8つで、すべて天然記念物だ。
忍野八海の湧水は富士山に降った雪や雨が約80年間伏流、湧出したもので、水温ほ平均11〜14℃
、湧水量は湧池が毎秒2.7gと最大。