大澤 武司
(Dr. OSAWA Takeshi)



 


熊 本 日 記
(2009年11月)

................................................................................................................................................................
□2009年11月30日(月)  性根

 性根が腐っている奴は本当にどうしようもない。

コメントトップ



□2009年11月28日(土)  だご武者らしか組

 熊本の若手大学教員の飲み会である「だご武者らしか組」に参加。今回は九品寺にある「大山」にてもつ鍋を堪能することにする。思いのほか客層が若いのが気になったが、いろいろとテン張っている今日この頃なので、美味しく頂く。どうもみな疲れているようで、珍しく一次会でおひらき。

 新しく発売された「エロティック」な日 産のFUGAが無性に欲しくなるが、ぐっとこらえて初志貫徹しようと思う。いくら好きとはいえ、車に400万超はまだ早いだろう。

コメントトップ



□2009年11月27日(金)  卒業論文

 ようやく尻に火がつき始めたようだ。もっともこのようなご時世。「急がばまわれ」という言葉を贈りたい。

コメントトップ



□2009年11月25日(水)  役職選挙

 学内の役職選挙の季節である。研究科長や各部長、学部長、そして学科長まで一気に選挙が行われる。私は一番下の「ヒラ」なので、今回は「勉強」といったところか。

コメントトップ



□2009年11月24日(火)  肋骨がいかれる

 少し前から続いていた右わき腹の痛みがピークに達する。「禁酒宣告」覚悟で病院に行くも、ドクターからは「あばら骨にひびが入っていますね」とのこと。肝臓ではなかった。どうも先月の北京出張の際、ひどい大気汚染にやられて朝から夜中まで咳こんでいたのが悪かったらしい。昨日、天草の温泉で「揉み」すぎたのが致命的だったか。コルセットと痛み止めをもらい帰宅。しばし安静にするようにとのこと。

コメントトップ



□2009年11月23日(祝)  天草日記


天草・松島の夕日

 本日「勤労感謝の日」は私大澤の36歳の誕生日。改めて時間の流れを実感。息子ももうすぐ5歳になるし、可愛い娘も生まれた。日々、大学教員として教育や研究に忙しくはしているが、これまでの紆余曲折を考えれば、とりあえずは「落ち着いた」と言えるのかもしれない。

 そんなこんなで、来熊以来、ずっと訪れたかった宿、天草の「藍風亭」さんにお邪魔させていただいた。天草の地魚をつかった料理に定評があり、いつも満室に近い状況なのだが、なんと誕生日に予約をとることができた。いつものように「あまくさ村」で「でら辛い」からしれんこん串を頬張りつつ、天草本島のほうまで足を伸ばした後、海中水族館「シー・ドーナッツ」で遊覧船を「貸し切り」松島周遊を堪能したあげく、お目当ての「藍風亭」にお邪魔させていただいた。



天草の地魚料理「丸ごと豪華プラン」

 今回は昇進内定も兼ねたお祝いなので、贅沢に「丸ごと豪華プラン」をいただくことにした。写真の料理以外にも、イセエビのマヨネーズ焼きやサザエの壺焼き、アワビの姿焼ステーキ、カレイの唐揚げ(甘酢あんかけ)、海鮮茶碗蒸し、鯛飯ずしなどなど、「これでもか!」というほど新鮮かつ磯の香り溢れる料理が並び、まさに大満足。特に印象に残ったのは「ワタリガニ」かしら。とにかくお酒がすすんでしまった。また、ぜひとも訪れたい宿である。

コメントトップ



□2009年11月22日(日)  学術的ディシプリンと評価

 建国初期中国の在華日本人政策を考える場合、国内政策としてのそれか、あるいは対外政策の文脈におけるそれかによって評価は異なるものである。まして依拠する史料が外交档案であれば、まずはその範囲内で議論をするのが当然であり、必要以上に「想像力」を働かせすぎるべきではない。それは学術的なディシプリンの違いであり、その学問の「目的」と「思惑」に拠るといえよう。「革命」中国という視点が欠落しては「本質」を見失うだけである。「理念」の向こう側にあるものを見据えるべきである。

コメントトップ



□2009年11月20日(金)  公開講座の準備

 来月5日(土)に熊本学園大学秋期公開講座で講演をさせていただくので、朝からその準備をする。今回のテーマは「中国からの引き揚げ―『棄民』の歴史をどう考えるか」というもの。某学術雑誌の特集号のために書き下ろした「戦後処理と歴史認識」という論稿をベースにお話させていただこうかと思っている。

 もっとも、私のこれまでの研究経緯をご覧いただいてもお分かりのように、どちらかといえば「日本政府単独犯行説」に固執する立場ではないので、果たしてどこまで受け入れられるか。

 熊本は満州開拓団送出数において全国第3位を占めていた。当然、県内の至るところに「満洲」や「引き揚げ」の面影がいまも残っている。その意味では長野県と並ぶ「引き揚げ」研究のメッカといえる。まして、今回は60代以上の「大先輩」の受講生が多く、「引き揚げ」についても、実体験されている方々も数多くいるようである。

 なぜか若輩にして公開講座の「トリ」となってしまっているので、最近の動きを中心に、少し学術的にお話しできればと考えている。

コメントトップ



□2009年11月19日(木)  上に政策あれば、下に対策あり

 朝から必修の大教室講義。急に冷え込みが厳しくなってきたせいか、「朝9時」の学生の集まりは悪い。とはいえ、こっちはどんなに寒かろうが9時から始めなければいけないので、「朝イチ」で出席をとる。秋学期は「抜き打ち」を宣告しているので、こういう日に最初から出席してくれている学生にこそ報いたいものだ。

 おもしろいのは「上に政策あれば、下に対策あり」である。今回は開始10分で私のシャチハタを押したピンクの出席カードを出席者に直接枚数分配ったのだが、講義終了後に出席カードを回収すると、シャチハタのないピンクの出席カードが数枚あった。おそらく、ほかの授業で配られた様々な色のカードをストックしているのだろう。「あれ、僕の印鑑が押してないねぇ〜」というと、真っ赤な顔をしてカードを持って逃げていく学生もいた。

 私は出席カードを筆跡鑑定して不正を暴くようなタイプの男なので、その点、学生諸君は肝に銘じておいてほしい。

コメントトップ



□2009年11月18日(水)  カリキュラム会議など

 どっと疲れた一日。何も言いたくない。D先生も激しく首肯してくれるだろう。

コメントトップ



□2009年11月9日(月)  中国人研修生・技能実習生問題

 起こるべくして起こってしまった事件といえるだろう。昨日午後、熊本県植木町の農家で中国人研修生が関連すると思われる殺人事件が発生したとのことである。詳細はまだ捜査中だが、今年度はゼミでじっくりと外国人研修生・技能実習生問題に取り組んできていただけに衝撃が大きい。

 残念なことに、ここ熊本ではすでに研修生・技能実習生の劣悪な労働環境をめぐって複数の訴訟が係争中である。だが、これほどまで凄惨な事件が県内で発生したことは、おそらく研修生・技能実習生をめぐる諸問題の行方に極めて直接的な影響を与えるのではなかろうか。

 昨年秋の世界金融恐慌以来、来日研修生・実習生も減少の傾向にあるようだが、やはり早急な制度の廃止、あるいは改善をしなければ、「すでに来日してしまっている彼(女)ら」の暴発を止めることは難しいだろう。それほどまでに現実は厳しいようである。

コメントトップ



□2009年11月8日(日)  旧天領の日田へ


日田の街並み――2009秋

 大学の教職員組合のレクリエーションに参加。去年は博多で「ライオンキング」だったが、今年は渋く「天領日田・豆田の街並み散策」という企画となった。江戸末期から明治にかけての古い商家が並ぶ街並みはなかなか趣があった。可愛らしい小物を扱う「こだわり」のお店がたくさん軒を連ねているので、もう少しじっくり見たかったが、今回与えられた時間は1時間弱。熊本から1時間ちょっとで来れるので、またお嫁様とじっくり食べ歩きをしに訪れたいと思う。

コメントトップ



□2009年11月4日(水)  つかまり立ち


つかまり立つ娘。

 とりあえず今年もグラントの書類を書きあげる。電子申請はあまり評判が良くないようだが、以前のように「6部」づつコピーして、さらに右上を三角に黒く塗りつぶす... というような作業をしなくなっただけましだと思う。新聞では「横並び」や「稼働率の低さ」に批判が集まっているが、エコポイントといい、これといい、個人的には「本当に便利」だと思う。

 早いものでもう立ち始めた。

コメントトップ



□2009年11月3日(祝)  検討の結果...

 明日以降の研究ならびに講義スケジュールなどを検討した結果、泣く泣くパソコンを購入することに。朝から複数の家電量販店をまわり、なんとか購入にこぎつける。今回は「浮気」をしてみようと思い、SONYのVAIOを候補に挙げたのだが、「64ビット」に移行する勇気と準備を持ち合わせていなかったので、やはりFUJITSUの秋冬モデルから選ぶことにする。今回は少し速めのCPUと大きめのディスプレイが欲しかったので、少し大きめのMGシリーズのE75Pとする。

 「Windows7」はとにかく速い!!!!!!

コメントトップ



□2009年11月2日(月)  奮闘するも...

 備品として購入してもらった「R70Y」が瀕死状態である。そもそもノート自体、マックのPowerBook150に始まり、この15年で8台も買い換えてきているほど片時も手放せない生活を送っている。富士通のLOOXシリーズを愛用して以降、こいつは3代目になるのだが、歴代のなかで一番のヘタレであった。

 まず1年半あまりでハードディスクが事切れた。あまりの過熱と暴走に「突然死」を警戒していたが、昨日以降、意識も途切れ途切れとなり、とうとう「再インストール」すらも「道半ばで落ちて続行不能」という状況になった。交換で治るだろうか?

 また、大型化したディスプレイも「堅牢性」を謳うわりには、縦のライン落ちが中央部分に2〜3本出現して消えなくなった。おそらく薄すぎる「蓋」が度重なる開閉に悲鳴をあげたのだろう。それにしても「自宅」と「研究室」の通勤時間は自転車で5分であり、過酷な移動を体験させているとも思えないのだが。構造上の問題のような気がする。

 結局、修理に出すことに決めたのだが、講義でも毎日のように使うので、ノートがなければ「商売あがったり」である。「Windows7」も出たことだし、思い切って買うか...。

コメントトップ


Copyright(C)1995- OSAWA Takeshi. All Rights Reserved.
(ポップアップ・メールのアドレスは@が#に変更してあります)