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大澤 武司
(Dr. OSAWA Takeshi)



 


研 究 日 記
(2005年5月)



□2005年5月22日

 昨日、第3回目の戦後東アジア国際政治研究会が無事終了。水準の高い報告と質疑応答が心地よい。理論と実証(決してこれは二項対立ではないが)のバランスが極めて良い感じ。訪台団団長だった石田先生の誕生日をお祝いすることもできたうえでに、息子のためににお祝いまで頂いてしまった。頂いた河馬さんタオルを息子も至極お気に入りのご様子。

 今日は近くの公園にお弁当を持ってピクニック。準備をするわけでもなく、ちょっとお惣菜とおにぎりとお茶と「麦酒」を買って「ふれあい広場」へ。電線が無いと空が広く感じる。数多くの子連れの若夫婦が同じようにまったり。涼しい風が吹き抜けて、お花も綺麗。病みつきになりそう。ゆったりとしたお休みを過ごすことができました。明日は金大中元大統領の講演会に。今週も頑張ろうっ。


□2005年5月9日

 某研究所設立の企画書の作成。ようやく第1章Uが頭のなかでクリアにイメージできた。史料の最終確認後、執筆へ。少し寝かした論文の投稿を考え始めた。関係分野の研究が盛んになってきているので、このあたりで全体像を押さえるための一本を出しておきたい。


□2005年5月7日

 息子の遠足に参加しながらも、頭の中では懸案の第1章Uの章構成を計算中。未帰還者問題と対日理事会、GHQの思惑、国連捕虜特別委員会と日本のオブザーバー参加、対日講和条約、国際赤十字機関への中国紅十字会加盟。事実関係を綴るだけでもかなり面白い。

 今日は健伸が通っている保育室の遠足。とはいえ、あいにくの曇り空。保育室でみんなで集まってお弁当を食べました。妻が仕事を続け、私が研究活動に専念できるのも、ほとんど専属ベビーシッター状態で息子の面倒を見てくださる保育室の存在があってのこと。感謝してもし尽くせない。初めての育児にもかかわらず、何でもすぐに相談できるプロフェッショナルが独占できるのは最高の贅沢。きっと良い子に育ってくれるのでは。


□2005年5月6日

 北海道大学のワークショップで一緒だった筑波の楊さん、Sugi-Kenで一緒の慶応の福田さんが台湾学会修士論文発表会で報告。4月に楊さんが中国現代史研で報告した際に都合で参加できなかったため、「今回こそは」と日大経済学部第7号館へ。設備の整った素晴らしい会議室。2番目の報告かと思っていたら、トップ・バッターとして登場。台湾からの日本人引揚に関する研究報告。何度も私の研究に言及してくれてこの上ない光栄。本当に真剣に研究を進めている素晴らしい院生。ぜひ今後も機会を作って、一緒に議論をしたい。


□2005年5月2日

 坂野先生にご指導頂いている「胡喬木研」も第U期へと突入。これまで翻訳を続けてきた「胡喬木文集」の数本の論稿の見直しから動くことになった。初日ということもあり、久し振りにメンバーがほぼ揃った。情報の集約も含め、何らかの方法を考えねば...

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