裏話(笑)



 ども、かわさきデス。始めて、締め切りが決まっていたSSを書いたわけですが、無事、書き上げる事ができました。
 ちなみに、この話は、トラペと同一の世界観に存在すると思って読んでくれると幸いです。そのつもりで書きましたし。

 最初、自分は、ホワイトデーSSなんて書く気、全くなかったんです。
 実は…バレンタインSSを書く予定で…(笑)。ただ、途中まで書いてて
「なんでバレンタインに縁がないヲレが、こんなの書かなくちゃいけないんじゃー!」
 と、破棄したという…(苦笑)。
 書いていた話は、こんな感じ



 あかりと買い物に街に出たマルチ。
 にぎやかなチョコ売場を疑問に思い、あかりに何かと尋ねる。
 バレンタイン、と言うモノをマルチに教えるあかり。
「マルチちゃん、浩之ちゃんにあげるチョコ、つくってみたら?」
 そんなあかりの一声に、背中を押されマルチ、チョコ作りに挑戦。
 あかりの手助けもありながら、どうにかチョコを作り上げるマルチ。
 そして…それを浩之に手渡して…ハッピーバレンタイン!



 だったんですが…、ダメでしたね(笑)。
 久々にマルチのお話が書ける!と意気込んではいたのですが、題材が悪すぎました(笑)。
 んで、バレンタインで書けなかったので、ホワイトデーでリベンジ!って事で、こんな形になったわけです。

 さて、なんでこんなSSになったかという裏話をちょっと。
 あかりを主人公にしたのは、につがさんの同人誌に対抗して、どれだけ自分が的確に浩之とあかりの関係を形にできるかということへの挑戦してみようかと。
 文章的には、外山草先生の「Memories of a color」(徳間書店アニメージュ編集部編、ロマンアルバム「ヤダモン」より)に、これ以上ないぐらいの影響を。
 なんですか…最初はとことんらぶらぶにして、みんなを悶えさせてやるんだフフフ、なんて考えていたんですが、どことなくあっさりめになってしまったのは、この作品によるところが大きいです。
 あと、賛否両論あろう、あかりが浩之を「誘う」シーンですが、これは新なんとか党のMalcomX先生による「雫について」から、考えさせられたことを、是非自分なりに形にしてみたくて、あのようなシーンを入れることになりました。

 んなわけで、こんな形になりました。毎回言っているような気もしますが、読んでくださり、ありがとうございます。
 これからも、何かしら想いを形にしていきたいと思っています。
 その時には、よろしくお願いします。

終わり



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