A Day, The Day -PM part2-




 はい、こんにちは、かわさきです。終わりました久々のSS、お届けします。

 実に一年ぶり、社会人になってから初めてのSSとなりました。社会人になって半年、ずっと忙しくて休日が休日じゃなくて、社会人でも自分なりの活動している人に少し劣等感を抱いたりもしましたが、もう大丈夫です。自分の時間、を作ることが出来ました。それだけでも、この作品には価値があるといえます、自分にとって。
 ただ、昔の一日600ライン…つまり、この作品の行数…を一気に書ける、というか書き上げなくてはならない、というスタイルはもうとれなくなっている訳で、そう言う意味で自分のスタイルを変えていくそんな試行錯誤の跡でもあります。

 とある人が、自分の代表作は最新作だ、と言っています。何気ない言葉ですが、とても勇気ある言葉だとボクは思います。最新の仕事が最高の仕事だ、と皆が皆言えるでしょうか。そんなことはない、そんな階段を上るかのように簡単に出来る事じゃないはずで、そんな言葉をどう紡げるでしょうか。
 だから、常日頃から自分に対して自分は最大のプレッシャーを与えて行かねばならないし、そのプレッシャーを乗り越えた所に最新作は有るべきと、ボクは思います。自分の感性がその中で生きるような仕事がしたい、という想いが、この文章になりました。

 2年半経った今、みんなのとうはとへの想いが絶対的にも相対的にも薄れつつある中で、みんなはいろいろ新しい世界を見つけたりしているけど、ボクはまだとうはとにこだわり続けている。それがいいことか悪いことか、将来的にボクにプラスになるかマイナスになるかはちっとも分からないけれども、ボクはまだ色あせることない想いを持っている事は確認できました。それで十分です。

 読んでいただいたみなさまに感謝を。今日という日が、あなたにとって特別な日(The Day)でありますよう。

1999/10/22 PM8:31 川崎 洋介 −「指輪」KAN、を聞きながら−



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