< 1.CEのMP3プレイヤーの紹介 >
私の知っている限りでは、WindowsCEで使うことのできる
MP3プレイヤーは次の3つです。
1)Xaudio
CE用MP3プレイヤーの元祖
はじめからバンドルされていることもあるので、
利用者が多い。
2)Pocket Player
スキン、プラグイン、ラウドネスなどの機能が
ついている。持ち運ぶ事を考えた場合、
リピート再生がないのが難点
3)Hum MP3 Player
スキン、waveファイルの対応などに加え、
バッテリー残量により演奏を停止するPowerSettingや、
CPU利用状況に応じ、再生レートを自動的に変更する
AdaptivePlayなどの機能がついている。
< 2.比較表 >
これらのプレイヤーの機能比較をしてみました。
ソフト名 | Xaudio | Pocket Player 1.2 | Hum MP3 Playe |
価格 | $19.95 | $14.95 | $19.95 |
ラウドネス | × | ○ | × |
リピート機能 | ○ | × | ○ |
ランダム再生 | ○ | × | ○ |
利用できるリスト | pls | pls | pls.m3u |
リスト編集 | ○ | ○ | ○ |
Waveファイル再生 | × | × | ○ |
再生レート変更 | ○ | ○ | ◎※1 |
スキン | × | ○ | ○ |
プラグイン | × | ○ | × |
電源管理 | × | × | ○※2 |
ID3タグの表示 | × | × | × |
漢字ファイル名の演奏 | △※3 | ○ | × |
※1.AdaptivePlayの機能がついている分、高い評価とした。
※2.Ver1.62から。日本語版は1.6の為、実装されていない。
※3.ファイル単体の演奏は可、プレイリスト内は不可。
< 3.じゃあどれがお勧め? >
比較表を作ってみたり、実際にシェアウェア版を使ってみたりした上で、
私はHum MP3 Playerを使うことにしました。まず、CEをMP3プレイヤーに
するということは、それなりの携帯して使うことが前提かと思われます。
また、ファイル容量の制限等も検討する必要があるので、リピート機能は
あったほうがいいかなと。この時点で、残念ながら、Pocket Playerは
選考外となってしまいます。
次に考えたのは、同じ値段だったら、いろいろな機能がついてるほうが
いいわってことで、なんにも悩まずHum MP3 Playerにしました。純粋に
MP3ファイルを聞くだけでしたら、3つとも大差はありませんので、
ユーザ数の多い、Xaudioを選択しておけば安心ということもあります。
結論:
・機能から言えば、Hum MP3 Player
・大勢が利用している安心感をとるのであれば、Xaudio
ということで、私はHum MP3 Playerを選択いたしました。
→2.Hum MP3 Playerの紹介(前編:MP3ファイルを聞くまで)