2000-2-11


もう、春がきたの ・・・?

「今年は大雪が降るらしい」という噂もどこへやら、ここ八王子は、穏やかな天候が続いています。数日前の夜に、いきなり降り始めて、一晩畑や屋根の上に積もっていた雪も、跡形もなく消え去り、今朝は庭におおいぬのふぐりの青い色が点々と見えていました。こんなに暖かな冬ばかりが続くと、子供のころの手がかじかむ寒さが、妙に懐かしくなったりします。変わっていく気候、変わっていく地球・・・我々人間がどんどん変わっていくのと互いに共鳴し合っているみたいです。変化の向かう方向も、私たちの意識、こころの状態と共鳴していくのなら、天候異常?や社会現象の不安定さだけに心を奪われないように気をつけて(なかなか難しいのですが・・・)、中心感覚を大切に育てていきたいと思っています。

パン屋日記

*1月某日・・・暮れの1番忙しい時期に、ドイツのシュタイナー学校へ研修旅行へ行っていたスタッフのKちゃん帰国。お土産のプンパーニッケルがすごくおいしい。長期休暇もこれで許してあげよう!

*1月某日・・・アップルパイの原材料のりんご生産者、山下さん(風信8月号参照)来訪。今日はりんごを届けるのが目的ではなく、ルイス君の木のひげ見学が目的。ルイス君はブラジル日系人で21歳。昨年春から長野の山下フル−ツで研修をしていた。日本語もとても上手くなり、にこやかな働き者の好青年。これからの夢は?と聞いたら、「あるけど内緒」だって。木のひげの裏手に広がる畑を見て、目ざとくプル−ンの樹を発見。「あそこの畑も木のひげ?」と聞かれた。違うのよ、狭くてごめんね。

*1月某日・・・お客さんが、ドイツ人の若い女性を連れてパンを買いに。突然スタッフと一緒の写真を撮りたいというので、あわてて集合。聞けばまだ高校生らしい。元気一杯の迫力に負けた!!という写真がこれです。彼女は、りんごのタルトがとても気に入って、帰国の際にまとめ買いをされ、飛行機の中でのおやつになったとか・・・。

*2月1日・・・Mさん誕生日。2000年にめでたく半世紀を迎えるというのでちょっと嬉しい。木のひげ特製りんごのケ−キや手作りシフォンケ−キでお祝いしてもらい、ご機嫌でした。どうもありがとう!!


お知らせコ−ナ−

○通信販売でパンを買って頂いたお客さんが、ご自分のホ−ムペ−ジに、感想を掲載して下さっています。
  URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~yasuhon/pan/tabearuk/kinohige.htm

○雑誌「オレンジペ−ジ」料理本素食がおいしいという本に木のひげが掲載されています。つい最近の発行です。
取材がていねいで、写真もきれいに撮って下さっています。(少しですが、パン生地のようすや、焼いているところも見られます。)興味のある方は、ぜひ書店をのぞいてみて下さい。シンプルな料理のレシピなども出ていて、なかなか役に立ちそうな本です。   




風信 木のひげ
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