日替わりげしょ定食

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]


1999/4/1 225 嘘にもいろいろあります (テーマ:嘘)

4月1日は、誰もが知っているエイプリルフールの日であった。インターネット上では嘘情報が飛び交い、疑心暗鬼な一日を過ごした人も多かったことだろう。わたしも自分のページで何かやろうかと思っていたのだが、みんなが同じようなことをやっていたのと、これだ、というネタがなかったのであきらめてしまった。それで、いっそのことエッセイのテーマとして取り上げてしまおう、と思った次第である。

嘘とひとくちに言ってもいろいろある。エイプリルフールでつく嘘というのは、だいたい種類が限定されていて、一つはいたずら系のうそ、もう一つは見てすぐに嘘とわかるのだが、その内容をみて楽しむ、というものである。人としゃべったりするときにするのが前者で、新聞やWebページなど一方通行のメディアでつかれる嘘が後者、という大まかな分類もできるだろう。

どちらにしても、エイプリルフールの嘘は無害なもの、と相場が決まっている。その一方で、そうではない嘘というのもある。つまり、有害な嘘である。悪意を持ってばらまかれたデマや誹謗中傷はもちろん、自分の失敗をごまかすための嘘、自分を良く見せるための嘘なども含まれるだろう。分類してもしょうがない気もするが、まあ自分がうそをつくときは気をつけよう。

嘘も方便という言葉もある。時と場合によってはうそをつくのもしょうがない、という意味だろうか。人を救う嘘もあるわけである。しかしわたしがうそをついて人を救ったことがあるかというと、そんなことはまったくない。と思う。いたずら以外で嘘はほとんどつかないが、人を悲しませるような結果だけにはならないようにしたいものである。いたずらで怒らせてしまうことがあるのはもうしょうがないので、あきらめている。

なにがなんだかわからない文章になってしまったが、まあいい。どうせ嘘についての話だし。



1999/4/28 226 120000記念? (テーマ:カウンタ)

IRC普及委員会のページのカウンタがついに120000を突破した。ほとんど内容を更新することないままかなりの時間がたっているというのに、アクセスのペースはあがる一方で、なんだか申し訳ないような気もするが、それだけIRC普及委員会の現在の内容が高く評価されていると言うことでもある。ありがたいことだ。

Webページにアクセスカウンタをつけることは、もはやきわめて普通のこととなっている。Webのページというのは、基本的に人に見てもらってなんぼのものである。カウンタが付いていれば、どのくらいの人に見てもらっているのかが一目瞭然でわかる。カウントがたくさん増えていればはげみになるし、ほとんど増えていなければコンテンツの充実のための発憤材料になる。ページを見る方にしてみれば、見ているページの人気がなんとなくわかるので便利である。

インターネットを利用したコミュニケーションが様々あるのは周知の事実であるが、最近はこのカウンタまでもがコミュニケーションの材料になっている。1000や2000といったきりのいい数はもちろん、12345などの続き番号、4649や5963などのおもしろい番号(いわゆる「記念ヒット」)にあたったらページ作成者に報告する、ということがすっかり当たり前になっている。CGを書いている人のページだったりすると、記念に絵を描いてもらえたりもするらしい。一方でこの記念ヒットをめぐったトラブルなどが発生することもあるようだ。やはりコミュニケーションというのは難しい。

わたしのサイトの各ページには、ほとんどカウンタが設置されている。しかしこれは別に記念ヒットの出血大サービスをしているわけではない。単に各ページのアクセスペースが知りたいだけである。見えにくい大きさのカウンタを見つけにくい場所に置いているのは、このためである。だからカウンタ設置開始日も書いていないし、「記念ヒット」の報告が来ても、おめでとうの言葉くらいしか言えない。

ちなみに以前はこのエッセイのページのカウントの方がトップページのカウントよりペースが良かったのだが、現在はすっかり逆転している。これも更新をすっかりさぼってしまったためであろう。以前のように毎日更新できればまたカウンタのペースもあがることだろうが、卒論を書いてからすっかり文章を書く意欲が低下してしまったので、いかんともしがたい状態が続いている。



[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

Powered by Akiary v.0.42