part 使用方法



【機能概要】
 テキストファイルの先頭部分などを表示します。
【実行形式】
   part [-an] [-p from[,to]] [files]

【パラメータ】
    files ファイル名。これを省略した場合は、標準入力から読み込みます。
    
    -an:
     a  有効なASCIIコードのみを表示します。
     n  行番号を付加します。	

    -p  from[,to]
        表示部分をfromtoで指定します。
 
        fromは次の形式となります。
        ・[-]no
        ・/regexp/[{+|-}no]

        nono行目から表示します。
        -noの場合は、最後の行-no行目から表示します。
        0または-0の場合には、最後の行となります。

        regexp[{+|-}no]はregexpが現われた行{+|-}no行目から表示します。
        ここでregexp擬似正規表現です。

        toは次の形式となります。
        ・[{+|-}]no
        ・/regexp/[{+|-}no]

        nono行目まで表示します。
        +noはno行数分表示します。
        -noの場合は、最後の行-no行目まで表示します。
        0または-0の場合には、最後の行までとなります。
 
        regexp[{+|-}no]はregexpが現われた行{+|-}no行目まで表示します。

        toを省略した場合には、10行分を表示します。
 
【実行例】    
 ・part file
   先頭10行分を表示
 ・part -20,0 file
   最後の行-10行目から最後の行まで表示 
 ・part -np /main/ file
   mainという文字列がある行から10行分を行番号を付けて表示
 ・part -p "/<printf>/" file
   printfという語がある行から10行分表示
 ・part -p "/[0-9A-Zxy]" file
   0-9,A-Z,x,yがある行から10行分表示 
 ・part -p 100,200 file
   100行目から200行目まで表示
 ・part -p /main/-10,+20 file
   mainがある行-10行目から、20行分表示
 ・type file | part
   fileの先頭10行分を表示
 ・fls -EX "part '<main>' $f" *.c
   *.cというファイルからmainという語を探して、表示します。
   ここで、注意しなければならないのは、'<main>'と囲む必要があることです。
   これは、flsが -EX "comand"を実行する場合、commandの中の'を"に変えて実行する為です。

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