2006-01-14
なんだかマウスを買ってばかりな気もしますが、自宅用に Logicool LX5 Cordless Optical Mouse (以下 LX5) を購入。 3,480円也(税込)。 購入はヨドバシAkiba。1
マウスは現在自宅PCで使っている「白ナス」で概ね不満はないのですが、コードにチョット難あり。 古いせいかコードが硬くなっており、マウスを動かす時に微妙な抵抗感があります。 また、こちらの方が重要なんですが、座卓の足で踏んでしまうのがどうにも邪魔です。 PC用の机ではなく、簡単な棚にモニタを設置してその手前に座卓を並べて使っているので、座卓は出したり片づけたりするのです。 置き方を工夫すればどうにかなる気もしますが、ここはワイヤレスでしょう!!
職場PC用に購入した Cordless Click! (以下 CLK-C51) は、マウスとしては悪くありません。 これで揃えるのもいいかなと思ったりしましたが、燃費の悪さが気になります。 多少ヘタったとは言え、新品の単3アルカリ電池が2ヶ月で無くなるってのはどうよ!?
で、秋葉原に行った時にマウス売り場をウロウロして決めたのがコレ。 ポイントは「スマートパワーマネージメント」と称する省電力機構。 単3×2本で8ヶ月持続を謳います。 マウス本体に電源スイッチがあり、明示的に電源をOFFに出来る点も CLK-C51 には無い特徴です。 ただし、スイッチは小さく普通は押さないよねって雰囲気を醸していますが…。
一方で、レシーバは大きいタイプ。 CLK-C51 の USBフラッシュと見紛うばかりのサイズとは大違い。 コスト削減かな(LX5 は CLK-C51 よりも安い)。 確かに、一度設置してしまえば、もう意識しませんが…。
Microsoft の製品にも気になるモノがありました。 製品名は分からないけど、形や価格などの条件は悪くなかったかと。 機能面なんてみんな同じですし。 けど、光センサがえらい偏った所に付いてるのが気になります。 手の動きとポインタの動きが合わず使いにくいかも…!! という予感がしたので、今回は LX5 にしておきました。 根拠はないんですが。
LX5 を購入し帰宅後さっそく設置。 I/F は USB と PS/2 が選べますが、ここは USB で。 PS/2 にはこれまでの「白ナス」をしばらく繋いだままにしておき、予備とします。 レシーバはマウスパッドから 60cmくらい離れてるけど、見通せるところに設置2しました。
先ずはドライバと設定ユーティリティ SetPoint をインストールします。 製品に CD-ROM が付属しますが、開封せず Logicool のサイトから最新版をダウンロードしました。 製品に同梱の CD-ROM 作成後にもアップデートは行われるので、どっちにしても最新版のチェックは必要です。 本ドライバのように、差分ではなくフルパッケージでダウンロードできるのは楽チンです。
認識は特に問題なく、マウスパッドも光学式対応3のに替えたのでポインタの動きも特に問題ありません。 ポインタの移動速度を遅めにして、加速なしに設定。 この辺りは CLK-C51 を購入した時に設定しているので、概ね同じ設定としておきます。
でも。 CLK-C51 はあまり違和感なく使えているのに、LX5 は妙に違和感があります。 何と言うか、ポインタが「付いて来ない、かつ行き過ぎる」。 明らかにマウスを操作できていません。 おかげで普通のサイズのボタンでも押し間違える失敗が頻発して、ちょっとイライラします。
そう言えば、Opera 8.5 がチルトホイールの横スクロールに反応する様になっていました。 CLK-C51 では反応していませんでしたが、これは歓迎できる変化です。 マウスの違いと言うよりは、SetPoint のバージョンの違いかな。4
2.14.107 (CLK-C51)
2.46.544 (LX5)
LX5 は、個人的に忌み嫌う裾広がりっぽい形状をしています。 あからさまなエルゴ形状ではないけど、側面が垂直よりちょっと裾広がりという感じ。 こう言うカタチはマウスを持ち上げにくいので、購入時にも悩みました。 展示品をいろいろ持ってみて、まぁ持ち上がらん事もない5と判断して試してみる事にた次第です。
結論から言うと、「我慢できない程ではないものの、気になるくらいには使いにくい」という絶妙な違和感。 やはり、側面は裾絞りでないとダメみたいです。 自分の場合は…。
実は「持ち上げにくい」感じは、状況によって印象が大きく変わります。 今のところ、指が乾燥している時は持ち上げにくく、指先がしっとりしてる時はそうでもない、と言う感触。 風呂上がりの操作は、いつになく調子がいいのです。 要はマウスが滑るか否かですが、こう言うのは困ります。
全体に大柄な点についても違和感があります。 高さも、幅も。 つまみにくいので、細かい操作が思うようにできないのです。 全体に大雑把に操作してるなー、と感じます。 持つと言うよりは掴む感じがするし、背が高いので邪魔な物が支えている印象もが強くあります。 文字通り「手に余る」状態。
全く予想外だったのが、ポインタを真横に動かしたつもりなのに実際には真横には移動できていない様だ、という事。 Opera のマウスゼスチャーで「←(戻る)」操作をすると、最小化してしまうという失敗が頻発しています。 最小化のゼスチャーは「↓←」ですから、自分が思っているよりも左下がりに動かしているようです。 なんでかな?
ポインタが上手く操作できない事の違和感は、いろんな要因が絡んでいるっぽく簡単には解決しそうにありません。 自分の場合は、「カタチが良くない」の一言にまとめてしまっても構わない気もしますけど。 もう2ヶ月くらいになりますが、未だに違和感が消えないのは困ったものです。 「慣れ」では、永遠に解決しないかも。
このまま使い続けるか、別のに乗り換えるか。 即断するほど悪くはないんだけど、けっこうイラつくので何とかしたいところ。 もうしばらく様子を見ましょうか…。
まだ LX5 を使い始めて2ヶ月しか経っていませんが、省電力について CLK-C51 との違いを感じる事があります。 しかし残念ながら、ムムッ CLK-C51 とは一味違うな! と言う好印象ではないのです。
一言で言うと、「勝手に電源が切れちゃう機器」です。
それを一番強く感じるのは、Webブラウザの縦スクロール。 Webブラウザで Webページを開いて記事を読み、下まで読んだらホイールを回してスクロールアップ。 と言う操作は、割と頻繁に行ないます。 その際、マウスは移動しません。
で、LX5 の場合、記事を読んでいる間に寝ちゃう事が多い様です。 スクロールしようとホイールを回しても無反応です。 これは悲しい。 いったんマウスを振るかクリックするなどして起こしてやらないといけません。 1発目がほぼ空振りと言うのは、悲しいものです。 CLK-C51 ではそんな事はないので、なおさら強く感じます。
「スマートパワーマネージメント」なんて言うから期待していたのですが、省電力ってこう言う事かよ〜。と言うのが正直なところ。 まぁ気持ちは分からんでもありませんが、ソレならソレで寝るまでの時間を設定出来るくらいの芸は見せてくれないと困りますよ>Logicoolさん。
けっきょく、レスポンスを取るか燃費を取るかって話になって来ます。 本稿に出てくる中では、前者は CLK-C51、後者は LX5 ですね。 なんか、僅かな電池代を惜しんで不満を感じるのはバカバカしく思えて来るのですが…。
やっぱ CLK-C51 に乗り換えた方がいいのかなぁ。
ヨドバシAkiba
色々と話題になっていたのに、なかなか足を運ばない状況が続いていました。
一度行ってみるか。
と思って出かけたのでした。
実は LX5 を買ったのは、本文にある不満点をたまたま店頭で思い出したからに過ぎません。
今回 PCサプライ/パーツのフロアには行きましたが、それ以外のフロアは未踏です。
噂の「ブランド別展示」も、実際に目にしていないのです。
いずれ見に行かなくては。(観光)
見通せるところに設置
レシーバとマウスの間にキーボードを挟んだらダメだった、と言う経験を CLK-C51 でやっています。
赤外線じゃないんだから。
とは思いますが、文句を言っても始まりません。
LX5 では問題ないようなので、レシーバの違い、デスクの材質による影響か、どっちかでしょう。
ま、見通せる所に設置できるんならその方がトラブルは減るでしょう。
光学対応マウスパッド
史上最強のマウスパッドこと AirPad Pro を愛用しています。
これまではボールだったので問題ありませんでしたが、光学対応でないモデルでは Optical mouse は使い物になりません。
しっかり 光学マウス対応の AirPad Pro III が用意されていますので、マウスと一緒に購入。
マウス本体よりマウスパッドの方が高かったのはヒミツです。(^_^;)
バージョンの違いかな
普通に考えれば、CLK-C51 のドライバも最新にすればいいじゃん。と思いますね?
けど、LX5 の違和感がドライバの違いではないと確信できない間は更新できません。
もしドライババージョンの違いによる要因があったら、CLK-C51 まで違和感が出てしまいます。
問題がないなら敢えて何もしないのが、安定運用の秘訣です。
展示品
展示品で確認できるのは、形状に関する問題だけです。
ワイヤレスのモデルでは乾電池を入れる必要があるので、運用時は展示品よりもずっと重くなります。
あと、展示しやすいように台が斜めになっていたりしますね。
展示品を触る時には、そう言う点に注意しましょう。
展示品で「持ち上がらん事もない」と判断できても、実際には「重くて持ち上がらん」なんて事になるかも…。