ZMemo上の動作について (HALCA v0.11以前)

2001-09-15

このページでは、"HALCA" v0.11 以前を ZMemo 上で動作させるための方法を紹介します。

そもそも HALCA を使っている人など、まず居ないと思うのですが、完全に居ないと言えない以上は情報を残しておくべきかと思うので一応公開しているものです。 でも、できれば HALCA も最新版に更新してやってくださいね。(^_^;) ZMemo上のHALCAを右クリック→透かし(A)→更新(R) で更新できると思います。

"HALCA"の追加

ZMemo のドキュメントを参照し、ペルソナを組み込みます。 バージョン 2001.9.4 では次の手順になっていました。

  1. ZMemo を起動します。

  2. タスクトレーの ZMemo アイコンを右クリック→[新規] を選択します。
    新しい付箋紙と付箋紙に文字を書くためのメモ帳が開きますが、メモ帳は不要なので閉じます。

  3. デフォルトのサイズで表示されている付箋紙を右クリック、[透かし]→[スクリプト] を開きます。

  4. ペルソナウェアのインストール先フォルダを指定し、HR-PSN-01.psn を開きます。

  5. HALCA が起動し、ユーザ登録を促されます。 取り急ぎユーザ登録は拒否し、フキダシを閉じます。
    初期状態では"透かし"という扱いであるため、画像が透過しています。 右の PWS 0.93d 上での表示と比べると明らかですね。

    上のスクリーンショットを見れば分かりますが、PWS 0.93d と ZMemo では、画像下端1dot の扱いが違うようです。 PWS では、タスクバーに1dotめり込んでるんですよね。 Hira的には、ZMemo の処理の方が自然だと思うのですが…。

    人型の時はまぁ問題ないんですが、[時計のみ] の場合は PersonaWare でめり込まないように調整しているので、ZMemo環境では"浮いて"しまう事になります。 この問題は、v0.13 以降で解決しています。

  6. HALCA を右クリック、[付箋の個別設定] を選択します。

  7. [透かしプラグイン]タブ→ [その他]タブを開き [透過する]のチェックを外します。
    透過しない表示になりますので、プロパティ・ダイアログを閉じます。

"HALCA"の設定

ZMemo では、行末の処理がペルソナウェアと若干異なるようで、HALCA 側で ZMemo に歩み寄る必要があります。 これには、メンテナンス専用の Commandモード と言うものを使います。 もちろんサポート外の機能ですから、覚悟して臨んでください。

  1. HALCA を左クリックし、[メンテナンス]→[Commandモード] を選択します。

  2. 注意書きが表示されますので、よく読んでください。 全て自分で責任が取れると判断した場合は [了解] を選択して先へ進みます。 了解できない場合は、ZMemo 上での動作は諦めてください。 また、進んでしまったら「了解した」と見なされます。 言い訳は通じませんので注意してください。

  3. 次の Command を入力し、新たなプロパティを設定します。

    SET ZMEMO 1

    [ENT]入力で、Command の実行結果が表示されます。 "-- successfully completed." と表示されている事を確認してください。 何かエラーメッセージが表示された場合は、Command を確認の上再度実行してください。

  4. ここまでの操作で、新たなプロパティを作成しました。 が、このままでは HALCA が新しいプロパティの存在を認識していません。 認識させる最も簡単な方法は、HALCA を一旦終了し起動し直す事です。 が、動作時間や起動回数などの情報も変わってしまうため、そちらを気にする向きは次の手順をお勧めします。

    次の Command を入力し、プロパティを読込みます。

    RELOAD

    RELOAD コマンドでは HALCA 起動シーケンスの一部を再現するため、動作中に更新されかつプロパティに保存されない情報は失われます。 ま、実質的には通知済の時報/アラームを再通知したりする程度なので、その辺は我慢してください。 次回起動時まで延ばしても問題ないわけですし。

  5. Command の実行結果として "done." と表示されていれば成功です。

  6. [EXIT] を入力し、Commandモードを終了します。

  7. 確認です。
    HALCA の [メンテナンス]→[プロパティ状況] を開き、"ZMEMO" の内容を確認します。 値が "1 = TRUE" であれば成功です。

注意!

念の為に書いておきますが、ZMemo 以外の環境では上記操作を行わないよう注意してください。 試すのは止めませんが、苦情は受け付けませんよ。(^^;)

運用開始

以降は、普通に運用できる筈です。

最初の導入時にすっぽかした、ユーザ登録辺りから再開してやってください。 [設定]→[HALCAの設定]→[ユーザ登録] です。

終了方法

タスクトレイの ZMemo アイコンを右クリックして、[終了] を選択します。

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