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コンセントとは
What's CONCENT?
田口ランディ女史の小説コンセントによれば、普通の人とは違った、新しい精神のOSを搭載した人物であるとされます。一つ間違えば精神病として処理されてしまうくらい常人とは感覚や思考が異なり、情報処理能力も格段に優れ、世界のホストコンピューターに自分を繋ぎ、情報を自在に引き出せる能力があります。
ここで、世界のホストコンピューターとは、ネット上に実在するものもそうかもしれませんが、地球が過去数十億年前から記憶している全生命共通の普遍的な情報(フロイトでいう元型)別名アカシックレコード(この場合全銀河の普遍的記憶)の情報処理するシステムのメタファーであるとも言えるでしょう。
詳細は、小説と、小説の公式サイトCONCENTの中の「コンセントたちへ」(朝倉ユキ)をご覧ください。
時代時代の節目にそれらコンセントは人口に比例して現れ、時代の変遷の道標として機能してきたとGTCAは考えます。例えるなら、古くは邪馬台国の女王・卑弥呼、中世では鎌倉時代の北条政子、近年では当代きっての歌人与謝野晶子などなどが、歴史上のコンセントではなかったのではないでしょうか。
そして地球人口が、近き将来100億を越えようとする現代社会において、コンセントは特別異能な能力を自覚するしないに関わらず、社会(システム)を改革しよう、世の中(ライフ)を良くしてゆこう、少しでも人類の発展向上に貢献しようとする前向きな姿勢を持ち、絶えず実践なさっている方々は皆コンセントであると言えるのではないでしょうか。
つまり、深山幽谷に籠もった仙人のような人物ではなく、市井にあって常に新しい価値観を追い求め、人と仲間の可能性を見出そうとする方なら、それは時代の道標(コンセント)と名乗り上げる資格があると言えるでしょう。そして世界のホストコンピューターに無意識にアクセスしているからそのような考えが出来るのだと思うのです。 
【コンセント】
和製英語。動詞。もともとは共に調和し共感するという意味。
大辞林第二版によれば、[和 concentric+plug]電気の配線器具の一。
電気器具のコードを配線に接続するため、壁などに設けるプラグの差し込み口。