◆「ねこめくり」の隠された目的
SF作家ラリー・ニーヴンの小説の1つ「リング・ワールド」の中に、
どんな状況でも物事が自分に都合良く行ってしまう「幸運の遺伝子」が出てきます。
「ねこめくり」はプレーヤーの「カン」と「運の強さ」を量るゲームで、
まさに「幸運の遺伝子」を探す目的で作成されました。 ← ウソ f(^^;;;
本当は、1年ほど前に NN4 の新機能を確認するため
NN4 専用のサンプルとして作成したものを Cross Browser 版として書き直したものです。
( ん〜。やっぱり、つまらん話だなぁ )
最初の版では、単に帽子の下に隠れているネコを当てるだけ。
次の版では隠れているネコを当てると「いいこと」(つまり「幸福の手紙」の一部)を
表示する機能追加。
よ〜するにウケねらいだけの、スコアとは縁のないゲームですが、
NewGameWeb に登録する機会に、無理やりスコア制を導入してみました。
しかし、ひねくれ者のゲーム(とも呼べないゲーム)ですから、
「カン」と「強運」のみが高得点につながるゲームになってしまいました。
もし「オレは強運なんだ」と思われる方がいらっしゃったら、
是非、このゲームで確認してみて下さいね。 (^^;
◆「ねこめくり」の失われた技術
- ☆完全なオブジェクトとしての試み
- 現在の「ねこめくり」には見る影もありませんが、
完全なオブジェクトとして作成すること
(帽子の動作をレイアのサブクラスとして作成すること)を
目標にしていましたが、 Cross Brwoser 化の時点で、
IE4 のレイアには prototype によるメソッドやプロパティの追加ができないことに気づき
断念しました。( それ以来、汚いコーディングをしています。 哀しい... )
- ☆イベントハンドリングとグラブ
- 初期の版では、帽子とドラッグしたとき下に隠れているネコが見えないように
マウスボタンをプレスしたレイアとドラッグするレイアを切替えるワザを開発したのですが、
やはり、Cross Browser 化の時点で IE4 では できないことを発見し、泣く泣くあきらめました。
トホホ。
ううっ。こう考えると「ねこめくり」は哀しい過去を持ったゲームなんですね。