過去の日記

過去の日記　（平成13年2月・3月）

3/31 10:12
雪が降っている・・・。
今朝、この春卒業した大学の後輩が、家にやってきた。気心の知れた相手なのだが、しっちゃかめっちゃかに散らかった部屋を見られるのは、ちょっと恥ずかしい。忙しくて、家ではネットして寝るだけなので、散らかり具合は上京来高値を更新中だ。ものめずらしさのあまり、写真を撮られたこともあった。
だいたい、卒業した「後輩」ってなんなんだ。自分でも、だらしないなあ、と思う。僕の中退に関し、精神的に参っているのではないかと心配する人が多いが、その心配はない。そんな性格の持ち主なら、とっくに卒業しているのだ。

3/28 11:46
あるサイトで、エアロスミスのI don't want to miss a thingがmidiで流れていた。そう、アルマゲドンの主題歌だ。アルマゲドンを上映していた頃の、いろんなことを思い出す。チケット売り場にいた美人のこと、総理は小渕だったっけ、そういえば、学校行くのに都営新宿使ってたなぁ・・・などなど。大学生を6年間も続けると、何年なんだかわからなくなってくる。タイタニックの年、プライベート・ライアンの年、マトリックスの年、トム・クルーズの年、エピソード・1の年など、いい加減に年を勘定している。一種の職業病だ。この日記を見ている人の中にも、一週間が土曜日から始まる人は多いのではないか。

3/25 16:50
高津駅前のそば屋で、再びレトロなマッチ発見。
（画像をクリックすると、大きな画像を見られます。）
三井銀行は、現さくら銀行の前身である。4月から、さくら銀行の合併に伴い、三井住友銀行として三井の名は復活する。しかし、このマッチは、太陽神戸三井銀行以前の代物だ。一体いつのものなのか。火はちゃんと点く。さらに気になるのは、このそば屋だ。先日の日石灯油といい、何か企図があって古いマッチを置いているのか。店主の趣味か。

3/24 0:08
大学を、中退することになりそうだ。もう、かれこれ6年間も大学生をやった。おなかいっぱい。休学という選択肢もあるが、卒業年の満年齢が27歳になってしまう。これはまずい。卒業という目標がなくなって、茫然自失しないよう、目標を決めた。年度末までに小田急電鉄の単位株主になる。30歳になるまでに、地元私鉄の株主優待パスを入手する。いいですか、宣言しましたよ。（達成できていません）

3/22 23:10
鼻炎の症状がピークだ。きょうは、においというものをまったく感じていない。紅茶とリポビタンDの味の区別をつけにくい。後味が、少し違うくらい。奮発して、キリンが新しく発売したビールを買ってみたが、味なんてわかりゃしない。一番安い発泡酒にするべきだった。あー、もったいな。

3/22 11:03
きょうは専修大学の卒業式。もう、この大学で世話になることはないな、などと考え、就職課のパソコンでこっそりワラント売買でも・・・と思って学校に行ったが、パソコンは立ち上がっていなかった。使えない。専修大学のみなさん、さようなら。僕は密かに大学を去ります。この先の人生は、いったいどうなるのだろう。ホップ・ステップ・玉砕だ。

3/20 19:05
川崎市高津区内のそば屋で、レトロなマッチ発見。
(画像をクリックすると、大きな画像を見られます)

このマッチ箱の裏に記された販売店の電話番号は、都区内なのに市内局番が三桁。「日石灯油でぽっかぽか～♪」の日石灯油は、昔から子供がキャラクターだったようだ。いまは、合併して日石三菱という。

3/20 1:19
「去る3月20日、地下鉄線内におきまして、毒物を使用した重大な事件が発生しました・・・｣

6年前のこの日以降、電車に乗ると、毎日この放送が流れた。駅のごみ箱というごみ箱が撤去され、町じゅうのコインロッカーは封鎖された。地下鉄では、不審者・不審物をうかがう乗客の目がいぶかしかった。競馬場で、ボディーチェックをされたこともあった。

地下鉄サリン事件から、6年が経とうとしている。思えば、この当時から僕は大学生だった。オウム裁判も長いが、僕の大学生活も長い。松本被告の結審と共に、僕の大学生活にも終止符が打たれる。って、そんなのやだ。犠牲者・殉職者の冥福と、被害者の早期回復をお祈りします。

3/18 23:01
2月11日の日記で、都内を案内してあげた従妹が大学入試に合格、このたび、晴れて川崎市民の仲間入りを果たすことになった。きょうは、不動産屋で契約したあと、物件を見てきた。さすがに高津区ともなると、風景が川崎らしさを帯びている。彼女たち一行が驚いていたことは、ゴミの収集が毎日来ることだ。恐ろしいことに、これも慣れてしまうとありがたみを感じなくなる。ゴミひとつ出すのに、きょうは何曜日か、なんて束縛されるのはナンセンス。本当は、考えるのが面倒なだけだ。可燃ゴミと不燃ゴミを分別しないのは、川崎くらいではないか。

3/17 23:06
近所の家々に植えられた沈丁花が、スバラシイ芳香を放っている。春はスギ花粉が飛んできて苦しいけれど、この沈丁花の香りをかぐと、やっぱり春はいいなと思ってしまう。花の香りの中でも、もっとも好きな類だ。見るぶんには、駅前の桜も立派だ。竹林脇の紅白の梅は、匂いも見た目もいい。どれも、近所にあるものばかりだ。意外といい町並みかもしれない。百合ヶ丘。

3/16 23:01
コンタクトレンズの片方を紛失したので、買いに行く。

なくさなかったほうのレンズも、最近曇りがちなので、眼科医に見てもらったら、「よく、こんなの着けてましたねー。痛くなかったですか｣。レンズは、磨りガラスのように白濁していた。普段、水にぬれた状態のレンズしか見ていなかったので、こんなに汚れているとは思わなかったのだ。

結局、両眼とも新調した。2万3千円也。カードでリボ払い。

3/16 12:09
ＮＴＴにマイラインプラスを登録した。市内から国際までＮＴＴグループ。

マイラインで大切なのは、どこか一つの会社に、全区分を一括登録することだそうだ。そういう意味で、携帯やプロバイダも含め、分野ごとに分社化されているＮＴＴは立場が弱い。すべての分野を持っているＫＤＤＩは、客観的には安いと思う。ただ僕の場合、プロバイダは専門の会社だし、携帯はドコモなので、マイラインと関係がない。というより、公衆電話も災害電話も設置せず、番号案内もせず、儲かるところだけ横取りしようと奇をてらったＣＭを流すＫＤＤＩが、どうも好きになれぬ。

3/15 12:01
アピタ（名古屋圏のスーパー）の通販サイトで、寿がきや（スガキヤ、名古屋圏の安ラーメンチェーン店）のラーメンを買った。ほんの一時期、関東のコンビニでも売られていた、スガキヤと同じ味のカップラーメン。１２個来たが、半月くらいで食べ尽くすと思われる。麺の具合やチャーシューなんかが、微妙に店とは違うのだが、沼津まで食べに行くよりは安いので、沼津遠征計画は凍結する。そういう庶民的発想ですべてが判断されるのが、スガキヤ。

3/14 11:12
ロマンスカー、チケットレスの時代へ。

iモードで、小田急ロマンスカーの特急券が買えるらしい。というより、購入した携帯電話がきっぷ代わりになって、きっぷそのものはなくなるようだ。もっとも、現在でも特急の車掌さんは、どの席が予約されているかを端末で知っていて、ロマンスカーが駅を出発するたびに、売れていない席に人が座っていないかチェックしているので、特急料金を回収する手段と、客に座席番号を知らせる手立てがあれば、いつでも実行できる施策だったのだ。ちゃちなシステムには違いないが、ものすごく便利な話ではないか。この機会に、iモード買ってしまおう。

キャンセル待ちをして、「さがみＸ号」と殴り書きされたぺらぺらの紙切れを買って空席利用していた数年前が、嘘のようだ。ドアが手動のロマンスカーもあった。

3/13 9:11
寒いのに、きょうも花粉が飛んでいる。つらい。

花粉症対策として、市販薬を愛用している。ある有名カプセル薬の、コピー商品みたいな無名薬。といっても、違法商品なわけではない。おそらく、有名薬の会社は、自社で薬を開発したあと、この無名薬を作っている会社に有名薬の製造を委託して、マージンを稼いでいるのだろう。成分は、ほとんどいっしょ。だったら、僕は格安の無名薬を買う。こういう商品を発見するのは楽しい。

3/12 5:38
小学生の頃、「ジャスコで万引きー♪」という替え歌が流行った。店内ミュージック「ジャスコで会いましょうー♪」の替え歌だ。

この替え歌はそのあと、「ダイエーで食い逃げ」と続くのだが、さらにそのあとは、僕が住んでいた岐阜市では「パルコで捕まり」、郡部では「ニチイで捕まり」と異なった歌詞が続く。

大学に入ってこの事実を知り、つまらない優越感を抱いていたのだが、この歌詞のネタになったニチイの後身である「サティ羽島店」が、マイカルグループ再建計画のもと、撤退することになった。一抹の寂しさを禁じ得ない。マイカルには、小学生のざれごとの題材になるような、メジャーな存在に返り咲いて欲しいと思う。

替え歌の最後は、「ブタ箱へ」、「牢屋行き」など、学区によってさまざまらしい。

3/11 20:29
仕事で疲れた。エスパー魔美のように、テレポートで帰りたい。

国民みんながテレポートを使えると、便利だろう。ただし、エスパー魔美方式だと、１回のテレポートで１００メートルほどしか進めない。朝夕には大変な人出になるので、都市ではテレポート専用の有料レーンが作られる。それでも、朝のラッシュピークの上りは大混雑で、テレポートにも神経を使い、通勤地獄といわれるようになる。僕が使う小田急テレポートは、混雑によって１回のテレポート距離が落ち、朝は遅いだの、急行レーンが昼でも混んでるだのと陰口を叩かれ、ついには複々テレポート化工事を余儀なくされる。

3/10 23:22
昼に寝ていると、竿竹売りの声で目が覚める。

軽トラの竿竹売りといえば、録音されたものとはいえ、こぶしのかかった男性の節回しを連想するが、近所を回ってくる竿竹屋は、なぜか若い女性の声だ。こぶしがまったくなく、女子高生がウケ狙いで演歌を唄っているような、扁平で不愉快な印象を受ける。「２本で千円！」とか「２０年前のお値段です！」という謳い文句も空々しい。まあ、色っぽい掛け声ではある。それは認めるが、物干し竿とは関係がない。竿竹屋や焼き芋屋の掛け声は、歌舞伎や文楽と並ぶ日本の伝統芸能なのだから、資格試験や補助金を設定して、国がちゃんとした掛け声を監督するべきだ。

3/-8 5:20
巷で話題の「シナボン」を知らず、ちょっと恥ずかしい。

さて、スガキヤのホームページが、とうとうできた。リンクしているのでよろしく。東海出身、関東在住の僕にとっては涙モノのページだ。嬉しくて、このページを繰っていたら、なんと「シナボン」流行の仕掛け人がスガキヤであることを発見！いま町田で喜んでシナボン頬張ってる女性は、その会社が東海一円でスーパー内のラーメン・甘味処を展開していようとは露も知るまい。このラーメン店の東端は、沼津市。給料出たら行く。

3/-4 2:39
新聞屋（契約員）が来た。「株を始めたんで、４月からＹさんで日経なんですよ」と言うと、来年の４月からでも、Ａ店で日経をとってくれと言う。「でも、同じ紙で店の乗り換えはダメなはずでしょ」と突っ込むと、「私がうまく言っておきますから」と言うので、契約して粗品をもらった。４分くらいして、「やっぱりそういうのはダメらしいですね。材料、返してもらえますか」

紳士そうに見えたのに、がっかり。客のほうが詳しくてどうする。おまけに「株やめたら、そのときはお願いしますね」

すってんてんになって懲りたらＡ紙をとって反省しろということか。

3/-2 23:25
Ｔ君と、ＮＨＫの『プロジェクトＸ』はいいね、と妙なところで意気投合してしまった。放映が始まったときから見ているが、この番組は大好きである。苦労が報われるという日本的なサクセスストーリー（もちろん実話）を、本人も交えて地味かつドラマティックに再現・演出しているところがいい。こういう目立たない人たちの仕事が、いまの日本を作ってきたんだ、ということがよくわかる。年をとったらこの番組に出演することを、人生の目標にしてもいい。映画化されたら、お金払って観にいく。

3/-2 12:51
都バス車内で乗り継ぎバスカードを買おうとして、「乗り継ぎのカードもらえますか」と老運転手に尋ねたら、「どこまで行くの？」と尋問口調。「え、江戸川橋から柳町・・・」。押し問答の後、彼は渋りつつ手刷りの乗り継ぎサービス券みたいなのを用意し始めた。「それじゃなくて、バスカードください」。「なんだ、そうですか、ありがとうございます」。一件落着。早速、ホームページのネタにすることにした。運転手も、車庫に帰って談笑のネタにしたに違いない。
「ハイー、しがし（東）五軒ちょー・・・」というアナウンスが印象的な老運転手。サービス券をもらってもよかった。

3/-2 2:15
雨降り。地下鉄に乗って座っていたら、僕の前に立ったおばさんの傘にテプラで「ＡＨＯ」とプリントされていた。笑いをかみ殺すのに、一駅かかった。揺れに任せていろんな角度から傘を観察すると、どうやら「ＫＡＨＯ」と書かれているらしい。嘉穂さんか、赤星さんか。どっちにしろ、傘の柄の円周上に、ローマ字で名前を書くのはやめたほうがいい。

3/-1 2:08
もう3月だ。どうなっているんだ、最近の暦は。

それはさておき、子供の頃、「ロバのパン」という巡回パン屋が蒸しパンを売りに来た｡いま思うと、特別うまいものではなかったが、すかすかっとしたチープな味わいは忘れられない｡いろんな色の、いろんな種類のパンが売っていて、わくわくした｡普通は軽ワゴンで来るんだけど、１回だけロバの牽く馬車で来たことがあった。ロバじゃなくていいから、もう一度、食べたい。

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