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いまどきの映画のお値段'98(は・ひ)
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巴里の女性 ピンク・フラミンゴ<特別編> 遥かなる帰郷
初恋 裸足のトンカ パタフライ・キス
パーフェクト・ブルー ヒットマン 殺手之王(原題) ビヨンド・サイレンス
バンド・ワゴン ビーン ハムレット
HANA-BI ピース・メーカー 20歳の死(A・デプレシャン)

「巴里の女性」
Francoiseさん…2700円
1923年、チャップリンが出演しないチャップリン作品。 (ポーター役で一瞬出ている)サイレント映画だからこそ、見ごたえがある演技。 男女2人の人生のすれ違いを見事に物語っている。
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「ピンク・フラミンゴ<特別編>」
TAKESHIさん…100円
ウギャ−−ッ!! 観なきゃ良かった。ひどすぎる。 怖いもの見たさが裏目に出た。
驚くべきは映画の内容もさながら、 この作品をカルトにまで昇華させる多くの支持者が いるという事実!こういう事実に直面すると、 映画を観るという行為が極めて私的であることを 改めて認識してしまう。おそるべし。
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「遥かなる帰郷」
想像力ゆたかさん…2000円
久々に正統派のヨーロッパ映画を観た!という感じ。 また、アウシュビッツか、と思わず暗くなるなかれ。
何とか生き延びた人達が、その後どうやって収容所から 家に帰ったのか、体験者の手記が原作になっている。 邦題が「なかなか帰りつけないんだろうな」 というネタばらしをしているのが残念。
主人公は茫然自失になっているのだが、 彼をとりまく人々がまさしく海千山千っていう感じがするし、 長旅をすることになるヨーロッパ(特に当時のソ連?) の大地が、何事もなかったかのように美しい。
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「初恋」
老練バコールさん…1800円
ヌーヴェルバーグを思わせる実験映画の色彩。 日本のポップ・カルチャーがこんなところで開花してるのね。

TAKESHIさん…1300円
監督が映画ができる過程を映画の中に織り込み、 半ドキュメンタリーのような仕上がりになっています。 監督が「役者」として映画に出るのは分かるが、 監督が「監督」として出てどーする。ストーリーは 面白いのだから正攻法でやって欲しかった。

朝倉あきこさん…2000円
香港映画らしいワイ雑さの中に、純粋さがマーブル状で混ざっている ような面白いスタイルの映画だった。 金城武はフツーの青年役なのに、目が離せないし、 ウェイウェイちゃんはカワイイ。カレン・モクは目でものを言うキュートさがいい。 なんと言っても監督であり、ナレーターであり、主演であり、 ナビゲーターのエリック・コットのサービス精神てんこ盛り七変化が楽しい。 190mlのコカ・コーラのびんに白いストローをさして飲むのが香港的でおいしそうだった。
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「裸足のトンカ」
ふ=さん…2000円
パメラ・スーがかわいい〜♪

撥間さん…500円
はっきり言って最低だし、これ以上偽善的であざとく描いた 映画は見た事無いから!

ルバさん…750円
すごく期待してた割には全然良くなかったし、 もっと前向きな女の子の自立を描いたサクセス・ストーリー を期待してたら、見事に肩透かされたね!
あの無理やりなラストにも閉口したけど、 なんか手口があざとすぎるというか、 無理矢理悲劇に仕立てて、さあ!感動しなさいと 押し付けられてる感じがして嫌でしたね! いかにも「ベティー・ブルー」の線を狙ってたのが、 何より嫌でしたね!必然性のないラストなんかも。
これははっきり言わせてもらえば監督の自己満足でしかなく、 自慰行為的な物感じて気持ち悪かった。 あの!『村上 龍』再来かなと思った位、 素晴らしく出来の悪いヘロヘロ映画でした。

Francoiseさん…2700円
『サブウェイ』『ベティ・ブルー』以来、いつも気になる存在の ジャン・ユーグ・アングラード。今の妻である主演女優のパメラ・スー との出会いがあったからこそ成功した作品だと思う。 ただの記録映画ではない、彼のセンスにあふれた愛の証のラブ・ストーリーだ。
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「バタフライ・キス」
TAKESHIさん…1500円
「ロードムービーは男の世界だ!」
「テルマ&ルイーズ」が当たった時もそう言い続けた私ですが、 その発言を撤回せざるを得ないです。 見つかるはずの無い答えを探してさまよう二人の女性が、 切なく美しく描かれています。 「人は人に愛されなくなると、人を殺し始めるの」 心を深く病んだユーニスのセリフが現代の世相を表しているよう で、ぐっときました。
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「パーフェクト・ブルー」
Koyamerさん…1900円
与えられる情報に満足できる人、与えられる情報を 受け入れることができず自分本意のものに替えてしまう人。 希望のもとに失意は生れ、満足のもとに不満は生れる。 夢それとも現実、本物それとも虚構。情熱の赤、冷徹の青。 もうなにやってんだかわかんない…あなたにもあるはず "パーフェクト・ブルー"。
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「ヒットマン 殺手之王(原題)」
熱帯青年さん…550円
リー・リンチェイ(ジェット・リー)の新作。 返還後、元気のない香港映画に彼の映画だけは、 と期待をこめていたのに裏切られてしまった1本。 かつてのアクションのパワーが懐かしい。 「リーサル・ウェポン4」の悪役の彼を期待します。 ゴジラ映画の佐原健二様が冒頭に暗殺される日本のドン の役で出ていたことを付け足しておきます。
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「ビヨンド・サイレンス」
ひかさん…2500円
この作品を見て手話って美しい言語だと改めて感じた。 母役、叔母役がとっても美しかった。 娘が自分から巣立っていくせつない父親の気持ちが 描かれていて、暖かい、いい作品だと思った。

朝倉あきこさん…2500円
国によって言語が異なるのと同様、手話も異なるのだということを 初めて自覚した。 クラリネットの音色が暖かく、親子の愛情と葛藤の物語を 包んでいて、清々しく思った。

Francoiseさん…2800円
舞台は西ベルリン。音楽教育はもちろんのこと、 その他の教育全般、家族関係において、どちらかというと 以前の東ドイツに近い日本の状況をじっくりと考えることの できた映画です。子役女優のタティアーナ・トゥリープの 演技が光っていた。

TAKESHIさん…1400円
どうも私はドイツのソーセへジよりアメリカのハンバーガーの ほうが好きのようです。上映中、もしペニー・マーシャルが 監督だったらとか、このシーン米映画ならモット盛り上げたのに とか考えてました。この作品を悪く言うつもりはさらさら ありませんが、ドイツ風味付けでいただくのはちょっと・・・。 プロットが良いだけに実におしい。 でも、題材はアメリカ的ですよね?

Koyamerさん…2500円
常識とはその個人が経験上から得た、 相対的人間関係における最大公約数である。 だから素数に値するモノはそれから除外される。 でもその個人の常識の除外の対象にとっての常識では、 己の存在が常識の外にはみ出ることはないはず…。 そのギャップを埋めるために最小公倍数を 見つけていきませんか?「耳の不自由な人」 とくくるのではなく「手話のできる人」ってな具合にね。 これがこの作品から受けたメッセージです。
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「バンド・ワゴン」
想像力ゆたかさん…1500円
私は十代の頃、アマチュア・バンドのライブとか時々行ってた。 そのスピリットが感じられる、可愛い映画です。 知ってる俳優が全然いなくて、低予算ぽくて、でもアメリカを感じさせる ところがあって、なんかサンダンスぽいところが私好み。
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「ビーン」
老練バコールさん…1600円
アメリカのコメディとしては○。でも、ビーンの味は薄められていた。

SACHINEKOさん…1800円
まぁ、こんなもんでしょう。アメリカ色に染められたビーン… とはいえ、しっかり英国してました。「英国の損失はアメリカの利益だ!」

朝倉あきこさん…1800円
TVシリーズとこの映画とは別物だと思う。 舞台がL.Aということもあり、アメリカ的なノリを感じた。 絵画のあたまの部分をシンナーで消してしまったが、 ビーンが書いた顔が「風神・雷神図」に似ていると思ったのは 私だけでしょうか?

SADAHIKO…1500円
映画版のビーンは善人になっておりました。 そして、子供たちにも喜ばれましたとさ。

荒井堂三四さん…1750円
テレビ版と違い、少し人が良すぎるのでは?

想像力ゆたかさん…2000円
だ〜か〜ら〜!予告編やTVCFで見せすぎなんだって! 4月からNHKで毎週金曜日に放映されるらしい。 映画になったのは嬉しいけど、TV版をひとつひとつじっくり見ていきませう。
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「ハムレット」
想像力ゆたかさん…2000円
ケネス・ブラナーさま、いつもお世話になっております。 今回は「ローゼン・クランツとギルデン・スターンは死んだ」 の意味が分かりました。それにしても、上映時間が長い映画でも、 もっとさりげなく観られる興行形態にしてほしい。
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「HANA-BI」
想像力ゆたかさん…2300円
言っとくけど、私は「その男、凶暴につき」から結構いい と思ってたんだからね。今やヨーロッパにも”キタニスト” がいるんだそうで、敢えて褒めるのもなんだけど、 泣きそうになった。(ほんとはちょっと泣いた。) 暴力描写がズバッとスタイリッシュ。とぼけたシーンもある。 多くを語らないので、個人的な経験を想起させられて ぐっとくる。絵を描く人ってよくある花でもあんなふうに 見ているんだ、すごいな〜。 実の娘を出演させたところは Kevin と共通だわ!

ちきさん…2000円
セリフは少ないが、心に残る作品。 日本人独特の不器用な愛が表現されていたと思う。泣いてしまいました

MIYAKO.Oさん…1000円
北野氏は画面に出ない方が良い。久石譲の音楽はどれも同じ。 音がない方がまだましだと思う。
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「ピース・メーカー」
想像力ゆたかさん…2000円
ジョージ・クルーニーの銃を構えた腕がセクシー。 ニコール・キッドマンはトム・クルーズの恋女房なので 観る前からマイナスひゃくおくまん点なのだが、 ブラウスもパンツもスーツも高そうな物をさらりと 着こなしていたのはサスガ。 あと、Kenという役名でランドール・バティンコフが 出ていたんですけど、顔はわからなかった。 「どこかで見た名前だなー」と気になって我が社提供の コンピュータ検索サービスで調べたら「この愛に生きて」 でモリー・リングウォルドの相手役、 他「バフィ・ザ・バンパイア・キラー」 「スクール・タイズ」に出ていたことが分かった。 ご存知の方いらっしゃいますぅ?

Koyamerさん…1000円
ケリー博士!プールではスイムキャップをかぶりなさい!

SADAHIKO…1500円
主役にはいまイチ魅力がないが、「ドリーム・ワークス」最初の「マネー・メーカー」にはなった。

デューク・益田さん…1500円
後半お話が感傷的になって、ちょっとツラクなるけど、まあまあ楽しめる作品。拳銃もこれもピース・メーカーちゅうもんは正義の道具じゃないつゆうこっちゃな!
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「20歳の死(A・デプレシャン)」
MIYAKO.Oさん…2000円
言葉で描写される死よりも現実の生活空間の描写のうつくしさによりリアリティーを感じる。
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