屈辱！天国から地獄へ
某コールセンターに勤務しております。
フリーダイヤルのコールセンターとなると、いたずら電話も珍しくありません。
うちでも、一時期、「エロ電話」なるものが流行っていた時期がありました。
何やら、パンツの色とか、聞かれるとか・・・
これは、その時、うちに掛かってきた、お茶目な変態さんのお話。
エロ電話が流行っているという話を聞き、日々のマニュアル的な業務に飽き飽きしていた私。
ちょっと掛かってくるのを期待してたんです。
そうしましたら案の上、とうとう掛かってきました！！
「お電話ありがとうございます、Rooと申します」
「あの、今はいているパンツの色を教えて下さい・・・」
消え入りそうな声です。
ここで、電話を置いても良いとの指示が出ていたんですが、いたずら心で、あえて猫撫で声で、対応継続（ーーv）
「すみませぇん、あのぉ、弊社ではぁ、そういった情報提供は行っていないんですぅ」
「そんな事、言わないで下さいよ・・・じゃあ、xxxのoooして下さいよ・・・」
と、連日電話を拒否され続けて寂しかったんでしょう、だんだん話がエスカレート・・・
その後、なんとか電話を切ってくれました。
しかし、オチはこの先。
そのコール終了後、もちろん、仲の良い同僚へ向けてメール配信。
転送が転送を呼び、危うくセンターの伝説と相成りました。
ちなみに、例の変態君はご満悦の様子で、しばらく掛かって来なかったんですが、一週間ほどして同僚が彼の電話を受けたらしいのです。
「あの、今はいているパンツの色を教えて下さい・・・」
「失礼ですが、そういった情報はご提供しかねます」
「そんな事、言わないんで下さいよ・・・前のRooお姉さんは対応してくれましたよ・・・」
「あの、失礼ですが・・・前回担当者のRooは男なのですが」
「・・・・・！？」
「Rooは、間違いなく男です」
「そんな事は無いです！ 絶対違います、女性の方です！！ キィアアア！！」
その後、私が男か女かに関して、半狂乱で論議をし、最終的に向こうからお電話を置かれたそうです（＾＾；
はい、確かに私、間違えなく男です（笑）
それにしても、うちの同僚も人が悪い・・・って、私が一番悪人か？
ふふふ・・・ひと時でも天国を味わえたんだから、良いじゃないですか。