2004年10月9日 晦
判別!血液型今昔物語
血液型を扱ったTV番組を見ていたときの話です。
なぜか我が家は血液型に関して関心が薄く、妹は17になる今も自分の血液型を知らず、私自身、短大の健康診断で初めて知ったような状態です。
父に至っては正確に知ったのはなんと20代後半!
そんな中、唯一血液型を10代のころに知っていたのが母でした。
それを常々不思議に思っていたのですが、この時、衝撃の事実が明かされました。
TVでは、血液型を調べるために採血を行っており、それを見た母が一言、
「えー、こんなめんどくさいやり方でやるの?」
と言ったのです。
何を言っているんだと聞き返せば、「こんなやり方で自分の血液型が分かったのではない」とのこと。
献血でもしたのかと聞くと、母は笑いながら、
「中学の時、理科の実験で知ったのよー。カミソリの刃をマキロンで拭いてさ、となりの友達同士で耳たぶ切って血を採って。それをスポイトで血液型を知ってた子のと適当に混ぜ合わせて。AもBも固まったから、AB型なんだって分かったのよ」
Σ( ̄Д ̄;)!
しかもカミソリの刃も一つの班で使い回しだったとのこと。今じゃ絶対に考えられない話ですよね。
ちなみに、そんな母の血液型はABのRh-という希少ものです。
知らずに献血に行ったとき、採血係のお姉さんはいやに挙動不審だったそうです。
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