蚊にさされますた。今年初めてかな、たぶん。
- 「げんしけん 6/木尾士目」(bk1)
- 同人誌付の特装版は確保できませんでした(涙
なんかもう一巻のころとは別のマンガってくらいに巧くなってるような。会話とかキャラの立ちっぷりとか、すんごいじゃないですか。イタいネタの繰り返しってのを続けつつも、ここまで積み上げてきたってのが感慨深いものがあります。ええ思わず、感慨深い、なんてコトバをつかいたくなっちゃいますのよ、斑目と春日部サンの回転寿司屋でのダイアローグの場面なんて読みますと。それと方言モノローグの荻上さん……、めっさ萌え。
追記。知人から同人誌借りまして読みましてん。で、えー、荻上さんスイッチ入ってしまった身としてはー、甘詰留太的荻上さんの鎖骨ってゆーのがー、ああもうっ。
先日のバトン、イキナリだったのに答えてくださった方々、どうもありがとうございました。極私的に楽しく読ませていただきましたです。にしても、舞村さんの返し方は、もうさすがとしか。
- 「NHKにようこそ! 3/原作 滝本竜彦 漫画 大岩ケンヂ」(bk1)
- ダメ人間絵巻の3巻目。原作のダメ人間絵巻部分はほぼ消化して、主人公の佐藤くんはオリジナルな方面にダメっぷりを発揮してくれます。ネトゲとかマルチ商法とか。や、もう職歴無くて借金百万て、かなりシャレになってないのですが、こーゆーのを繰り返しつつギャグマンガとして展開していくのかなあ。それはそれでいいけど、そろそろ電波少女岬ちゃんの物語にシリアスに踏み込んでいってもいいような。
crow_henmiさんからミュージカルバトン貰っちゃいましたですよ。えーと、それはまあいいのですが、こういう場末のしかも非hatenaで非blogなところにくると、それでもう行き止まりなような気が。
とりあえずやってみます。リンクはってる先はamazonです。
Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
ごちゃごちゃ入れてましたが、内蔵ディスクの容量がゲロ少なくなってしまったので今ではほとんど外付けのHDDに退避しました。それでよければ3.5Gほど。
Song playing right now (今聞いている曲)
Cassandra WilsonのTraveling Milesに入ってるTime after Time
。いろんな人がカバーしてる曲ですが、この人のこの声だと、なんつーか、エロい(マテ
The last CD I bought (最後に買った CD)
Nusrat Fateh Ali Khanのスワン・ソング。遺作ともいえる一枚。この人のは後追いで少しずつ集めてます。
Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
さてさて、そろそろ自分語りしたくなってきたり(コラ
- 鈴木祥子の水の冠に入ってる
Swallow
。ライブでなんども聞いたですよ。初期鈴木祥子の代表曲、と自分では思ってます。
- Youssou N'DourのSetのタイトル曲
Set
。初めて手にしたこの人のCDの1曲目がコレでした。そのヴォーカルとビートにはいきなり脳天蹴り上げられるよーな衝撃くらったものです。これを聞いてなかったら、いわゆるワールドミュージックってなあたりに興味持つこともなかったでしょう。
- Massive Attackの1枚目Blue Lines に入ってる
Be Thankful For What You've Got
。っていうかこれは1曲だけじゃなくてCD1枚全体の流れがすごく気持ちいいんですね。これと、その次のアルバムになるProtectionはサルのよーに聞いてたなあ。思い返せばここらへんからTrickyとかBjorkとか知ったのでした。
- Prefab SproutのJordan:The Comeback。これは、もうアルバム全体が隙がないというかカンペキ、ではあるんですけども、でもその中でちょっと軽めな
Looking for Atlantis
。アルバムんなかで浮いてるって意見もあるかも知れませんがシングル(になったはず)としてこれだけ聞いてみてくださいよ、気持ちいいから。
- LOVEJOYの妙に入ってる
君の名を呼ぶとき
。四条とか地名が歌詞に入ってたりして京都にいたころを思い出しちゃう曲。あー、また拾得とか磔磔とかでゆっくりLOVEJOY聞きたいですのう。
Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)
さて、どうしましょー、トモダチ少ないからなあ。5曲あげるより5人にまわす方がよっぽどつらいです、正直。なので面識あるなし問わず一方的に選んでしまいます。ごめんなさい。ウザかったらスルーしてもらってかまいません。でも答えてくれたら、全世界でたぶんワタシだけが嬉しいです。ええ。
というわけでよろしくどうぞ。
あ、舞村さんはもう指名されてる……。
ぼーなす出ることがわかってちょっと安心。ま、ノート買い替えられるくらいですが、ないよりまし。
- 「ハツカネズミの時間 1/冬目景」(bk1)
- つり目ラブなマンガ(間違
将来のエリート養成のための全寮制学校なのだけど、実はそこは大手製薬会社の実験施設で生徒は知らないうちに投薬の実験体になっていて、そこに一度は学校から逃げ出したはずの少女、氷夏桐子が連れ戻されてきたことで、桐子の周りの生徒達も自分たちが置かれた状況に少しずつ気づいていく……ってまでがこの1巻。設定からも展開からも閉塞感がばしばしで、しかもそれを淡々と描いていくのが個人的にはひじょーに好みです。ただ、こういうのは物語的なカタルシスには逆にはたらくんでその匙加減をどうやって見せてくれるのか、ちと不安ではあります。そうはいっても、ヒロインにあるまじきたいそう険呑な目つきの桐子さん(表紙中央で腕組みなさっておられる方)のつり目には、萌えてしまったわけですが。
ところでハツカネズミってのは実験用のラットのことだとしても、時間ってのはなんなんでしょ。「ゾウの時間 ネズミの時間」って本がありましたが、あれと関係あるのかなあ。
このあいだWebアクセシビリティ認定試験ってのに受かったんですが、だからといってこの半休眠状態のサイトが突然見やすいレイアウトになったりはしませんです。そんな時間はござんせん。
- 「GUN SLINGER GIRL 5/相田裕」(bk1)
- この5巻、ちょっと線が変わった印象が。画材変えたのかな。
オハナシの方はというと、トリエラとピノッキオの再戦がメイン。でもってそこにもっていくまでに五共和国派テロリストたちの描写に大きくページを割いているのが特徴でしょうか。それだけに彼らの末路は哀れをさそうものがあるし、さらにテロリストを制圧した勝者であるはずの福祉公社が抱える本質的な矛盾も提示されます。で、この義体少女ってな矛盾に最初に耐えられなくなるのは、かつて生身の人間であるピノッキオに敗北したトリエラかなーと思ってましたが、あんがい担当官のヒルシャーの方が先に参っちゃったりするんでしょうか。そんなかんじのラストでした。
ファイル整理中……。
- 「人斬り龍馬/石川雅之」(bk1)
- 時代物なマンガの中短編四つを収録した一冊。いやあ、まったくノーマークだったですけど、これはいいです。なかでも表題作の「人斬り龍馬」と「二本松少年隊」の二つが出色の出来。「人斬り龍馬」は、坂本龍馬が実は闇討ちを繰り返してたっていう大胆なifを導入して龍馬vs新撰組・見廻組の暗闘を描いた作品。ただ、設定の出発点は大胆でも、細かいところは実に資料に忠実。オハナシの山場でもある近江屋での龍馬の最期なんかは、中岡慎太郎の遺した証言通り。でも、だからこそ、龍馬の設定も活きてくるというものでしょう。時代物としても斬り合い場面の作画は水準以上のものがあります。
もうひとつ、「二本松少年隊」は、その題どおり二本松藩の二本松少年隊を扱った一編。これはもうほとんど史実通り。そもそも脚色する必要ないくらい悲劇的な部隊だったってのもありますが。主役は少年隊隊士の成田才次郎と、才次郎に討ち取られることになる長州の指揮官白井(小四郎)。回想される白井の過去(子供を亡くした経緯)というのは創作かもですが、それを絡めて描かれる大壇口の峠の戦闘から城下での最期まで、びしっとすじのとおった作劇・作画は読み応え充分です。オススメ。
というわけで空き容量を必死こいて捻出中でありますです。だけどそもそも部屋の整理が出来ないヤツにファイルの整理なんて出来るわけがないわけで。あー、こーしてブラウザ立ち上げてるだけでディスクキャッシュがりがりやってるよぅ(もっとはやく気づけ、自分)
- 「ジオブリーダーズ 11/伊藤明弘」(bk1)
- この巻からタイトルロゴ変わったのですね。とはいっても内容は前巻から継続、撃たれた田波くんは病院おくりで見舞いに来た成沢さんといい雰囲気になったりしつつ(でもこの会話は伏線だな……)、化け猫と厚生省と入江さんと神楽の残りの人たちは薬莢大サービスの銃撃戦。あ、でも化け猫封印用の銃器は薬莢無いな、うーむ。あと、この巻では神宮司重工の開発主任氏も化け猫相手に大活躍。「寝不足の エンジニアを ナメんじゃねえぞ この野郎!!」 けだし名言でございます。
ドライブCのディスクがいっぱいになりました。などというメッセージを見る羽目になりました。ひー。
- 「しおんの王 2/原作 かとりまさる 漫画 安藤慈朗」(bk1)
- 女流将棋なマンガの2巻目。口のきけない紫音がスケッチブックにカタコト書きつつ筆談するのが微萌。対局中の場面は指してる人が(紫音も含めて)えらく表情ころころ変えるんだけど、そんなんでいいんかー。まあ絵的にはそういう方がまったく歓迎なんですが。美貌の女装少年の歩さまなんて妙手キメるたびに、メガネくいッ、ですよ。くいッ。ああ、もうっ。
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