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2004/07/31

 ノートの液晶がへたってきました。買替え時かも。金無いのに……

「EDEN 11/遠藤浩輝」(bk1)
 そろそろ物語を収斂させようとしてるのかとも思える11巻。1巻でエリヤがAIケルビムの頭部に隠していたディスクの中身がようやく判明。あとミシマ女史、生きてたようで一安心。彼女たち研究者の手によってディスクロージャーウィルスや結晶化の謎もちょっとずつ明らかになってきてます。この調子で本筋のオハナシが進むことをキボー。
 これは単なる印象なんですが、遠藤氏は登場人物に過去の回想させてしんみりさせる作劇するのはもう抜群に巧い。だけどEDENってオハナシではあんまりそれやってほしくないんですね。期待してるのはエリヤやケンジの過去や成長の物語以上に、ウィルスの謎とか、それによって一変してしまった世界(原父連邦とかノマドとか)の方なんで。というわけでこの巻は期待してる方向に加速しはじめたのかなーってな感想もてるんで、ちょいと嬉しい。

2004/07/25

 カードの利用明細が来たのですが、やー見事に本代とタクシー代だけ。タクシーってのも残業で終バスのがして帰宅するときのだし。金使うヒマもないってことですかそうですか。

2004/07/24

 まだなおらないです。クーラーつけるとカラダつらいんですが、つけないと暑いわけで。あーもう。

「イエスタデイをうたって 4/冬目景」(bk1)
 なんか久しぶりだなーと思いつつ購入。で、この4巻、めっさラブコメしてるんで驚いたです。ハルちゃんの同級生とかリクオの元彼女とか脇キャラがいい味だしてます。んでこの二人、4巻ラストで物語からは降りちゃうんですが、その退場の仕方というのがなんかカッコイイのですよ。

2004/07/19

 風邪なおりませぬ。連休台無し。無念

2004/07/04

 夏風邪気味。頭が頭痛で痛い。

「東京赤ずきん 1/玉置勉強」(bk1)
 エログロバイオレンスでついでにロリでフリークスと大盤振舞なマンガ、よーやく単行本化。狼に食べられることでしか死ねない、自称10万と11歳の人外少女「赤ずきん」ちゃんは銃身切りつめたダブルバレルのショットガン片手に体を売ったり相手の男を殺して解体業者に売ったりついでに警官隊に撃たれまくって頭半分吹っ飛ばされたりドジ眼鏡っこ四本腕フリークスな殺し屋に内臓引っ張り出されちゃったりしつつも平気の平左で今日も狼さんを探し求めるのでしたー。……雑誌変わるのも仕方ないかも。でもせめてショタ狼さんと対決するくらいまでは続いてください。おねがいします。

2004/07/03

 病気ってことで、またひとり同じチームの人が休職に。
 養生してください……

「STAYリバース 双子座の女/西炯子」(bk1)
 シリーズ化してるのですな。めでたい。三冊目になる「リバース」では前々作「STAY」で脇役で出てた女の子刈川エリが主人公。そのときも頼れる相談役というキャラでしたが、今回もまた。もう一人の主人公は同じ高校に通ってる坂本清雅。清雅の抱える秘密(性同一性障害)に気づいて、認めてやって、カムアウトするまで導いてやるエリが、なんというか女なんだけど侠気あるなー。もちろん清雅(♂)の“女らしさ”ってのもよく描けてるし。作者はJUNE出身だそうですが、性差や同性愛がテーマになってるのに耽美に流れない視点は新鮮でした。
「鬼頭莫宏短編集 残暑/鬼頭莫宏」(bk1)
 7編収録の短編集。デビュー作っていう87年のと94年のは絵柄がちと違うけど、でも絵以外の作風は今と同じものがあります。というわけで7編どれも、死んだ人や過去が主題であったりするんで、全体とおして郷愁かきたてる一冊になってます。その中で一つ選ぶとしたら、近作ですが「パパの歌」。出産のために実家に戻る奥さんを夫が車で送っていくってだけなんですが、車中の二人のダイアローグとその“間”が、巧いのよ。

Copyright くわたろ 2004