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1998/11/29

 書き忘れましたがlain for Play StationのCMがムチャかっこいいです。中身でなくCMのことしか書けないのはPSに縁無き衆生っつーやつです。
 冷えますなあ。

1998/11/28

 十三話まで見た人間にとって、あらためて見直すとナカナカ面白い。serial experiments lain lif.01
 口だけのショットだと中学生とは思えない千砂ちゃんに始まって千砂ちゃんに終わる、layer:01「Weird」。玲音の最初の台詞、さあこれが玲音かレインかlainなのか(レインだろうけど列車内は某新世紀的に心象ってのも否定しきれない)。とまった電車の中にいる玲音が見る送電線から滴る血とか、列車に轢かれる少女のイメージ。これは英利の死に様に繋がるもの。
 「さいべりあ」という単語に、ついヒいてしまいそうになる、layer:02「Girls」。ここで一番キてるのは学校の廊下で玲音とすれ違う幻。これってlayer:01で電車に飛び込む少女と同じ顔。後の話で、ネットゲームの中で殺される女の子も確かこんな顔だったから、これが要するに死体っていう記号かな。
 全体通して送電線って繰り返し描かれていたけど、lif.01収録の二本とも最初っからそれがあって、そのシーンの低周波うなりがまるで「はやくワイヤードに来てー(丸文字)」とか囁いているような、そんな気分であります。
 あ、ウェザーブレイクへのつなぎ、入ってます。

1998/11/27

 lainのビデオ版、オープニングの最後の歩道橋の上、あれ反則やろ……。
 と、思っているのは私が放映分全部見た後だからか?

1998/11/26

 冬。
 ドリームキャストまで手を伸ばす余裕がない。
 Intron Depot2 も読みたい(見たい)のだが。
 冷えますなあ、最近。
 ただ、昼飯食べた店で、一万円で食券買った後に、お釣り取り忘れてませんか、と店員から九千円渡されたときは、別に損も得もしていない状態に戻っただけというのに、ちょいと暖かい気分。
 単純。
 
 あと、訂正。伽沙羅は餓沙羅の誤りにして何事の証にも非ず(間抜)。
 #だけど”餓”って、じゃあ何。

1998/11/24

 伽沙羅日記(遅)。
 フェイクの、TAの、サイズになってる研究所の通路の大きさには突っ込むのはさておき、いっちょクーデターやったろかいという集団の理念面が、牽強付会な勘違い復古主義というのは、どうも弱いと思うのだが。
 豪和さんたちにしろ特自(特務、だそうで、パワードール知ってる人は涙を以下略)の幕僚にしろ、そんなものはお題目と割り切るんでしょうけれど、それにしたって説得力が無い。刀に代表される精神主義は過去に存在しても、それが日本全体を律していた時期なんて存在しないんだから。
 とりあえず、2.26やってくれるんなら期待ですが。

1998/11/22

 「biosphere Label Sampler Plus」っていう、biospherから出てるミもフタも無いタイトルのコンピレーションだけど中身はいいですよ。(今更だったらすいません、単に去年出てたのを買わなかっただけ……)。
 その中で、特に二曲「蓄音機と無人島/JOKE VOX」と「桜のころ/ラブジョイ」、両方とも詞が鮮烈ですが方向がまるで逆。毒と薬というか。こういうのを一枚で聞けるのは嬉しいです。
 難点は、このCD、K2スーパーコーディングとかで、情報量20bitって謳っていて、いつもは御気楽ハッピーテクノをぐわんぐわんに鳴らしている私のイヤフォンではザラザラな音になってしまうという……いえ、まったくもって私が悪いんですが。

1998/11/20

 「アガルタ/松本嵩春」@あさりよしとおに安永航一郎の二人のクライムミステリー(笑)が同時に読めるのは何ヶ月続くのであろうかと嬉しいながらも少々不安なウルトラジャンプ
 姉妹だったのね……しかも三姉妹、はぅ。
 #北欧神話のアレやら運命を司るソレやら何で三人なんねん。
 すると先月号でフュージンスキの台詞の「失敗」云々はRAELの姉妹のこと、なのか。ウルスラが失敗後の姿だったら、う〜む。長女の能力も気になるよなー。
 何に成功失敗するのか、ですが、”作り出す”でなく”作り替える”なのかな。現時点ではRAELの変化は進行中らしいし。ずっと前にラザフォードが、薬物はダメだ、といっていたのはこの辺のことなのか。
 あ、姉妹っていえばジュジュのおねーさんです。激カワイイのです。だからしてビデオの終わる部分は尚更よろしいのです(外道)。

1998/11/18

 それよりもナゼに三時過ぎに起きていてふらふらコンビニ行くような生活パターンなのかを問題にするべきではあるが、夜風に吹かれる道すがら見上げてごらん夜の星を、十五分で二度も出逢った獅子座流星群、星の巡り合わせに感謝致しますわ。

1998/11/16

 WZねえ、ヴァージョン上がるのはいいけど、今更メーラー付けられても……。ニュースリーダーだけ使うかな、混乱しそうだけど。

1998/11/15

 なるほど某汎用人型決戦兵器とかぶるわけだ。さうんどおんりー、ではなくてですよ、フランカーです、フランカーが。
 てな感じのガサラキ。
 Su-37と輸送機から牽引されたTAとの撃ち合い。あえて言わせて頂くと、男だったら涙を流すべき状況(北沢大尉)、ってやつでしょう。アゴな絵はこの際無視(ぉぃ)。
 とはいえ空に散った勇士を慰むるに泣いてばかりもいられない。
 インターセプトに上がった二機に課せられたのは、特自輸送機に対する退去勧告、従わなければ撃墜、ではなかったはず。何がなんでも強制着陸させろ、という感じだったんでしょうな。でないと人工筋肉(この単語で、パワードール知ってる人は涙を流すべき以下省略)奪還出来ませんから。だからエンジン一つづつ潰していたわけで。
 んで、突然、カーゴが開いて、宙づりフォーカス1出現。双方バルカン砲で撃ち合うという、涙を流(以下略)。その結果、Su-37の一機は撃墜、もう一機は航過。そして再度、輸送機の後方へ、つまりフォーカス1の攻撃可能範囲へ入ってしまうんですな。
 少なくとも翼端にミサイル積んでたから、だからAA-11は持っていたんでしょうから、Su-37のパイロットとしてはそのレンジまで離れて攻撃すれば撃墜は出来たでしょうに、宙づりTAなどという卑怯千万な手を使う輸送機を、空中で破壊せずにあくまで強制着陸させようという、あーなんとゆーか、戦空の魂(違)。
まさに男だったら涙を流(略)

1998/11/14

 なんとなく「遙かなり神々の座/谷甲州」を読み返して、今更ながら”捕虜”とかいう題で書いた文章の稚拙さに七転八倒。

1998/11/13

 そしてNC4.5[ja]。
 もう誰も愛さない。
 ってゆーか、せめてline-heightくらいちゃんとやれ。

1998/11/11

 パペットとタイプして操り人形と変換してくれないWnn6は心拍数が足りないに違いないが、さりとてそんな辞書は使いたくない。ともかくガサラキ。
 TAって、鈍重とまでは行かなくても、何やら動きに軽快さが感じられない絵のような気がする。そこがいいとは思っていますが。
 では、TAの出ないガサラキは?
 神殿の二人、もうちょっともったいつけた芝居でも良かったんじゃないかなあ。日本語で話してるんだし(ぉぃ)。
  
かほる大尉に萌え萌えな第一七七特務大隊臨時大隊長殿
 救出作戦成功おめでとう。以後、予定されている任務は、これに比べれば平易。予め戦捷を祝す。

1998/11/09

 そういえばと、去年見に行ったキャパの写真展で買ったブックレットをめくってみると、ありました。オマハビーチ。首から上だけ波間に出して、障害物の中を泳いでいる兵士の写真、舟艇の上から撮ったんでしょうか。膝くらいの海水を掻き分けて進む後ろ姿、この時はキャパも飛び込んでいたのか。トーチカの写真。さすがに銃眼から火は出ていないけれど、死体はまだ横にある。
 モノクロ写真、当たり前だけど色が抜け落ちている。その他にも多分いろんな情報が、現場を体験した人間に比べて写真を見るだけという人間には欠落するんでしょう。
 で、写真に切り取ったときに逆に付け加わるものもある。
 そして写真から何を見るか、それは見る人ひとりひとり、違ってくる。
 その違いが、特に対立の最大級の暴力的表現である戦争を扱った写真の場合、時々怖くなるくらいに大きいことも、ある。
 これ以上は書く気がしないので、ここで終り。すみませんです。

1998/11/08

 「プライヴェート・ライアン」、既に人がまばらだったのは、何故。
 それはともかく、これから見ようという方、なるだけ音響のよさげなハコに行ってくださいね。その価値アリの映画です。皿饂飩で四方からつつかれ状態だと、より楽しめます。殴りかかるような音の連続、銃声、砲声、重戦車の地響き、そして、無音。至近弾で遠くなった耳がゆっくりと戻っていく……、いや、なんとも。タイガー登場の場面も、さんざんエンジン音でひっぱっています。歩兵の運命の哀れを詠う唸りです(なんだそれわ)。
 強く惹かれたのは、文書係の伍長アパム。
 戦闘経験ゼロの彼が、フランス語とドイツ語が出来るというだけで、急遽転属して二等兵捜索の一行に加わる。戦闘での期待はされない。一行が捕虜を得た時には、回りとの温度差が色濃く出てしまう。そんな中で次第に打ち解けていき、そして最後の橋での戦闘。
 むごく、悲しいです。生き残ったアパムが銃を下げてたたずんでいる姿は。

1998/11/04

 「ナイアガラドロップ」戦訓>正当正義となっちゃったら、もう、ここは一つ覚悟を完了して、メンタルバースト、心拍数三百突破、ガサラの舞は嵬の嵬たる証とて、精密射撃を、れっつくりっく。第一七七特務大隊臨時大隊長殿
  
 地勢の有効利用が肝要と思われる。
 橋梁以外での渡河は不可能である。橋梁以北で部隊を二分しての迎撃を勧める。
 川の西側(以下、西岸)では、高地が川へせり出している箇所を右端として、等高線沿いに部隊を展開。その際、平地よりも一段以上高い地点を選ぶこと。こうすることで、樹木が射線の障害となることは回避可能。そして長射程の武装により、一層その利点を活用できる。APの高い隊員(e.g.バンダナ女)に105mmを二つ装備させることも検討されたし。また高所ゆえ、索敵にも有利である。
 東岸は敵攻勢も熾烈、困難が予想される。街道を南下する車両(PLDはその限りではない)は移動APが1であるから、突破されては捕捉不可能。確実に殲滅すること。布陣には、例えば、街道屈曲点の両側の森林の縁は如何。ここは街道には射線が通じ、かつ樹木による隠蔽が期待できる。索敵型のみは、そこよりやや北東の台地の端に配置することで、街道の広範囲を索敵可能。ただし、背後山頂方向よりの敵PLDには充分注意されたし。護衛に強襲型を付すも一案。
 編成、武装について。東西両部隊には必ず索敵型を一機含めること。また東部隊では街道方面以外に山頂からの敵攻勢もありうるので、自らが必ず高所に位置して交戦出来るとは限らない。ミサイル装備は、その際有効であろう。
 部隊間の降下に時間差をつけては不利。第一降下で全機投入すべし。それにより、妨害を受けること無く、任意の位置に降下可能である。
 東西にそれぞれ四〜六機。残りの隊員は全て支援車両要員に。なお、支援車両に指示する砲撃地点は、敵の“通過”が予想される箇所。東岸であれば街道上、西岸であれば平地の狭くなっている地点である。
 この二地点を索敵可能範囲とするためにも、橋梁以南での布陣は避けられたし。

1998/11/02

 防砂は大切、うむ。
 遭遇戦、ではないな。双方TA(フェイク)を出してくると判っての戦闘をやってくださいましたガサラキ。ブレードだのアンカーだの、もう、うふふふふふふ(嬉涙)。
 だけど、迎撃側のアドバンテージが感じられなかったのはどういうわけだろう。ミハルが強いってのはわかるが……。
 #あと、どうやって回収した?

1998/11/01

 OURSの十二月号、素晴らしいコストパフォーマンスです。マジで。
 「スタンダードブルー/宇河弘樹」完結しました。王道、正統派のジュヴナイルって感じです。絵に騙されてはいけない(騙されてた……)。「トライガン−マキシマム−/内藤泰弘」一コマだけ出てたので次はザジだと勝手に思ってたけど、レオノフでした。ヴァッシュへのイジメ方がえぐくてよろしい。「ジオブリーダーズ/伊藤明弘」眼鏡をとると実は、っていうかとらなくても入江さんの大蔵省モードは炸裂。「肩幅の未来/やまむらはじめ」無邪気に振る舞う女の子の心の裏側が切ないです。あと、室内シーンで使う広角レンズはいいなあ。そして「OUTER PILOT/大石まさる」はうっ。ジョン・グレンですぅ。はう。


Copyright くわたろ 1998