去年に引き続いてのアリガチな題。その結果はここのページの客層を窺い知る一助になる、かも、しれませぬ。
以下は 2000年12月21日 から 2001年1月12日 までの発言から抜粋。ログでは vol. 26 から vol. 27 に相当します。
投稿日 12月21日(木)12時22分 投稿者 獅子の心臓
では不祥わたくしめが。件数が少ないのは厳選したということではなく、もともと見聞体験が少ないだけでして。
冬 「痕」 ゲーム
いきなり年初から何やってんだってカンジですが、某同人ゲームの影響。長女様に萌え燃え。
自分も人生の最期は千鶴さんに殺されたいなぁ、と憧れちゃったり。
春 「ONE」 ゲーム
己の「絆」の無さをしみじみと再認識してヘコんでしまった一作。キャラ萌えは盲のみさき先輩、シナリオ泣きは問題児(?)の繭。
後腐れなく「消える」最期に、クールな魅力も感じちゃったり。
夏 「イース2エターナル」 ゲーム
リメイクもの。懐かしさとアレンジ具合を堪能しました。新作として楽しめるものなのかは、自分には分からないけど。
秋 「人狼」 アニメ映画
久々に「映画館で見て良かった」と実感した映画。ストーリも(押井系にしては)わかりやすいし、音楽やサウンドも雰囲気満点。
痛みの自覚も(恐らく)ない瞬間的な死に思いを馳せちゃったり。
無差別 異国 リアルワールド
………なんでオレが海外出張?(涙)
総括:もっと前向きに生きなさい(ォ
投稿日 12月22日(金)11時00分 投稿者 相田紘一
読んだもの
ジョン・ル=カレ「スマイリー3部作」
落日の大英帝国と老境のスマイリーを重ね合わせてそのうら寂しさにしんみり。
様々な障害により何度も何度も躓かされるスマイリーの不屈の精神力と行動力、執念と義務感には脱帽ですが、それをもってしても贖われないものがある、と言うオチがやるせなかったり。だがそこがいい。
ジェイムズ・エルロイ「ブラック・ダリア」
50年代LAの栄華と暗黒の中で、素敵なサムシングのある刑事が偏執的に犯罪の真相を突き詰めていくってのはエルロイの常套パターンなのですが、取りあえず熱いです。
正義も栄光もない、ただ自分の盲目的な「〜しなければならない」と言う情動に突き動かされてあるいは破滅し或いは救済される男達。
今は「LAコンフィデンシャル」下巻を探してたりします。
デヴィッド・ハルバースタム「ベスト・アンド・ブライテスト」
ケネディ・ボーイズとベトナム戦争。最も優れていた人々が何故アメリカをアレな戦争に追い込んでいったかというお話。
世界が合理的であると信じ、理性によりそれを制御出来ると判断した結果、現実のベトナムとは全く違うベトナム像を作りだし、それに従って合理的な作戦を展開し、泥沼にはまっていく彼等の姿はひどく切なかったり。
押井守「獣たちの夜」
BLOODの小説版なんですが、なんというかストーリーより人間論の方が興味深かったりしました、つーかストーリーって添え物だし。
見たもの
デヴィッド・フィンチャー「ファイト・クラブ」
今年最高のブラック・コメディ映画でしたトヨ。単純明快な暴力・肉体信仰を一ひねりした形で演出。ついでにパンクでアナーキー。ストレス溜まってる人は是非見て欲しいですね。
押井守/沖浦啓之「人狼」
しがらみや業の深さが前面に出た、とてつもなく日本的な映画なんだけど、台詞回しはロジカルだったりするので、不思議と硬質で暗色の世界が浮かび上がるのでありました。
投稿日 12月31日(日)23時15分 投稿者 くわたろ
いいだしっぺが書いてなくてすんません(汗)
で、どーゆーセレクトにしようかと三分ばかり考えた末に思いついたのが(コラ)、「タイミング外して日記で書きそびれちゃったけど面白かったにはちがいない・べすと5」
「敷居の住人/志村貴子」(漫画)
コミックビームで連載中。
でてくるヒトが、スタイルとかポーズとかいちいちカッコいいんでシビレます。そろそろキャラが多くなって単行本で通読しないと人間関係わかりづらいのが難といえば難ですが、でもミドリちゃん(♂)の煮詰まりっぷりを味わうためにも、未読の方にはゼヒ一気読みをすすめたいです。
「魅惑のビーム/こがわみさき」(漫画)
ステンシル掲載分をまとめた短編集。
表紙のめがねさんがスバラシスギて買ってしまったのですが、アタリでした。学園モノで恋愛モノってなくくりになるんでしょうけれど、ぜんぜん芝居くさくない、なんというか初々しさすら感じさせる登場人物がよさげです。つまりはよく作り込んであるということの証拠でもあるのですが。
「敵対水域/ピーター・ハクソーゼン イーゴリ・クルジン R・アラン・ホワイト [訳]三宅真理」(小説)
冷戦期、カリブ海で発生したソ連原潜事故のドキュメント。
感想は次のヒトコトにつきます。
ウーラー、艦長同志ブリタノフ。
「極大射程/スティーヴン・ハンター [訳]佐藤和彦」(小説)
読んでみて世評の高さに見合う内容だってのを確認しました。やっぱし面白いですわ、これ。スワガーとメンフィス、この対照的なスナイパーを設定した作者の構想力に脱帽。
「POWER DoLLS 4/(株)工画堂スタジオ」(PCゲーム)
3はシステム的に相当アレでしたけど、4ではだいぶ改善されてます。むしろHarpoonヤローにとっては慣れ親しんだ擬似リアルタイム制に近づいたといえるかも。あと、敵の思考ルーチンも強くなってるのが○。
ただしシナリオ設定や細部の考証はあいかわらず穴が多いです。もっともそこらへんはPDシリーズのファンとしては思い入れで補完してしまったり(コラ)
投稿日 1月9日(火)15時33分 投稿者 齊藤りゅう
Web Page http://www.imasy.or.jp/‾ryu1
大変おひさしぶりでございます。
というわけで、遅ればせながら2000年度自分的五傑というか、印象に残ったモノというか。
・小説
「遙か南へ」ロバート・R・マキャモン 文春文庫
「猫の地球儀(焔の章)(幽の章)」秋山瑞人 電撃文庫
「ダブルブリットI〜IV」中村恵理加 電撃文庫
「タイムライン(上)(下)」マイクル・クライトン 早川書房
「さらば長き眠り」原寮 ハヤカワ文庫JA
・絵モノ
「ハネムーンサラダ 1〜2」二宮ひかる 白泉社
「じゃじゃ馬グルーミンUP 21〜26」ゆうきまさみ 小学館
「モンスター 13〜15」浦沢直樹 小学館
「超鉄大帝テスラ(上)(下)」大野安之/大塚英志 角川書店
「精霊伝説ヒューディー 2」大野安之 角川書店
・動き絵モノ
不作でした(涙)
よって、該当無し。
・映画
「アイアン・ジャイアント」しか見なかったなぁ。
投稿日 1月12日(金)21時52分 投稿者 kuya
おひさしぶりでございます。
実は、今「ダンサー〜」を観てきたばかりだったりします。
・・・ふぅ。
年末年始は石垣島(沖縄)でお魚になっていました。
でも31日は、天候不良で潜れずに朝から飲んでいましたが。
まぁ、正月の沖縄なんで覚悟はしていましたがね・・・(涙)
読んだ「蟲師」「あずまんが大王」
見た「TORICK」「今そこにいる僕」
聴いた「KID−A」radiohead
「boxxx」電気グルーヴ
「loversrock]シャーデー
今、思い出せるのはこんな感じです。
去年は全然観ていないし・・・。
あとテレビの「ゾイド」はメカの動きがおもしろかったです。
っていうか「3D→2D塗り」っていうのはこれからどんどん増えて
いくんだろうなぁって感じで。