hp】workstation i2000 を買ってしまいました。


2002年7月27日(土) 夕方
何気なく寄った中古屋の床に、それは、置かれていた。
付属品一切なし、ジャンク、返品不可。それでいて○○万円。
ふ〜ん。Itaniumかぁ。

同日 深夜
「Itanium」「hp workstation i2000」をキーにWebを検索しまくった。

2002年7月28日(日) 朝
朝一番で現金を用意し、開店と同時に価格交渉するも、ぜんぜんダメ。
「この値段で買う人はいくらでもいる」と店側は強気だ。
その間も、次々とi2000のフロントパネルを開けて中を見ては去る人、多数。
電話で相談すると、やめておけと言いつつ、買えと煽る人々。
散々交渉した結果、1ヶ月以内の返品可を引き出すことに成功。
気がついたら、この値段で買う人になっていた。

hp】workstation i2000 仕様

CPUIntel Itanium(Merced) 733MHzシングル (L1キャッシュ16KB+16KB/L2キャッシュ96KB/L3キャッシュ2MB)
マザーボードIntel W460GXBS2 "Big Sur"
メモリPC100 SDRAM 256MBx4枚=1GB (最大構成時は1GBx16枚=16GB)
ビデオnVIDIA Quadro2 Pro (DDR 64MB)
拡張スロット66MHz/64bit/3.3Vフルサイズ5本、33MHz/64bit/5Vフルサイズ2本、AGPpro-110 1本
ストレージLS-120/240 SuperDisk、DVD-ROM、 Ultra160 SCSI 18GB(10,000rpm)
I/O100BASE-TX、PS/2キーボード、PS/2マウス、シリアル、USB前面2背面2、オーディオ
冷却ファン合計8個(最大構成時は10個)
電源デルタ製WTX 800W
重量38.1kg (最大構成時50.3kg)



では、ゆっくりご覧ください。


■分解編
■Windows編
■Linux編
■FreeBSD編
■ベンチマーク編(暫定)




◎最近の状況◎

GENOでItanium 800MHz L3キャッシュ4MBを買いました。5980円x2個。
SL4LQ
ヒートシンクがついていません。また、オマケだったPowerPodは48V入力でした。(i2000では12V入力のものが必要です。)

■秋葉原のじゃんぱらで、Itanium 733MHz L3キャッシュ2MB ヒートシンク付き未開封品を買いました。2980円。
QBF1 ES
ヒートシンクが欲しかったので、くっついているCPUはどうでもよかったのですが、謎のES品でした。

12V入力のPowerPodが手に入れば、733MHz(L3=2MB)シングルから、800MHz(L3=4MB)デュアルになります!

■メモリ増設しました。
PC100 ECC Registered DIMM 512MBを8枚投入。合計5GBになりました。

■懲りずにまたメモリ増設しました。
PC100 ECC Registered DIMM 512MBを4枚投入。合計7GBになりました。
これで、16本のDIMMスロットが全て埋まりました。

■すっかり停滞しております。
なにしろ動作音が大きくてですね・・・

■夏です。動作音が轟音です。
CPUまわりのファンの写真を取ってみました。

■電脳ぺんぎん氏が
Itanium2 900MHz搭載の【hp】workstation zx2000 を導入された。
→電脳ぺんぎん氏のWebへ

■増設用PowerPodを取り寄せ依頼してしました。
アメリカから持ってくるので納期は3週間くらいとのこと。
ただでさえ発熱と動作音が激しくて電源入れる気がしてないのに、 CPUをdualにして消費電力が130W増加したら・・・。馬鹿だ>漏れ。
たぶん、漏れがdualにして喜んでる頃には、某氏は最初からdualのi2000を入手してるだろうし(T_T)

■早まるな〜
NVRAMに入ってる起動メニュー等を初期化しても、EFIパーティション内のOS起動プログラム(拡張子.efi)を見つけて再登録すれば復活するのに・・・。
ちなみに私は、NVRAM初期化して、CPUのクロックが533MHzに初期化されてしまったことがありまつ。あの時は焦ったヨ。

■Itanium2のIA-32実行は速い?
hp】の資料によると、Itanium2のIA-32エンジンは300MHzのPentium Pro相当が期待できるらしい。
それくらいの性能があれば、メインマシンにもできなくもない。zx2000が欲しくなってきた今日このごろ。

■PowerPod分解
i2000用のPowerPod早く来ないかな〜、ということで、サーバ用の48VのPowerPodを分解してみました。改造して12V入力に・・・なんて考えてはいけない。

■増設用PowerPod請求書来た〜 なぜか速達で
消費税込み72,450円。米国内のhp parts shopの価格910ドルに比べて安い!!!。
hp】は、とてもユーザ思いの会社なんだと感動しました。
さっそく振り込んで、あとは商品の到着を待つばかり。はやくdualにしたいよ〜
でも消費電力130W+α増加で、電気代と暑さが・・・
あと、リアのファンを1個から3個に増やしてやらなきゃなりません。
んが、秋葉原ではデルタのAFB0812SHを見つけられず。再チャレンジあるのみ

■増設用PowerPod届きました!!

アメリカの香りが・・・しません。アメリカの倉庫に眠ってただけで、台湾製です。
Deltaのシリアル番号の末尾が01だったり、【hp】のシリアル番号が27番と若い。
あとはCPU固定用のナットです。
順当な話なんですが、【hp】さんでは、ナットだけの提供はできない、とのことで。そりゃそうですよね。
あー、排気ファンも増設しなきゃだ。

/.Jに晒された
名誉なことです。

■またヤフオクに【hp】zx2000が出品されてます。
さくっと24万使えない(T_T)ので、あきらめました。

■クランプメーター
非接触でAC電圧やAC電流を測れる道具です。
以前にi2000を測ったら、280VAでした。
この度、DC電流も測れるクランプメータを父から譲ってもらったので、
Itaniumが本当に130Wも食っているのか、検証できます・・・と思ったら、電源からPowerPodへの配線は全部ツイストしてあります。これじゃぁ漏れ電流しかわからん。
ということで、PowerPodの延長コードを作るべく、秋葉原にパーツを買いに行ってきます。

■Itanium 800MHz(L3 4MB)デュアルに!
増設作業してデュアルにしました。
i2000本体の重量の重いことといったらもう・・・

Windows 2003 Serverで、ログオンしてアイドル状態の消費電力が、
シングル 300W → デュアル 380W となりました。
(今回から測定は、ワットチェッカーを使用してますが、i2000の電源はPFC搭載で力率がほぼ99%〜100%なので、クランプメータで測定してた頃のVAと直接比較して良いです。)
ちなみにRedHat Linux 7.2では、アイドル時400W、姫野ベンチ(サイズL)1プロセスで450W、 2プロセスで480W。
(※姫野ベンチのサイズSだと、1プロセスで430W。20Wはメモリアクセスによるものと思われる。)
動作音は静かになりました。8cmの4,000rpmファンを追加したにもかかわらず。
これは、CPU2の場所を塞いでいた板を撤去して、エアフローがキレイになったから、だと思われます。

IA32だと、シングルからデュアルにすると、HALを差し替える必要がありますが、
IA64では、その必要はないようです。何もしなくても、デュアルを認識して動きました
(※Windows 2003 Serverは、IA64にしかインストールしたことがないので、要検証。IA32でも、HALの差し替えが不要かもしれないので。)

■意外と重くない
Windowsで、画面描画が重いと思っていたが、それは間違いだった。
Serverなので安定側のチューニングで、アクセラレーションがなしになっていた。 最大にしたところ、普通の描画スピードになりました。

■2つのWindows XP
どうやら、64ビット版のWindows XP Professionalには、RTM版が2つあるらしい。
一つは、ビルド2600で、32ビット版のWindows XPに相当するもの。これはMSDN契約期間中に入手できた。
もう一つは、ビルド3790で、Windows 2003 Serverのワークステーション版で、 2003 Professionalというらしい。これはMSDN契約期間が切れたので、入手できていないし、入手できるのかも確かめていない。

■ターゲット変更
Itanium2マシン2台でエロゲーされる方には勝てないので、すごすご と引退しようかと。
とりあえず、Tiger MPのページを作りはじめてみたりして。


E-mail: yokase@din.or.jp (@を半角にしてください。)