6合目〜7合目 (IT’S A SMALL WORLD!! 世界はやっぱり狭い!!)

6合目着 10:30 標高2700m 気温20度 湿度46% 6合目発 11:00

まだまだ先は長いけど・・・やっとの思いで6合目に到着! 山頂は駐車場から見た感じとほとんど変わってなく、いけどもいけども山頂に近づいている実感がわいてきません。6合目で休んでいると、お母さんを呼ぶ声がして、ふと見るとなんとわたしの同級生の池谷さんのお母さんではないですか。聞けば、息子さん(この子も東小で、わたしのお兄ちゃんと同じ3年生)がボーイスカウトのツアーで日帰り登山をしているのに同行しているとの事で、なんとまあ、同じ日に、同じ登山口で、同じ時間に、同じ所で休憩していて会うなんて、なんて世界は狭いのでしょう。

6合目瀬戸館前にて 6合目には瀬戸館という山小屋があり、結構古い建物で、トイレ(有料、1回100円)も息を止めて入る感じでした。今回の登山では山小屋に泊まる予定はなく、あまり興味深くは観察しませんでしたが、ざっと中をのぞき見た感じは、非常に古くあまり清潔とは言えない感じでした。いろいろなホームページでも山小屋の事が書いてありましたが、これまで良い内容はあまり見当たらず、ことさら我慢してとか、仕方なく泊まったとか、外よりましな程度、非常に不親切。などなど、ためしに泊まってみようとも思わない内容ばかりでしたので、正直あまり良い印象は持っていませんでした。だから、実際に山小屋を見た時も、「こんなとこには泊まりたくない」と思って、見ていました。

6合目まで(たっぷり)時間をかけてのぼってきましたので、皆意外と休息充分で6合目では30分休憩しただけで出発しました。相変わらず、天気は雲ひとつない快晴で、周りの植物は、ところどころに群生している高山植物ばかりでしたので、日差しを避けることも出来ず、一時的に回復した体力も、6合目をでてまもなく、また疲れや睡魔との戦いとなり、6合目半あたりでは、再び休み休み進む状態でした。(予定では今ごろ山頂のはずなのに・・・)

それでも、なんとか(非常に時間はかかりましたが)7合目まで着きました。みんなかなりバテていてあっと言う間に雲の中・・・、7合目でレジャーシートを引いて、横になりました。お母さん以外はすぐに眠ってしまい、結局3時半まで、ぐっすり寝てしまいました。特にわたしは、なかなか起きれず、このまま翌朝まで寝てしまうのではと思うほど爆睡しました。

3時間近くも寝た割には、疲れは取れず、かえってダルさが残る感じでした。また、さっきまで快晴だったのに、あっという間に下方から曇ってきて、7合目までガスがあがってきました。風も少し吹くようになり、強い日差しはなくなったものの今度は次第に風と寒さに苦しめられるのでした。

7合目着 12:50 標高3000m 気温20度 湿度40% 7合目発 15:30

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