やさい通信
1999年12月16日(木)福富りえ子


八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  館町の田中さん  
 小比企町の鈴木さん 
 小比企町の小杉さん 
春菊
三浦大根
ごぼう
キャベツ
ほうれん草

ごぼう


 食物繊維が豊富で、ミネラルも多く含まれています。ごぼうを食糧にしているのは、世界で唯一日本と台湾だけです。炭水化物の一種イヌリンと繊維質のセルロースが、腸を掃除し、腎臓機能を高めると言われています。近年ヘルシー野菜として人気沸騰中です。低カロリーなので、ダイエット食品としてもてはやされています。

 ごぼうは、泥付きの方が鮮度が保ちやすいので、そのまま新聞紙に包んで冷暗所に置くか、土をかぶせておけば、長く保存できます。

ごぼうは、皮目に香や旨味が集中しています、皮をむいては旨味が逃げてしまいます。表面をタワシデ洗い包丁の背でこそげるように皮を取り除いてください。切り口が、空気にふれると変色するので、10分から20分程度水にさらしてあく抜きをします。

 生で食べることがないので、サラダやあえ物にする場合でも必ずゆでます。酢を落としてゆでるときれいにゆで上がります。煮物にする場合でも下ゆでするとアクが抜けて、味もしみやすくなります。

高温障害


 この頃やや冬らしく冷えてきましたが、秋から高温状態が続いていました。野菜も成育が早くなっています。鈴木さんの大根の真ん中に穴が開いていたと連絡を受けましたので、鈴木さんに知らせました。高温で、急激に成長したので、穴が開いたという事でした。小比企の他の生産者の所では、すが入って食べられない状況だそうです。鈴木さんのはすは入らなかったものの、穴が開いてしまいました。私のも真ん中が穴空きでした。ふろふき大根にしましたが、穴あきふろふき大根でした。穴が開いていても連絡くださらなかった方もいらっしゃるかと思います。そんな事情ですいません。
日本バイエルアグロケム


 12月11日、「水銀等の化学物質が、体に与える影響とは?」「日本バイエルアグロケム八王子、水銀土壌処理プラントについて」というテーマで、東京都消費者啓発員の里見けい子さんと、反農薬東京グループの辻万千子さんが講師になり学習会を開きました。ご参加くださった方をはじめご心配頂いた皆様、ありがとうございました。

 40数名の方が、参加くださいました。無機水銀だからといってけして安心は、出来ない。熱をかけて土壌を処理することにより、化学物質が変化していく、早急にプラントをストップしなければならないというのが、まとめです。安全より命より優先するものが、あるなんて絶対に変です。24日に八王子市の環境保全の担当者と交渉を予定しています。参加くださる方は連絡ください。