| やさい通信
1999年12月9日(木)福富りえ子
|
|
本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
館町の田中さん | 小比企町の鈴木さん | 小比企町の小杉さん |
白菜(半分)
小松菜 |
かぶ
レタス
ラディシュ | ネギ |
鈴木さんおすすめのかぶ
今年は、かぶがおいしい。是非とも召し上がっていただきたいとおすすめのかぶです。
かぶの古名は、あおな、かぶらな、と言われてました。葉を重視した野菜だったのです。無農薬ですので葉も安心して使えます。漬け物やジャコと炒め煮したりご利用ください。
レタスとラディシュ
サラダ用に月並みにレタスとラディシュを組み合わせました。自然の赤ピンクで食卓を華やかに演出ください。レタスは出始めより美味しくなってます。レタスをサラダにするときは、氷水につけてシャキットさせます。乾いたふきんに包んで、強く振ってふきんに水を吸いとらせると水切りがよくできます。ラディシュの葉もサラダのアクセントにしたり酢の物にしたり使い方で充分食べられます。
ねぎ
風邪には「ねぎ」と昔から言われています。風邪が流行っているようです。それも戻してしまう風邪だそうです。大変ですね。ねぎが身体を温め、風邪に効くそうです。ねぎの薬効は科学的にも根拠があるようで、揮発性の硫化アリルがが強い刺激となって、消化液の分泌を促し、ビタミンB1の吸収を助け、内蔵の働きを活発にして血行をよくするそうです。体の余分な水分や老廃物を排除して血液の浄化にも役に立つそうです。
ねぎの白い部分としょうがのみじん切りを水に入れて、10分ほど煮立たせて、その汁を飲むと喉の痛みが取れ、熱を下げると言われています。いかがなものでしょうか。
日本バイエルアグロケム
毎回書いています。農薬工場跡地の土壌処理に伴う健康被害について、環境新聞によりますと、「水銀が犯人とは断定できない。もっと危険な有機リン系の可能性がある」と大妻女子大学の寺井教授は指摘する。日本特殊農薬はDDTが禁止されてから、東京湾の夢の島に撒くために大量の有機リン系農薬を製造していた。年間1100トン以上製造していた。とあります。水銀だけではなく有機リン汚染や何に汚染されているか、実態は明らかにされていません。複合汚染が心配です。
引き続き環境新聞によりますと、バイエル側は都の環境保全局へ出向いている。バイエル側は「工場と隣接してJRが走っている。電車が引き起こす風で水蒸気となった水銀が瞬間的に冷却され固形に近い形で周囲に飛び散る可能性がある。今プロジェクト計画を止めないと大変なことになると、八王子市に掛け合って欲しい」と懇願した。
配管がずれて水銀が流れ出したというが、大気中の水銀は、雨が降ったとしてもせいぜい50センチ程度しかいかない。なぜバイエルは20メートル深くまで土壌を掘る必要があるのだろう。
これが真実だとしたら最初から危険が分かっていてプラント稼動を許可した八王子市はなんなんでしょう。水銀処理プラントと言って実は、有機リン処理施設なんでしょうか。疑問は膨らむばかりです。