| やさい通信
1999年12月2日(木)福富りえ子
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本日の「私のやさい畑」は、下記の５品目です。
館町の田中さん | 小比企町の鈴木さん | 小比企町の小杉さん |
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白菜（半分）
チンゲン菜 |
大根
ほうれん草
又は小松菜 |
みぶ菜
又はブロッコリー |
白菜
近年白菜の需要が減っていますが、漬け物、なべ物、炒め物、クリーム煮、スープ、サラダ、と何でもござれの冬野菜です。大いに召し上がってください。煮浸しや炒め物に使う場合は、葉と軸とを切り分けます。１枚ずつはがした葉を内側を上にして置き、軸に添ってＶ字に包丁を入れ、葉と軸を切り分けます。軸は外側を上に置き、包丁を寝かせてそぎ切りにすると、火が通りやすくなり煮物に合います。縦に細切りにすると、シャキシャキ感が残り、あえ物に向いています。葉は軸に合わせて切ります。水気が多い野菜なので煮るときは、味をやや濃いめにつけます。
みぶ菜
土鍋にだし汁、しょうゆ、酒、を入れ煮立たせます。牛肉、鴨肉などとみぶ菜を少しずつ入れ、さっと火を通します。ポン酢などに汁ごとつけて食べます。みぶ菜は、シャキシャキした歯ごたえが残るように長めに切って、さっと火を通して、アツアツでどうぞ。ぶぅふぅうぅやハーブボークのしゃぶしゃぶカットで召し上がってみてください。牛肉にひけをとりません。
チンゲン菜（青梗菜）
ビタミンＣ、カロチン、ミネラルが豊富です。炒め物にむき、油と一緒に取りますと栄養の吸収が高まります。中国菜の需要はグルメ志向で全国的に伸びています。
大根の皮
大根の皮をベランダに干して、自家製干し大根を作っていますと狭間町の垣内さんから「おたより」いただきました。さぞかし美味しいことでしょう。さすがですね。真似したいですね。にんじんや大根など皮をむかなくともタワシで洗っただけできれいだし、たとえ大根の皮をむいても切り干し大根を作りますとおっしゃっています。
ブロッコリーも茎のところを短冊に切り、ごま、ちりめんじゃこなどを入れてごま油等で炒めてキンピラ風にしているそうです。命を大切にするってこういうことだと教えられました。垣内さん、また違う野菜など一般的に捨ててしまっているところの利用方法などご存知でしたら、是非教えてください。
日本バイエルアグロケム公害問題市民ネットワーク
並木町の日本バイエルアグロケムの土壌処理に伴う被害等の問題について、関係各者が集まり市民ネットワークを結成しました。ご参加くださる方は、連絡ください。
11月22日付けでNBA八王子プロジェクトの名でご近隣各位宛の文章が出されました。全文は載せられませんが、以下要約です。プロジェクトに関する報道があった。市民団体が独自に周辺の土壌の分析を行い、環境庁に対し、プラントの停止を要請している。水銀汚染土壌は熱処理され、うんぬんかんぬんきれいな空気となり排出されています。粉塵の飛散も考えれれないし、汚染の敷地外への拡散も考えられないという項目には、「こんなのおお嘘ですよ」の声が市民ネットワークの集まりで発せられました。
だんだん分かってきた事は、水銀だけが問題でないということです。農薬を作っていたわけですから複数の化学物質汚染が考えられます。何が飛散しているのか詳しいことが何も分からないまま健康被害が進んでいることです。水銀は土壌に入ると安定してしまい地表50センチ程度の所でとまってしまうそうです。今回20メートル深くまで掘って除去作業をしている理由は不可解です。水銀だけではなく、問題はとてつもなく大きいのです。
今後も学習会を重ね、行政に真相解明を会社に操業の停止を要求していきます。